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寝子島高校
運気UP!? あやかり待ち受け! 幸運の猫を探せ!
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寝子島高校に、放課後を告げる鐘が鳴る。
「よしっ!」
椿 美咲紀
は元気良く立ち上がるとカバンを掴み、教室を後にした。
美咲紀が携帯の待ち受けにすると幸運が訪れるという「錦鯉模様の三毛猫」を目撃したのは今朝の事だった。
その時は写真に撮る機会を逃したが、運勢が絶好調の今日ならば、きっともう一度会えるはず!
そう信じた美咲紀は、猫を見かけた住宅街へと急いだ。
廊下の角を曲がった途端、ぼいんっと美咲紀は何かにぶつかって転んでしまった。
「いたた…」
「ごめんなさい! 大丈夫ですか?」
2年の
三善 陽奈
が転んだ美咲紀を大慌てで助け起こした。
「あ、へーきです、いつものことだし! っていうより、私の方がぶつかったんだし!」
笑顔で応える美咲紀に陽奈もほっとする。
「でも、怪我していると大変ですから、念の為、一緒に保健室に行きましょう」
心配する陽奈の申し出を、美咲紀は慌てて辞退した。
「大丈夫です! 今日の私は上半期最高の運勢ですから!」
「運勢?」
美咲紀は陽奈に今朝の占いから幸運の猫についてまでを熱く語った。
「それで、思うわけですよ。幸運は皆でシェアしなくっちゃって! そうだ、せっかくだし、一緒に探しませんか?」
花が咲いたような笑顔を見せる美咲紀につられて陽奈も笑顔になる。人の笑顔が見られるのは、やはり嬉しいものだと思いながら、陽奈は頷いた。
「そうですね。転ばせてしまったお詫びも兼ねて、私も一緒に探します」
2人は猫を探す為、揃って学校をあとにした。
住宅街では、幸運の三毛猫の噂を知った
小山内 海
がいつものスケッチブックと携帯を手に猫を探していたが、可愛さのあまり別の猫まで写メに撮ってしまうのでなかなか捗らないでいる。
「よう、小山内。何しているんだ?」
突然声を掛けられた海が振り返ると、
御剣 刀
がいた。
『びっくりした!』
海はスケッチブックに書いた文字を差し出した。幼い頃に病気で声を失って以来、スケッチブックは海の声だ。
「驚かせて悪かった。それで、何してたんだ?」
刀の問いに、海はさらさらとペンをスケッチブックに滑らせる。
『しあわせのネコをさがしてるの。マチウケにすると、しあわせになるんだって』
「さっき撮ってた猫か?」
『ちがう。あのこは、かわいかったから』
海の見せた文字に、刀が笑う。
「小山内だけじゃ、寄り道ばっかりで写真なんて撮れそうにないな。俺も手伝うよ」
刀の言葉に、海は急いでスケッチブックに向かう。
『ほんと!? うれしいけど、バイトはどうするの?』
「今日は、丁度バイトが休みなんだ。じゃあ、どこから探そうか?」
海は少し考えてからスケッチブックに書く。
『きょうは、ひさしぶりにいいてんき。ネコちゃんも、ひなたぼっこしてるかも』
それを読んだ刀は、周辺の地理を思い浮かべた。
「日当たりがいいのは少し先の公園だな。猫の集まる場所とか、聞き込みしながら行って見るか?」
『ききこみ? ジョウホウは、たいせつだもんね』
海と刀は、連れ立って公園の方へと向かった。
そんな楽しそうなやりとりを通りすがりに見せ付けられた
握 利平
は大げさに溜息をついてしゃがみこんだ。
「疲れた…」
日々、漁船のバイトで溜まった疲れが一気に出たようだ。漁船のバイトは大漁ならかなりの稼ぎになるが、その分疲れも大きい。
「何かもっと、楽なバイトねえかな…」
思わず呟く利平の目の前に、一枚の紙が落ちている。なんだろうと拾ってみれば、宝くじだ。
利平は素早くあたりを見回し、他にも落ちてないか確認する。残念な事にその1枚しか落ちていなかったが、幸いな事に落とし主は見当たらなかった。
「1枚だけか。まあ、1枚でも夢は見られるよな」
ふと、『ねこったー』で回ってきたツイートを思い出す。利平は携帯で目当ての呟きを探し出すとにやりと笑った。
「…これだ! これで重い網ともシラスともさらばだ! 俺は、このドリームを掴んでみせる!!」
高らかに宣言する利平の前を、黒猫が横切る。
「ふっ、黒猫ごとき、幸運の三毛猫で相殺だぁあああっ!!」
利平はとりあえず、太陽に向かって走り出した。
噂の猫達を心配して飼い猫・花遊と共に、住宅街で情報を集めていた
万条 幸次
は、利平が三毛猫と叫びながら走って行くのを見てため息をついた。
「無理に猫を追い掛け回したりしなければいいけど…」
幸次は、住宅街の路地を抜け、噂の猫が目撃された空き地へやって来た。
人間に付きまとわれる噂の猫達の気持ちを聞くため、猫用煮干しを使っておびき寄せようとしたが、違う猫ばかりが寄って来る。
「仕方ない。同じ猫の為だ。協力してくれよ? 花遊」
幸次は空き地に置かれた廃材の影に座ると、目を閉じて念じ、ろっこん『猫チェンジ』を使った。
幸次の意識が花遊に憑依する。花遊となった幸次は、2匹の猫を探しに駆け出した。
花遊と入れ替えに、
響 タルト
が空き地にやって来た。
「やっぱり、そう簡単には見つからないよね」
タルトは、空き地にいる猫の中に噂の模様の猫がいない事を確認し、残念そうに言いながら、次の瞬間、にんまりと小悪魔の笑みを浮かべた。
「やっぱり、そんなのってつまんないよね?」
辺りを見回し、幸次があげた猫用煮干しに集まっている猫達にそっと近づいた。そして、今だとばかりに、錦鯉の模様をプリントした透明フィルムを猫達の背に貼り付けていく。剥がす時に毛を痛めないよう糊は粘着力の弱いものにしてある。ついでに、ハートブレイクバージョンも用意しておいた。
「これでよしっと!」
寝子島タブロイドの為の仕込みは出来た。
「いい記事書けそう♪」
タルトは鼻歌まじりに空き地を後にした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青丹 よし乃
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月06日
参加申し込みの期限
2013年08月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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