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運気UP!? あやかり待ち受け! 幸運の猫を探せ!
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真辺 伸幸
は、学校を挟んで空き地と反対側にある、猫じゃらしが群生した道を歩いていた。
「背中に錦鯉の模様って、刺青みたいな感じなのかねぇ」
任侠猫を想像して、くすりと笑ってしまう。
「ヤーさまねこさん…。本物、見てみたいよねぇ」
くすくすと笑いながら草むらに分け入った伸幸は、ぽっかりとひらけた陽だまりスペースに出た。数匹の猫が気持ち良さそうに日向ぼっこをしている。
「わぁ、俺まで寝そうー」
伸幸は欲望に抗えず、日当たりの良い木を背にして座った。
「ねこさんの集会所かなぁ。ここで日向ぼっこしながら待ち伏せしてー……」
言ってるそばから、伸幸の瞼が落ちてくる。しばらくして、伸幸は安らかな寝息を立てて眠ってしまった。
そこから遠くない路上で、『ねこったー』をチェックしていた
奈良橋 博美
は、満足そうに携帯を仕舞った。
目の前には、地域案内地図の看板がある。
美咲紀や他の人が投稿した情報と自分が調べた情報を併せて、猫の大体の行動範囲を割り出す。
「この辺から、ここいらにかけてってとこだな」
あとは、猫が好きそうな場所を地道に足で確認していくつもりだ。小柄ながら体力には自信がある。
「何事も、自分の目と足で確認すべし!」
熟練の刑事のような台詞を呟き、博美は住宅街へ向かって歩き出した。
桜之 雪
は、写真を撮ると不幸になると言われる猫が心配になって住宅街に来たのだが、通りすがりのキジトラ猫に懐かれて身動きがとれなくなっていた。
「ねこさん…ねこさんは…みんな、可愛い。なのに、不幸の…なんて言われてるねこさん、かわいそう…」
雪はキジトラ猫を撫でながら、破れたハート模様の三毛猫を想って呟いた。
「すみませーん!」
そんな雪に声を掛けのは、学校から住宅街に到着した美咲紀と陽奈だった。
「ここらへんで錦鯉模様の猫、見掛けなかったですか?」
美咲紀に尋ねられ、雪は首を横に振った。
「私も…、(不幸の方の)ねこさん…探してて…」
「なかなか見つかりませんね」
本当に見つかるのか陽奈は心配になるが、
「こんなに見つからないなんて、ますます幸運の効果がありそう!」
美咲紀の前向きな発言に、そんな不安もどこかへ行ってしまう。
そこへ、
市橋 誉
がやって来た。
「椿、噂を聞いたんだが、俺にも手伝わせてくれないか?」
「市橋さん、本当? 大歓迎だよ!」
ジンクス好きは女子が大半を占めるが、格好良い誉がいれば情報収集が捗ると思いついた美咲紀と、これでイメージを崩す事無く気になる噂の猫をおおっぴらに探す事が出来ると考えた誉は、お互い下心を隠してがっちりと握手を交わした。
「でも、どうやって捜しましょうか」
陽奈の疑問に、誉はしばらく考えていたが、反対側の道の端から歩いて来る主婦に目をつけ、呼び止めた。
「すみません」
イケメン男子高校生に笑顔で話し掛けられ、主婦はまんざらでもない様子だ。
「ここら辺に、錦鯉模様の三毛猫がいると聞いたんですが、ご存知ですか?」
誉の言葉に、主婦は困った顔をする。
「どの猫かしら。向こうの家のご隠居さんが若い頃から三毛猫を飼ってて、生まれた猫がご近所中に貰われてるから、この辺、三毛猫が多いのよ」
「ああ、それで!」
主婦の話に、美咲紀は空き地で見掛けた三毛猫集団を思い出した。
「よく見掛ける場所を教えてもらえますか?」
陽奈の頼みに、主婦は快く応じた。
「やっぱり、一番見掛けるのは、椿の見た空き地のようだな」
主婦を見送って、誉が言う。
「じゃあ、空き地に行ってみましょう!」
そう言って美咲紀は雪を振り返る。
「一緒に行く?」
「わ…私も…ですか?」
人見知りの激しい雪の頬が赤くなる。
「うん、猫を捜してるって言ってたから。どうかな?」
美咲紀の誘いに、雪は慌てて立ち上がった。
「い、一緒に…行きます」
雪はすっかり懐いたキジトラ猫をもうひと撫でしてから、美咲紀達についていった。
空き地でネタを仕込んだタルトは、学校周辺へと戻ると寝子島タブロイドの取材として、インタビューを開始する。
「すみませーん、お話聞かせてください!」
そう声を掛けられた
シダ 美穂戸
は快く応じた。
「シンチャオ なに ききたい?」
「いま話題の幸運の猫って知ってる?」
「しってる シダも写メとりたい さがしてる 写メとれたら お店に飾る シダ シーサイドタウンで ベトナム雑貨店してる お店にかざれたら お客さん 増えそう」
「お店に飾るのっていい考えだよね。じゃあ、幸運になるって言われてるのは信じてるんだ?」
「幸運 いいひびき うそでもいい 信じるのが大事 ヴァン そんなもんだ」
「鰯の頭も信心からってやつだね」
タルトの言葉にシダが首を傾げた。
「イワシ? そう ねこ みつけたら カー(魚)あげて お店にくれば カーもらえるって おぼえてもらう お店に よってくれるようになるといいな ねこ どこにいるかな?」
「それはわかんないけど、沢山の人が探してるからすぐに見つかるかもね。それで、幸運の猫以外にも不幸の猫の噂ってあるよね、そっちも信じてる?」
シダが口を開くと同時に、
「タルトちゃーんっ!」
後木 真央
が騒々しく突っ込んできた。
「タルトちゃん、今の話はほんとの事なのだ?」
涙目で詰め寄られ、さすがのタルトも困惑する。
「ええと、どの話のこと?」
「おネコさまに幸運とか不幸とか! そんなの間違ってるのだ! おネコさまはおネコさまであるだけで高貴で傅かれるべき超幸運な存在なのだ! みんなひどいのだ! いっそおネコさまの背中に絵を描いて分からなくしちゃいたいけど…そんなことおネコさまにしてはいけないのだ!!」
タルトの顔が一瞬強張るが、真央は気付かない。
「こーなったら、真央ちゃんが皆を改心させるのだ!…にゃにゃにゃがおー!」
真央は、叫びながら両手を丸めて、ろっこん『にゃにゃにゃがおー!』を発動させる。
どこからともなく、三毛猫が召還されてきた。
「よしっ、がおー! 2人で今日一日、みんなの写メに写りまくるのだ! 阿鼻叫喚の世界を見せてやるのだー!」
がおーはにゃおーんと鳴くと、真央と共に走り出した。
気がつけば、せっかちなシダはもうその場から立ち去っている。
取材相手を逃したタルトは、仕方なく次のインタビューへと向かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青丹 よし乃
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月06日
参加申し込みの期限
2013年08月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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