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ねこの消えた日
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「■萩は! ……? ■萩はっ!!」
秋ノ宮 こまち
の行く先に、懸命に声を張り上げる女生徒がいる。リボンの色を見る限りでは、ひとつ下の一年生のようだ。こまち同様、名前の一文字を失ったことを確かめようとしているのは
本条 小萩
である。
「あの……大丈夫?」
心配になってこまちは声をかける。だがそれは杞憂だったことがすぐにわかった。
「だいじょぶです! 名前は何か違いますが、考えてみてもよくわからないのでしょうがないです」
「あなたも名前の文字が? 実は私も……」
「今日から■萩は、『萩』として生きていきます!」
こまちは、いつもは他人を姓で呼ぶ。だが今は非常時だ。自分のルールをかたくなに守っている場合ではないと考える。
(同じ問題を共有している者同士、少しでも気持ちが楽になるような呼び方をした方がいいはずだわ)
「萩さんね。私は……『まち』でいいわ」
「まちさんですか! よろしくお願いします」
学年も性格もまるで違うが、『こ』を失った二人の少女は奇妙な親近感で結ばれる。
「萩さんは強くてうらやましいわ。名前はそのものが存在するという証……それをなくすと言うのは、存在を失うのに等しいかもしれないと思っていたわ」
「萩は、名前が萩に変わっても、あふれる才能と魅力には傷ひとつつきません! それは、まちさんも同じです」
こまちは小萩の言葉にはっとする。目からうろこの落ちる思いだった。小萩は名前にこだわることなく、自分という本質があってこそ自分たりえると、自信を持っているのだ。迷わず答えることができる小萩を、少しうらやましく思う。
「そうだわ、後ろ向きになるなんて、私らしくないわ。案外、いつの間にか元に戻っているかもしれないわよ」
小萩、いや萩はこまちに大きくうなずく。
「そうです。では、萩を呼んでいる人がたくさんいるはずなので……そうだ! その辺のフォローをしなくちゃいけないのでした。お先に失礼します、まちさん!」
元気に手を振ると、小萩は駆け出していった。こまちはやさしい目でそれを見送る。
「さてさて。萩に注目する人は多いでしょうが……少なくとも今日一日は、なるべく静かにしましょう」
学校についてからの小萩は、意外にも慎重だった。自分を人気者と信じる彼女が最も心配したのは、彼女の信奉者たち(と、信じる不特定の人々)に戸惑いを与えることだったのだ。
(萩が小萩に変わったことで、戸惑う人もいることでしょう。黙っていても自然と注目を集めてしまうかもしれませんが……それは仕方のないことなのです!)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月10日
参加申し込みの期限
2013年10月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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