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せんせいといっしょ:島岡先生編
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● ご褒美 ●
大急ぎで立ち去ってゆく
後木 真央
の背中から、
八神 修
は島岡先生に視線を移した。
「で……俺は一体何を任されたんでしょう?」
さっぱり事情が分からない修が尋ねると、島岡先生は幾分恥ずかしそうに答えた。
「あ、それはですね……たぶん、私が疲れている様子なのを、心配してくれたんだと思います」
「お疲れなんですか?」
「少し……あ、でもたいしたことないんですよ。ちょっと気分転換すればこんな疲れぐらい吹っ飛んじゃいますから」
島岡先生は右手だけでガッツポーズをしてみせた。
けれど修の目には、あまり元気そうには見えない。疲れている……というよりも、気持ち的にぐったりしているように感じられる。
修は島岡先生に対して、いつも個人的に教えて貰っている恩と感謝が胸にある。自分が持ち込む課題が難易度が高く、先生も唸りつつ取り組むこともあるからだ。
こういうときこそ、日頃のお礼にスカッとリフレッシュさせてあげたいものだが……。
そこまで考えて、修は今自分が抱えている案件に思い当たった。
「どうですか。久しぶりに一寸コレでも」
修はバイクゲームをする手つきをしてみせる。
「新作のゲームで、リアルさが特徴なんですよ。閉鎖型コクピットの内部壁面に投影される映像で、疑似体験できる感じです。コースも多彩ですし、通信機能がありますから対戦相手と会話しながらプレイできたりもするんですよ」
「面白そうなゲームですね」
「でしょう? そのゲームなんですが、ゲーム雑誌に載せる記事の参考に、女性の意見と対戦データがほしいんですよ」
ゲーム雑誌からの謝礼は折半で良いですかと、冗談めかして修は言った。
「それは魅力的なお誘いですね。ただ……今はちょっと忙しくて、やらなくてはいけないことが山積みなんです」
今日明日が山場だからそろそろ仕事に戻らないとと、島岡先生は残念そうに答えた。
そこに
西野町 かなえ
がやってきて、ひょっこりと顔を覗かせる。
「ずいぶん楽しそうやな♪」
「あら西野町さん、今日はゆっくりですね」
かなえは家の西野町とうふ店を手伝うために、学校が終わると大抵はすぐに帰る。この時間まで残っているのは珍しい。
「掃除の後おしゃべりしとったら、遅くなってしもうたんやー。せんせーたちは、なにしとるん?」
「ちょっとゲームのお話をしてたんです」
ふふっと島岡先生は笑って答えた。
「ゲームはええよねー。この前は一緒にレースゲームやれて楽しかったでー。またこんど一緒にやろうな♪」
「そうですね……」
かなえに答えながら、島岡先生は物問いたげな視線を修に向けた。
その視線の意味を読み取って、修はかなえに新作バイクゲームのこと、女性の意見と対戦データが欲しいこと、を説明する。
「ええなー。やってみたいでー」
「では……先生の仕事は今日明日が山場だそうですから、それが終わったら3人で新作ゲームに繰り出す、というのでどうですか?」
「さんせー!」
修の提案に、かなえが即座に手を挙げて同意を示す。
「ご褒美が待っているとなれば、仕事もはかどりますね」
がんばります、と島岡先生は笑顔で言った。
山積みの仕事も、その先にスカッとできるゲームが待っていれば、片づける力も湧いてくるというものだ。
「せんせー、仕事たくさんあるん? 大変やなー。そや! うちが肩揉んだげるな!」
かなえはベンチの後ろに回り込むと、島岡先生の肩に手を置いた。
弱いと効かないし、強いと逆効果になる、その間のちょうど良い加減で、
ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ
島岡先生の肩を揉む。
「んー……ちょっと痛いですけど、気持ち良いです。西野町さん、揉むの上手ですね」
「えへー、おとんからも上手やって言われるんやでー♪」
「お父さんもきっと嬉しい……ってあの、お父さんのお手伝いはだいじょうぶですか?」
「あ、あかん!」
はっと思い出し、かなえは慌てた。
「もう帰らんと、店の手伝いに遅れてまう!」
片手に鞄をひっつかみ、もう片手をまたなーと振ると、かなえは大急ぎで家に帰っていった。
「俺もそろそろ帰りますね」
「はい、気をつけて。八神くんは帰ったら何をするんですか?」
その質問に、八神は参考書を開くポーズをしてみせる。
「当然コレですよ。楽しいし、目指す所もあるもので……」
「そうですか。がんばってくださいね」
「では、失礼します」
島岡先生に一礼すると、修は落ち着いた足取りでベンチを後にした。
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担当ゲームマスター
ねこの珠水
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月28日
参加申し込みの期限
2013年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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