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クリーピーレイン ~恐怖の化身と暗躍の悪魔~
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●恐れるのは破壊者ではなく、
街中で<黒い化け物>に遭遇したと思った時には、
恵御納 夏朝
は『そこ』にいた。
「ここは……」
間違えようもない、寝子島だ。
但し目前の世界は、巨大な悪魔に、今まさに破壊されようとしていた。
巨大悪魔の太い腕が、黒に限りなく近い混沌の色の尾を引いて、ぶんと唸る。
ビルが、あまりにも呆気なく砕けて、立ち込める砂埃が夏朝の視界を遮った。
(――あれは、怖くはない)
激怒や憎悪こそ湧けど、巨大悪魔への恐怖はない。
夏朝が恐れるのは、突如現れる災厄への対処を、己が失敗すること。
失敗して、その結果、寝子島や皆が危機に陥ることだ。
己の恐怖の正体を、夏朝は既に、理解している。
「……行こう」
呟いて、夏朝はそのまま、一切の迷いなしに駆け出した。
夏朝に気付いた巨大悪魔の拳が振り下ろされるのを、見切って避ける。
ねこシールを足に貼って自身を軽くし、夏朝は、目に付いた高層ビルへととび込んだ。
階段を、ぐんぐん、ぐんぐん、駆け上がる。
やがて――夏朝は屋上へと出た。
巨大悪魔の頭部が、そこからならばよく見える。
そして、夏朝は気付いた。
(額に……僕の、紅玉像?)
巨大悪魔の額には、夏朝の形をしたルビーの像が埋まっていたのだ。
自然、夏朝は、
ブブ・ベルゼと関わったある事件での出来事
を思い出した。
(僕は……あの時の行動で、一閃さんや皆を傷つけてないか怖いのかな)
そう思って――思うけれど、夏朝の身体も意志も止まらない。
夏朝は、己のろっこんで軽くなった身体で、躊躇なく宙へととび出した。
そのまま巨大悪魔の額へと飛び移り、ルビーの像にしがみ付く。
「僕の弱さ、恐怖……か」
ねこシールを貼り、ルビーの像を目一杯『重く』。
そして、折り畳み傘で、夏朝は、何度も何度も、像を殴った。
心の痛みは、今は無視して。
落下の危険など、歯牙にもかけずに。
「絶対に倒すんだ。敵も、僕の恐怖も……乗り越えてやる!」
「僕自身の、恐怖に……負けてなんかいられるか!」
ルビーの像に、大きな亀裂が入る。
砕ける、散る。赤の煌めきが、無数の破片となって宙を舞う。
巨大悪魔は一度だけ咆哮して――幻のように、溶け消えた。
「……あ、」
落ちる、と思った次の瞬間には、夏朝は、<黒い化け物>の前に倒れていた。
不定形のそれは、遭遇時とは異なり、サッカーボールほどの大きさに縮んでいる。
もう、こちらに害を成す力もないようだった。
(トドメを刺す術がないのが残念だけど……)
後は三夜湖へ向かった仲間達が何とかしてくれるはずだと、夏朝は胸の内に頷き、身を起こす。
「……戻ろう」
何でも屋『いぬもり』に残してきた、
犬杜 一閃
達のことが心配だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月26日
参加申し込みの期限
2019年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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