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生き残るのは誰だ! アンチ納涼がまん大会!
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「上穗木さんは大丈夫かしら? ダメだったらいつでもこっちに来ていいのよ?」
桜栄 あずさ
は名指しで
上穗木 千鶴
に呼びかける。そうしなければならない理由があるからだ。
「もちろん、ほかのみんなもいつでも、ね」
次に、地獄部屋で耐え抜く面々にも。手を腰に、マイクを高く持ってあずさが呼びかけるは、地獄から天国への堕落を誘う声だ。千鶴は落ち着いた声で答える。
「いえ、大丈夫です。このまま参加します」
その姿は黒のビキニにナース服風アレンジの施されたどてら、黒髪の上にはナースキャップというなかなかにセクシーで見ごたえのある姿である。超高校生級のプロポーション――特にバストの辺りだが――を強調する、ちょっとコスプレチックで刺激的な衣装だが、下には水着、上にどてらを着ている以上、参加条件はクリアしている。主人の命とはいえ、うだるような熱気漂う地獄部屋に入るのにたたらを踏む館の使用人たちを見て、千鶴は代わりに室内での給仕担当を申し出ている。救護係を買って出た
宇佐見 望月
と並ぶイレギュラーだが、あずさはこれもイベントの味付けになるとあっさり許可してしまったのだ。ポットと急須、そして湯のみ茶碗がこわごわと戸の隙間から差し出され、千鶴はそれを受け取りお茶の準備を始める。
「な、なかなか大胆ですねー」
「千鶴ちゃん……すごい……」
千鶴のダイナマイトバディと大胆な装いに、極楽部屋の面々もたじろぎつつ、感嘆の声を上げる。ふと、舞はあずさが受け取った参加書類になにやらごそごそと行っているのに気がついた。
「理事長? なにをなさっているんですか?」
「上穗木さんは衣装の条件もクリアしているし、ずっとあっちにいるみたいだから。あくまでがまん大会の参加者として扱おうと思ってね」
あずさは千鶴の名前を主催者権限と言う名の勝手によって、参加者名簿に書き入れてしまっていた。
お茶が横から差し出される。受け取る顔が赤いのは千鶴の刺激的なコスチュームに影響されてではなく、こもった熱がしんどいからだ。普通の男子高校生よりだいぶ白い肌を高潮させて、
霧生 深雪
はじっと耐えていた。暑いだろ、と言いたげな表情でこちらを見る
八神 修
に、言葉で返す。
「脱いだら負けとか、持って来いだな。俺、肌さらすの嫌いだから、絶対脱がねぇし」
「ほお」
たった一言だけの返事に悔しくなって、深雪はさらに言い返した。
「モヤシは無理しないでさっさとギブアップしろよ!」
確かに修はお世辞にも、暑さに耐え切っているとはいえない様子だった。深雪と会話をするときだけは目を開くが、それ以外はできるだけ体を動かさず、目もしっかりと閉じている。過酷な環境に耐え、外部からの誘惑を断つための必死の策だった。今日はライバルとしてお互いに牽制しあっていた深雪と修だが、無言のうちに協定を結ぶこととなる。二人は『会話して気を紛らわした方がましだ』と気づいたのだ。
「手。……肩か。大丈夫か?」
「あぁ、心配すんな。すぐ治る」
「手が不自由な間の宿題は俺に任せろ」
仮にも上級生の宿題を任せろと言う修の言葉は真実の自信から来るものだ。深雪は心の中で、修の気遣いに感謝しながらも、表向きは憎まれ口を叩き続ける。修もそれが分かっているから、この不器用だけれど誰よりも通じ合っている相手との、言葉のドッジボールを受けて立つのだった。
「あの体育倉庫。ひどかったな……」
「なんでその話なんだよ! しょ、触手……じゃない、ごほんごほん、
縄跳びの話
はやめろ!」
確かにあれはひどかった。縄跳びが突如、どこかいやらしい生き物のようになって生徒を襲うなど。深雪は激しく動揺する。そのせいでよけい暑苦しく感じられてきたではないか。しかし、その思い出したくない話のついでに、彼は修にふと尋ねてみたくなった。
「そういえばさ。お前、カラコンだったんだな」
身近にいるつもりの自分ですら知らなかった、修の本当の瞳の色。問いに答える修の瞳は、きょうも薄茶のレンズに覆われたままだが、その視線は少し揺れているように思えた。
「ああ。遺伝でな。表ざたにしたくないので、投薬の影響ってことで頼む」
少し無理のある言い訳であることは、修自身も分かっていた。深雪もそう思うのかもしれない。だが深雪は、ああ、とだけ答え、暑さで真っ赤になった顔をどてらの襟に埋めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月01日
参加申し込みの期限
2013年09月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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