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ふたりが戸をくぐってくる。
(あれって、さっきの女優さんみたいな……? お連れの方は御巫さん?)
片方は
御巫 時子
。
派手な人の方は、
サナリアナ・アークロット
が買い物中……服を探している間に遭遇した女性だった。
ただそれ以前にも会ったことがあるような既視感を覚え、サナリアナはうーんと考え込んだ。
そんな彼女に気が付かないまま、時子たちはまっすぐにお手洗いに向かった。
(そんなに急いでふたりでお手洗いへ?)
なんだか釈然としない気持ちを抱えて夏朝に向き直ると、どうやら夏朝もなにかが引っかかっているらしく首を傾げている。
「ねぇ」
「は、はい?」
「あれって、笠原先生?」
「ふ、服飾の、ですか?」
言われてみると、たしかに
笠原 七穂
はいつもいつも派手な格好をしていることを思い出した。
けれどくっきりとした姿を脳裏に描くことができない。普通科だと、めったに顔を合わせることはないからか、あるいはいつも違う格好をしているからか。
答えを導き出せないままトイレに注意を向けて、ふたりが出てくるのを待つことにした。
五分、十分ほど待っただろうか。
トイレの扉が窮屈そうに開いた。
「……あ」
「あら!」
開いてびっくりとはまさにこの事。
入った時と時子の姿がずいぶんと変わっていたのだ。
普段からどこか大人びた空気を纏う彼女はその空気は変わらない。
檸檬を一、二滴垂らして蜂蜜とフレッシュミントを添えたような、そんな甘酸っぱい姿。
レモン色のワンピースとミントの靴から連想した安直な感想といえばそうかもしれないのだが、ドーナツのように丸められた髪型がチャーミングで、やはりその表現が一番しっくりくるのである。
いつものひとつおさげに垂らした髪をピンで留めてまとめただけだろう。
けれどたったそれだけでこうも印象が変わるのか。
サナリアナは素直に驚いていた。
ほんのりとお化粧をしているみたいだったが、ほとんどわからない程度にだった。
「似合う、ね」
夏朝が時子に声をかける。サナリアナもすかさず付け加えた。
「ええ、とってもお似合いです」
「夏朝さん……サナリアナさんも、こ、こんにちは」
「ふふん! 私の見立てなんだから当然、よね!
っと、キミたちもお買い物なの?」
七穂と時子は隣の二人がけ席に座る。
七穂はふたり分のドリンクを注文して、にこにことサナリアナの顔を眺めた、ように思う。
「おふたりはご一緒にお買い物ですか?」
視線に耐えかねて尋ねると、
「い、いえ、偶然お会いしたんです」
時子はまだ恥ずかしそうに言った。
「そうなの。声かけられちゃったから吃驚しちゃったわ。キミたちは?」
「僕は……暑くて」
「私も、暑くてここに。そしたら偶然」
「なんだキミたちも偶然なの」
それから他愛のない話をする。馬鹿みたいに暑いわね。とか新しい服を買うのって楽しいわね。とかそんな話を。
「お買い物、って言うわりにはまだなにも買ってないみたいだけど……」
「僕は今からぶらつこうかなってね」
今からはいくらかは涼しくなるだろうし。
夏朝はそう言ったが、サナリアナも本当にそうだと思う。
この暑さでは買い物どころではない。
サナリアナの場合はそれだけではなかったけれど。
「私は、迷ってしまってなかなか買えなくて」
「そうだったんですか……私もひとりだと、同じようなものばかりを選んでしまって考えてしまいます」
同調してもらえて、ほっとしてしながらも、すこしだけ時子を羨ましく思う。
「あ、ねぇ良かったら一緒に見に行かない? 私もまだ自分の服を買ってないし」
気持ちが透けて見えたのだろうか?
七穂がにこりと微笑みかけてくれた。
「それでしたら私もご一緒してもいいでしょうか?」
時子も嬉しそうに手を胸の前で合わせた。
「うーん。僕はもうすこしだけのんびりしとくよ」
夏朝はのんびりと首を振る。
「ま、それも仕方ないわね」
七穂はカラっと言い放ってから、サナリアナを向き直った。
「無理強いはしないけど、どう?」
「で、では、是非……」
こうしてサナリアナはさきほどのワンピースの店に向かうことになったのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月02日
参加申し込みの期限
2014年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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