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●白熊悪魔戦・3~再発動
武道は刀とアイコンタクトを交わし、ポウラスを狙いの場所へと誘い出すように逃げた。
自分の優位を確信しているポウラスは悠々と、武道と刀を追いかける。
(ここだ)
刀は反転してポウラスに斬りかかり、機動力を殺す事と転ばせる事を最優先にしながらも、気付かれないよう足場の氷を削って脆くしていく。自分は気づかれないよう空気を足場にしながら。
「はは、楽しませてくれる」
こちらの意図に気付かぬポウラスの爪が、刀の顎先を掠った。
「ヤバい」
逃げるように刀は下がる。
ポウラスがトドメの一撃を刺そうと氷に重く踏み込む。
(掛かった!)
刀は空を蹴って空中に跳んだ。
さっきは掠らせてやったのだ。わざと。
ポウラスの足元がその体重でひび割れた。
「梢ちゃん!」
武道の呼びかけに梢が応える。
「はいですよー」
白熊の足元、割れた氷が一瞬にして蝶に変わる!
「なん、だと……!?」
ポウラスは突然の足場消失に為すすべなく海に落ちる。
しかしそれが決定打とはならない。
白熊は、泳げるのだ。
水しぶきを高く上げて氷上へ上がってきたポウラスの前脚に、武道が手刀を叩きこむ。
「うわっ、いったぁ!」
硬い体毛をかき分け、その奥の筋肉にぶつかった手はかじかんでいて、けっこう痛む。
だが、
(効いた!)
進化能力で麻痺が前脚の動きをしばし封じるだろうことが、武道は瞬間直感的に分かった。
前脚を封じたのが武道なら、後ろ足を封じたのは刀であった。
「転べ!」
麻痺した部分に気をとられていたポウラスは、背後から高速で斬りかかってきた刀に気付かなかった。
刃引き刀の強打に脚がもつれて、白熊は無様に尻もちをつく。
「く……人間どもが!」
ポウラスは怒りに任せてシルクハットを投げた。
回転したシルクハットは円形刃と化し、梢に襲い掛かる。
「きゃあっ! 如月ー! 早くきてくれー!」
ぎゅっと目を瞑った梢の前に、蒼い疾風が飛び込んでくる。
「……っし……再発動可能……待たせたな」
梢が目を開けたとき見たもの、それは。
梢の前に仁王立ちになって立ちはだかり、その手にしっかとシルクハットを受け止めた庚の背中だった。
「如月くん!」
「庚くん!」
「如月!」
「こっからが本番だ、やっつけてやるぜ……クマ野郎」
再発動した<青にして蒼穹>を纏う硬い拳が、ポウラスの顔面を真っすぐに叩きのめす!
「グフゥ!」
鼻っ柱を折られポウラスの鼻から血が垂れた。
脳天までダメージが行ったのか、眼球がひっくり返って白目になる。
「庚くん!! 前方3歩の地面殴って飛び下がれ!」
武道の声に応じ、庚は前方3歩、ポウラスの身体にほど近いあたりの氷を全力で殴り、飛び下がった!
氷が割れる。
ポウラスの身体が傾いで沈む。
「如月くん、今です!」
庚は、武道がポウラスの気を惹いている間に梢が用意した蝶入りのカプセルを沈みゆくポウラスの頭上へ投げつけた。梢は<胡蝶の詩>で自らも蝶に変じ、カプセルの傍に着くと、ポウラスの真上でろっこん解除!
蝶はもとの氷の塊に戻り、ポウラスの脳天にズドーンとトドメの一撃をお見舞いした。
「う……絶、がみ……さま……面目ない……」
ポウラスは最期にそう残すと、深く冷たい青の中に泡を残して沈んでいった。
蝶から少女に戻った梢は、ポウラスの沈んだ穴に向かって合掌した。
「その身尽きてもその魂は死なず……白熊悪魔ポウラス、ここに眠る。なんちゃって!」
そんな梢の肩を庚は拳で軽く小突く。
「……ひとまずはこれで守れた、という事か。次の特異点があるとするなら……もう少しあったけぇ場所だとありがてぇな」
「同感だよ」
武道は落した手袋を拾うと、凍えて痺れる手にはめ直した。
と、そのときふと、少し向こうに黒い物体が落ちているのを見つける。
亮のドローンだ。
武道は近寄って拾い上げる。
ヘリコプターに似た小型の翼を四隅に備えた機体は、シルクハットによって少し壊れていた。
「修理さえすれば動きそう、か。持ち帰ってあげよう」
武道はドローンをそっと抱え上げた。
刀が、修から預かった発煙筒で無事を知らせる。
湖に向かったゴンザレス隊を追いかけよう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>千年茨の遺跡(グリーン・ルインズ)
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月03日
参加申し込みの期限
2019年04月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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