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<零神探訪>白の獄(ホワイト・プリズン)
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●考察~四十九院先生と湖の中の女
ハッ、と声を掛け、
神薙 焔
が手綱を引く。
カーキー隊と別れ、湖目指して一直線にひた走るは、ゴンザレスをリーダーにした犬橇隊。
このチームの目的は四十九院先生とミラを無事に湖に連れてゆき、調査を進めること。
「それはそうと湖の中の女って気になるわ」
お嬢様めい探偵・
ブリジット・アーチャー
は犬橇に揺られながら思索モード。
『そうだね。先生に似てるんでしょ?』
と海も、サキリに借りた白い布を纏う四十九院先生を見遣る。
(先生はなんで北極の湖の中になんか……いや、そもそも先生はここにいるし……だとすると)
『湖の中の先生に似た女性は何なんだろう?』
「私に聞かれてもわかりませんわぁ」
四十九院先生は海のスケッチブックを横目に見て、愉快そうに唇を歪める。
「本当に知らない?」
ブリジットが念押しする。
「心当たりゼロですわぁ」
改めて四十九院先生の答えを聞き、ブリジットは探偵のようにふうむと顎に手を当てる。
「北極の湖の中に眠る美女とかそれだけでも十分ミステリーといえばミステリーなんだけど……四十九先生……いえ、烏神クローネの生まれ変わりと姿が同じだなんてね」
『そういえば先生はクローネの生まれ変わりなんだっけ?』
小山内 海
がスケッチブックに綴ると、チャイナ服の上にもこもこ防寒具を着た
桜庭 円
が、先生の方へ身を乗り出してきた。その胸元には子猫のにゃー君を抱いて、互いに暖を取っている。
「そういえばせんせーって、クローネの記憶もあるそうだけど、せんせーの記憶はどうなの?」
「私の記憶?」
「せんせーの過去とか、高校生、大学生時代ももちろん無いと、教師にもなれない訳じゃん? 教員免許ってどうやって取ったのとか、色々気になった。過去が変わったのかとか考えるとSF的で面白いなーっておもって」
「ああ……似たようなことをサキリ君にも聞かれたわ。『クローネが倒されたのは3月下旬、先生は30歳で教員免許や戸籍もある訳で、奴の生まれ変わりなのに時期が噛み合わないのは何故か』って」
「それそれ。やーっぱ気になるよね。なんて答えたの?」
「――『いい女は秘密を持つものですわぁ』」
「ええーっ! それずるい! ぜんぜん答えになってないじゃん!」
円は唇を尖らせて、
「ねえホントのとこさ、先生、高校時代どうだったの? やっぱり、モテモテだったの?」
などと喜びそうなことを聞いてカマを掛けてみるが、四十九院先生は肩を竦めるばかりだ。
「ちぇっ。でもまあ、せんせーはせんせーだし、クローネだったとしてもせんせーだしってことは有ると思う。物理が得意って事は、何か拳法とか使える説あるから、せんせーは尊敬してる!」
円の謎理論に、話を聞いていた梨香が笑っている。
円は四十九院先生にチョコレートを差し出して言った。
「チョコレートあるよ。エネルギー補給大事だよ。それでも寒かったら、にゃーくんも抱っこしてみる?」
「よくわからないけどありがと。チョコレートの方だけ、有難くいただくわ」
「先生が秘密の多い女だってのは分かったけど、……湖の中の女の方はどうなのかしらね?」
ブリジットが話を戻す。
『先生に似てるなら、クローネに関係があるのかな?』と海。
「もしかしたら、湖に眠っているのはクローネの魂の欠片かも……」
「魂の欠片?」
一緒の橇に乗っている
音海 なぎさ
が聞き返した。
「よくRPGであるでしょ。砕かれて世界に飛び散った女神の魂の欠片を集めて復活させるとかいう展開。それで集めるのはだいたいいい女神様だからいいけど、クローネはいい女神様とはちょっと言い難いわよね。むしろ邪神……」
ぶつぶつと口にするブリジットの隣で、海がぱっとスケッチブックを掲げる。
『湖の中の女性は、再生するときに分かたれたクローネの半身とか?』
「そういう可能性もあるわね」
考え込むブリジット。
円が、梨香の方を見る。
「リッカ先輩、玉手箱持ってきたんだよね?」
「ええ」
『おばあちゃん言ってたよね、
鈴島海賊の玉手箱は三人で開けるんだよ
って。時で3人って……過去、現在、未来……とか? でも過去と現在と未来の3人で開けるってどういうこと? というかそもそも玉手箱の中の時って何だろう?』
海のスケッチブックに、幾つものクエスチョンマークが並ぶ。
円も、わっかんないなあ、と首を傾げる。
「『時』ってなんだろうねぇ、封印された『時』――
たいむすりっぷ
?」
わからないけど、となぎさが言った。
「キーワードは『四十九院先生』『赤い小函』。話からすると、クローネの魔力とか神魂とか、そういったものがこの箱に反応しそうな感じがするね」
そうねとブリジットも頷く。
「今の先生は過去の記憶が曖昧だと言ってるし、それが本当なんだと思うけど、先生と湖の中の女を引き合わせてしまうと何が起きるか分からないわ。過去を思い出したら先生が今の先生でいられるかどうか……クロードのこともあるしねぇ……」
「うん。最悪調査を中止して帰還を選択する必要があるかもしれない」
アレの神魂は燃え尽きたはずだけれど、ここは時の特異点。
それ以前の力が溜まっていても不思議じゃないから――
走り続ける犬橇。なぎさは気を引き締める。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>千年茨の遺跡(グリーン・ルインズ)
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月03日
参加申し込みの期限
2019年04月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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