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夏の思い出、ください……ゲームショップで
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「ほうほう、ここでカードを一枚引くんだったよね」
「そうさ野々くん、取ったら指示に従うんだよ。じつは一発で『牢屋行き』ってのもあるから注意してくれたまえ」
「先輩おどかさないでくださいよ~」
「お、それラッキーなカードッスよ。いいッスね~。おっと、次オレの版だったッス」
いま、ボードゲーム用テーブルのひとつで盤をひろげ遊んでいるのは、野々ののこ、鷹取洋二、南波太陽、そして、
「はい、じゃあ次は英二くんの番だね!」
「うん」
佐藤英二だ。
英二はののこに店を案内した。
大きな店内には、ののこが知らない、知っていても触ったことのないホビーがいっぱいだった。プラモはもちろん、カードゲーム、アメコミグッズやアメトイ、モデルガンにTRPG、そしてもちろんボードゲームも!
なにかボードゲームやってみたいな、とののこが言ったので、洋二に太陽も加わって、古典的なボードゲームの復刻版を遊ぶ運びとなったのである。
ちょうど買い直そうと思ってたんで、と洋二が購入した新品のパッケージを開けて、めくるめくゲームの旅がはじまったのだ。
ゲームには性格がでる、と英二は聞いたことがある。
実際その通りだと思う。
自由奔放なプレイスタイルのののこ、変なこだわりのある洋二、いちいち笑わせにくる太陽……各人の遊び方はそれぞれ個性的だ。
自分はどんなプレイスタイルなんだろう、英二はふと思った。
やっぱり地味で堅実……なのかなあ。
でもそれだって立派な個性、そう思いたい。
少なくとも今、楽しいのは間違いないのだから。
「はい、サイコロ♪」
ののこは左手で英二の手首をにぎると、まるでそれが宝物であるかのように、ふたつのサイコロを手渡してくれる。
「ありがとう」
さあ行くぞ、と英二はダイスを転がした。
カランコロンと心地好い音が鳴る。
◆ ◆ ◆
御巫時子がこの店を訪れるのは二度目だ。
入り口のところで、店主代理の三佐倉千絵に軽く会釈する。千絵は店のログが入ったビニール袋を、すらりとした金髪の男性に手渡しているところだった。(氷那月蒼破である)
ゲームショップという不思議な空間は、最初に来たとき、いつか友達を連れて来たいと時子は思った。あまりゲームには詳しくないので、できれば詳しい人と。
始めて来た気がしないなあ、と今道芽衣子は笑った。
「ベイエリアにはこういうゲームショップがたくさんあってね。私、理系の研究者だったでしょ? 理系ってアメリカもやっぱりnerd(日本語でいう『オタク』に近いが微妙にニュアンスが違う)が多くて……っていうか私自身も限りなくそうだから、けっこう通ったものよ」
芽衣子は時子の予想を超えて喜んで、
「うわこれ輸入版? 本国だったらこの半額くらいなんだけどなあ」
などと、さっそくボードゲームを物色して声を上げている。時子の見込みは間違いなかったらしい。
間もなく、ゲーム用に開放しているテーブルのひとつから呼び声があがった。新入荷ボードゲームの試遊会をやるという。
「誰でも参加可能なんですって。芽衣子さん、参加しませんか……?」
「いいね、行ってみよう」
すでに芽衣子は腕まくりして、やる気十分の様子だ。
「千絵さんは……?」
時子が呼びかけると千絵は、
「私は、ルールの説明とジャッジを担当しますので」
と静かに答えて眼鏡の位置を直した。彼女もやる気十分……だろうか。
「ではルールを説明します。とはいえプレイ途中でわからなくなったら遠慮なく訊いて下さい」
淡々とした口調ながら、やはりゲーム店主代理、千絵の説明は丁寧でわかりやすい。
中学生くらいの客をまじえ数人で遊ぶ。
立体的な柵を使い、駒の羊を囲み捕まえるというパーティゲームだった。単純ながら奥が深く、偶然の要素もあるが戦略性も意外なほどあって楽しい頭の運動となった。
「それにしても芽衣子さん、お強いですね……」
時子は舌を巻いた。初プレイと言いながら、芽衣子はまるで船頭小唄でも唄うようにしてひょうひょうとゲームを制してしまったのである。三回遊んだのだが三回とも。
「そう? まぐれよまぐれ」
とぼけている風でもなく、本当に芽衣子はそう思っているらしい。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月20日
参加申し込みの期限
2019年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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