this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
富士山登ろう! 夏の林間学校!
<< もどる
1
…
17
18
19
20
21
…
23
つぎへ >>
【キャンプだよ、全員集合ー!(5)】
「キャンプといったら!」
「キャンプといったら?」
怪訝そうな
野菜原 ユウ
に、
鬼河内 萌
はまったくもって当たり前のごとく、こう答えるわけなのです。
「もちろん、カレーでしょ!!」
確かにキャンプでカレーはつきものというわけでして、さっそく調理開始。エプロンを身に着け、きゃるりん☆ と翻る萌であります。
富士山五合目の山小屋カレーも絶品でしたし、なんともカレー尽くしな林間学校です。
「まあ、俺もカレーは好きだしな~。で、俺はなにすりゃいいんだ?」
「それじゃ、野菜を切ってくれる?」
「おう! 任せろよ~」
ふたりしてエプロン着けて、並んで包丁をとんとんやっていると、なんだかこう……、
「ふふふ。新婚さんみたいだね、ユウくん☆」
「んあ? なんか言ったか、痛ぇー!?」
「ユウくん!?」
うっかりちょっぴりケガなどしつつも、カレー作りは順調に進んでいきます。
「ご飯、炊き始めるね」
恵御納 夏朝
も、調理をお手伝い。
「うん、お願い~」
「おっ、なんか本格的じゃん!」
カレーにはご飯が無くっちゃ始まりません。夏朝はこれまたキャンプでよく見る、飯ごうを使うことにしました。夕飯にカレーを希望する全員分のお米を炊くので、円筒形のなかなか大きなやつです。
「お焦げは美味しいって聞くけど。焦がさないように、気を付けなくちゃ……!」
丁寧な手さばきでお米を研いで、水といっしょに投入。炭でおこした火の上に飯ごうをかけると、夏朝は慎重にそれを見守ります。
「あ……いい匂い」
ほどなくカレーの香りも漂ってきて、いやがおうにも期待は高まりました。
旅鴉 月詠
、起つ!
「我こそが、ピットマスター!!」
おたま掲げて、ででん!
ともかく、月詠は夕飯に彩りと豊富なメニューを加えるため、その腕前をいかんなく発揮します。凝り性な彼女のこと、料理だってお手のものなのです。
調理は手早く! 野菜をずばばばばっと切り分け、炭で火を起こしてお肉といっしょに焼き、同時にお米も炊いてしまいます。
「火力は大事だよね」
炭の火力で、ぼぅわっと豪快にファイヤー!
ぱらぱらぱら~と塩を振りかけるポーズがやけにセクシーかつ優しいのは、パフォーマンスの一環でありましょう。
「手際がいいわね」
食材の下ごしらえを手伝う
椎井 莉鳥
も、舌を巻いてしまいました。
「なんの。そちらもなかなか」
「そうかしら?」
とはいえ莉鳥も、具材の切り分けがいささか大ざっぱなのを除けば、その仕草はかなりこなれています。ご両親が共働きで、いつも自炊しているのがここで役に立ちました。
莉鳥の切ったお野菜各種も投入、豪快にお鍋を振る月詠。お肉も入れれば、じゃじゃじゃっ、じゅわー!
「おーい。魚獲ってきたぞー」
やってきたのは、
北里 雅樹
。莉鳥は一瞬眉をぴくりと動かしましたけれど、後ろには
音海 なぎさ
に
薄野 五月
、
御巫 時子
もそれぞれの釣果を持ち寄ってくれたもので、顔には出さず。
「ありがとう。使わせてもらうわね」
「おう。捌くのは俺がやるよ」
などと返事も待たず、雅樹はてきぱきと慣れた様子でお魚をさばき始めます。これも猫鳴館暮らしの恩恵というものでしょうか。莉鳥は肩をすくめました。
調理にはなぎさと五月、時子も加わって、
「ボクたちも手伝うね」
「やあ、これは夕食も楽しみですなー、ふっふ」
「ええ。どれも美味しそうです……」
賑やか、楽しく、弾むようにお料理は進みます。
ガーリックライスを派手な鍋振りでいためつつ、月詠もどこか満足そうにうなずきました。
この後はダンボールで作った即席オーブンで、ピザまで焼いてしまうおつもりです。
「うん。出来ばえには期待してくれ」
いっぽうこちらは、
八神 修
と
七夜 あおい
。
ふたりの担当は、焼きそばです。修はフライパンを、これまた慣れた手さばきで振りながら、
「よし、豚肉には火がとおったかな。あおい、野菜のほうはどうだ?」
「切れたよー。もうフライパンに入れていいの?」
「ああ、頼む」
修はこの時、うっかり失念しておりました。あおいの料理の腕前を……常識はずれな感性を!
「じゃ、淹れるよー」
「ああ……って、あおいいいいい!?」
「え?」
ずどどどどど。どばばばばば! キャベツにニンジン、玉ねぎもやし、細切りピーマンも、それ自体はもちろん美味しいですけれど、ものには限度というものがありました。
あおいが投入した野菜は実に尋常でない量でして、フライパンにはあっという間に、野菜のドームがずずんとできてしまいました。
「あれ、ちょっと多かったかな?」
「ふんぐぐぐぐぐ」
フライパン+豚肉+その数倍ものお野菜がすさまじい重量となり、修の腕に襲いかかります。あんまし肉体派ではない彼には酷な感じです。
「だ、大丈夫?」
「だい、じょうぶ……だ!」
それでも。ぐぐぐと振りかぶり、フライパンをぐおん! 野菜は見事に宙を翻り、豚肉と絡まりました。修、ここにきて男を見せる!
あおいもにっこり!
「大丈夫そうだね。それじゃ、次いくよー」
「次!?」
ずどどばばばばば!!
「ぐおおおおお」
「あれ、やっぱりちょっと多かった?」
「ぬおああああああ」
とまあそんな感じで、みんなで作った晩ごはんは品数も彩りも豊かで、なんとも豪勢に仕上がりました。
湖での釣りでゲットしたお魚は、こんがり塩焼きに。
カレーは味もボリュームも満点! ご飯はおかわり自由です。
たくさんのおにぎりに、香ばしいガーリックライス。手作り焼き立てなピッツァ・マルガリータ。
お野菜マシマシの焼きそばは、量もマシマシ!
「「「「いただきまーす!!」」」」
みんなそれぞれに好きな料理を取り、思い思いの場所に腰かけて、ぱくり。ぱくぱく!
いい風が吹いて湖面を波立たせると、とっても涼しげです。揺れる樹々のささめき。目の前には本栖湖と富士山の雄大な風景。これぞ大自然の中でいただく、キャンプごはん!
たっぷりの料理も、連日の頑張りからすっかりハラペコなみんなの食欲を前に、順調に減っていきます。
食後には月詠特製、デザートのプリンもぷるんといただいて、みんなは大満足のお腹いっぱい! でありました。
<< もどる
1
…
17
18
19
20
21
…
23
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
富士山登ろう! 夏の林間学校!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月13日
参加申し込みの期限
2019年03月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!