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耕作さんの畑で実ったトウモロコシ食って幸せになろう。
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「一体全体、どうなってんだ?」
皆の異変に動揺する、深雪。
けれどもさっきから、ずっと漂う香ばしい匂いに、チラチラとトウモロコシに視線を投げるのをやめられない。
「皆さん、本当に盛り上がってらっしゃいますね……楽しそう」
どちらかというとカオスに近いのだが、
御巫 時子
は最後の天ぷらを、油から引き上げながら微笑む。
「さてと。大体完成したし、さぁ皆も食べてくれ!」
霧生 渚砂
は皆に勧めながら、自分でも熱々の天ぷらを、口に放り込んだ。
さっくりとした口当たりと共に、甘さが広がる。
……ん……何だ、この感情?
皆に感謝したいという気持ちで、いっぱいだ!
渚砂は、すでに叫んでいた。
「――ありがとう! そしてありがとう!」
「な、渚砂さん……?」
手始めに、横に居た時子と握手を交わす。
「時子君、お手伝いありがとう。本当に助かった!」
「い、いえ……どういたしまして……」
「料理食べてくれて、ありがとう! ああ、すべての人に感謝の気持を―……!!」
きょとんとする時子に、深雪が耳打ちした。
「気にすんな、渚砂はいつもあんなだから」
「まあ、そうなのですね……吃驚しました」
時子に応えながらも、深雪はまたトウモロコシにゴクリ。甘いものに目が無い深雪、どうやらトウモロコシに目が行ってしまって、状況があまり見えてないらしい。
「見てばっかじゃなくて、みゆみゆも食べなよ!」
そこへ渡りに舟とは、まさにこの事。十一が動画を撮りつつ、深雪を誘う。
「え? え? ねぇ、これどうなってるの!? どうなってるのー!?」
ようやくショックから立ち直った、
新井 米太郎
は周囲の惨状に戸惑うばかり。
「しかも十一くん、何か撮ってるしー!?」
●REC
「腹が減っては戦は出来ぬって言うしさっ!」
「ああ、試しにブラジルプリンを作ったんだが、良かったらこちらもどうぞ?」
旅鴉 月詠
が、深雪にお手製ブラジルプリンを勧めた。これが最後の一押しとなった。
「ん……わざわざ作ってくれたのかよ? まあ、トウモロコシ余ってるみたいだし。せっかく来たし、消費にも協力しなきゃだし、じゃあ……遠慮なく頂くぜ?」
素っ気無い振りをして、プリンを受け取ると、掬って食べる。
直後、クールを装う仮面がぶっ飛んだ。
「うまい! これホントに手作りなのか!? 旅鴉、お前、天才だろ!?」
感動した深雪の賛辞は、留まるところを知らない。
「お褒めに預かれて光栄だよ、霧生。……うむ、誉められるというのは、悪い気分じゃないね」
十一も深雪に、いい具合に焼けたトウモロコシを手渡す。
「……すげーおいしい! 納、さすが農業やってるだけあるな」
「へへー、そうでしょ? もっと誉めてくれてもいいよ?」
「調子に乗んな! でもちょっとだけ見直した……本当にちょっとだけ!!」
言葉では突っぱねながらも、深雪の表情は、無邪気な子供のようだ。
何だろう……何か変な気分になってきた。
凄く誰かに抱きつきたい……!
何なんだこの衝動は! それに凄く素直になりたい気分だ。
「うわー、ダメだ、もう耐えられねぇ!!」
腕を広げると、深雪はそのままの勢いで駆けて行き、瑠奈の背中に腕を回す。
「もうっ、もうっ、その歌! さっきからスゲーイイ!! こう、心が暖かくなってきやがって、たまんねぇよ!」
「え? ほ、本当? 嬉しい……あたしの歌で、誰かが元気になる……それがあたしの力になるの!」
身を離した二人は、トウモロコシを握ったまま手を取り合い、熱い視線を交わす。
「歌を聴いて思った、お前も音楽を心から愛してるんだな。俺には、すっげーよく分かる。最高だ!!」
「うん、大好き! もっとあたしの歌で、皆を元気づけたいな」
「やれるさ! お前なら、きっとやれる!! 俺が保証する」
「応援ありがとう、勇気出ちゃった!」
「こちらこそ、素晴らしい歌と出会いに感謝するぜ! 頑張るお前が――俺は、大好きだ!!」
再び、ひしと抱き合う二人。
「み、深雪……?」
たががハズレまくった、親友の姿に呆然とするのは
八神 修
だ。
彼も同じように、焼きもろこしの甘しょっぱさと、歯ごたえを堪能していたのだが、事前に神魂の事を聞いていたので、心構えが違った。
深雪の傍に寄ると、そっと声を落とす。
「落ち着け、ミユ。これは神魂のせ……」
だが、興奮した深雪は、修に台詞を最後まで言わせない。
「シュウ! わかってる、わかってるって!! こんな事、普段の俺には有り得ねえ……俺が後で恥をかくと思って、助言してくれてるんだな!? お前ってホント、頭いいだけじゃなくて、いいヤツだ!!」
修の首に手を伸ばして、すがり付いてくる深雪。
「いやその……だから」
「マジ親友! お前に出会えて、ほんとツイてた!! 俺、今、なんかすげー晴れやかな気持ちだ! 素直になれるっていい事だな。なんで今まで気付かなかったんだろう!」
「ミユ……嬉しいけど、かえってこい……!」
「皆、大好きだー!」(バックにお花パアァッ♪)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月05日
参加申し込みの期限
2014年03月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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