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メリーさんの素敵な世界、なの
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放浪の果てにキャットロードへと迷い込んだという風に
折河 樹
の歩き方は弱々しい。格好は涼しげで、青いボーダー柄のランニングの上に白い半袖シャツをコートのように羽織っていた。しかし、照り付ける太陽の前では無力に等しい。アシンメトリーの黒髪は汗に塗れ、頬にへばりついていた。
いつもの凛々しい釣り目は微妙に下がり、何かを求めるように顔を動かす。
「……暑い」
何度目かの言葉であった。両腕は自身の身体を強く抱き締める。
――この暑さは危険だ。俺の中にいる炎魔の封印を解いてしまう。
歩きながら額に手を当てる。掌の汗を目にした途端、樹は震えた。
――俺の体温が急激に上がっている。対抗するには水神の加護が必要だ。
僅かに足を速める。道沿いに並ぶ店舗に縋るような目を向けた。
水色の建物が見えてきた。
――あのようなところに喫茶店があっただろうか?
不審に思いながらも店舗の前で立ち止まった。格子の窓から店内の賑わいが見て取れる。
――迷っている暇はない。
木製のドアを開けて中に飛び込んでいった。
雪が斜めに降り注ぐ。瞬く間に視界は白く煙った。
「な、なんだ、これは!?」
突然の猛吹雪に見舞われた。左右を見ても同じ状況であった。
「それならば!」
背後に素早く目をやる。入ってきたドアは消え失せていた。
――氷魔の息吹で俺を炎魔と共に白銀の世界に封印するつもりなのか。
顔に掌を軽く当てて渋い表情を作る。引き締めた唇が緩み、僅かに開く。不安定な開閉を繰り返し、大きなくしゃみとなった。
「行動しないと」
適当に決めた方向に歩き出す。その間にシャツのボタンを閉めた。雪の中に埋まる足を引き抜くようにして懸命に足を動かす。
――あれは光なのか?
前方が明るくなってきた。半ば走るような姿で、その中に足を踏み入れた。
「夢なのか?」
呆けたような顔で言った。
目の前には空にも負けない青い海が広がっていた。平たい氷山にはアザラシが寝そべっている。左右に揺れながら歩くペンギンの姿も見られた。
我に返ると樹はシャツのボタンを外した。夏の温度に戻っていた。
――冬と夏が一緒になっているのか。実に面白い世界だ。いや、それだけではないはずだ。
頻りに目を動かす。太陽に照り付けられた砂浜は白く輝いていた。一切の塵が見当たらず、無人島を思わせる。周辺に生えている木々は巨木が多い。枝分かれした太い枝はツリーハウスに適しているように見えた。
――未知に触れることでインスピレーションが湧く。俺の書く小説を進化させることが可能となる。
溢れ出る思いで笑みが浮かぶ。
「探索の始まりだ!」
樹は行動を開始した。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
NPC交流
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月26日
参加申し込みの期限
2019年01月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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