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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
メリーさんの素敵な世界、なの
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寝子島にふらりとメリーさんが訪れました。黒い艶やかなおかっぱ頭には赤い椿を模した髪飾りを付けています。定番の和装ではなくて、島の気候に合わせた白いワンピースを着ていました。
「今日も寝子島は暑いの」
キャットロードの通りを歩いていると水色の建物が見えてきました。外観は喫茶店のようでした。メリーさんは木製のドアを開けて中に入りました。
白い空間に出ました。待ち構えていたかのように一人の人物が頭を下げました。白いタキシード姿です。
「再びのご来館、ありがとうございます。私はノアと言います。過去創造館の案内役を務めさせて」
ノアの言葉を遮るかのようにメリーさんが身を寄せてきました。とても強い視線で頬を上気させました。
「冬と夏を一緒に創造するの」
「当館は過去を創造するという旨を、以前に説明したと思うのですが」
「ペンギンやアザラシも入れるの。カワウソがいてもいいの。空には入道雲なの」
メリーさんは無表情で突っ走ります。
ノアは微笑んだ姿で固まりました。軽い咳払いで話を合わせました。
「冬と夏を合わせた世界の創造を望まれているのですね」
「望まれているの。良いとこ取りなの」
閃いたアイディアにメリーさんは、ほんの少し小鼻を膨らませました。
「具体的な案を伺ってもよろしいでしょうか」
「喫茶店に入ると猛吹雪で歩いてパカッと海になってカワウソが泳いでいて
青空の入道雲が美味しそうで平たい氷山にはペンギンやアザラシがいるの」
耳を傾けていたノアは微笑んで言いました。
「カオスですね」
「カボスなの」
酸味を思い出したのでしょうか。メリーさんは口を窄めました。
よくわからない世界があなたの訪れを待っています。
「今日も寝子島は暑いの」
キャットロードの通りを歩いていると水色の建物が見えてきました。外観は喫茶店のようでした。メリーさんは木製のドアを開けて中に入りました。
白い空間に出ました。待ち構えていたかのように一人の人物が頭を下げました。白いタキシード姿です。
「再びのご来館、ありがとうございます。私はノアと言います。過去創造館の案内役を務めさせて」
ノアの言葉を遮るかのようにメリーさんが身を寄せてきました。とても強い視線で頬を上気させました。
「冬と夏を一緒に創造するの」
「当館は過去を創造するという旨を、以前に説明したと思うのですが」
「ペンギンやアザラシも入れるの。カワウソがいてもいいの。空には入道雲なの」
メリーさんは無表情で突っ走ります。
ノアは微笑んだ姿で固まりました。軽い咳払いで話を合わせました。
「冬と夏を合わせた世界の創造を望まれているのですね」
「望まれているの。良いとこ取りなの」
閃いたアイディアにメリーさんは、ほんの少し小鼻を膨らませました。
「具体的な案を伺ってもよろしいでしょうか」
「喫茶店に入ると猛吹雪で歩いてパカッと海になってカワウソが泳いでいて
青空の入道雲が美味しそうで平たい氷山にはペンギンやアザラシがいるの」
耳を傾けていたノアは微笑んで言いました。
「カオスですね」
「カボスなの」
酸味を思い出したのでしょうか。メリーさんは口を窄めました。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2018年12月26日
- 参加申し込みの期限
-
- 2019年01月02日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2019年01月02日 11時00分
よくわからない世界にようこそ！ 寝子島は暑い夏ですが、現実は寒さの厳しい冬で新年を迎えようとしています。
寒い時に暑い日のアクションはどうにも書きづらい。逆に真冬はすらすら書けるけれども心まで寒くなる。
そこで二つの季節を合わせた
カオス素敵なシナリオを思い付きました！ 更にメリーさん加工が施されています。詳細は以下をご覧ください。
◎●◎ 今回の舞台 ◎●◎
寝子島のシーサイドタウン、キャットロードにある水色の喫茶店。
◎●◎ 奇妙な世界 ◎●◎
喫茶店のドアを開けて中に入ると猛吹雪に見舞われる。ドアは無くなり、どの方向を見ても横殴りの雪で白く煙っていて視界が悪い。
一方に決めて歩いていくと真夏の海に辿り着く。円形の冬を包むように夏の海が広がっている構造となっていた。
海水の温度は夏仕様なので泳ぐことが可能となっている。平たい氷山は溶けることなく幾つも海に浮かんでいて、
ペンギンやアザラシがのんびりと過ごしている。おとなしい性格の為、ＰＣが近づいても逃げることはない。
海中にはカワウソが泳いでいる。探せば他の生き物も見つけられるかもしれない（アクション次第）。
この世界にも時間の経過はある。真昼はギラギラとした太陽が輝き、深夜にはしっとりとした星々が瞬いている。
滞在時間はこの世界のおよそ一日。ＰＣが望むタイミングで元の場所に帰ることができる（現実では数秒の経過）。
◎●◎ メリーさんの家 ◎●◎
浜辺にあるロッジ風の海の家ではメリーさんがウェイトレスとして働いている。
店内は適温を保たれ、とても過ごし易い。木目の美しさを強調した作りで丸いテーブル席がメインとなっていた。
二箇所の窓からは海を眺めることができる。各々が三人用のカウンター席になっていた。
客から見えないところにある厨房にはノアが待機していて、メリーさんの注文に合わせた品を創造する。
お品書き
・ドラゴンラーメン
真紅のスープが目に染みる一品。一口でドラゴンのように火を噴く辛さを備えている。
・メリーさんスペシャル
メリーさんが好きな食べ物を適当に合わせた物で気分によって中身が変わる（アクション次第）。
・フレッシュジュース
新鮮な物をメリーさんの感性で適当に入れて作ったジュース。味の落差が激しい（アクション次第）。
☆★☆過去創造館☆★☆
・別次元の高名な博士が完成させた過去を創造する館で次元移動が可能。
・外観を自由に変えることができる。今回はキャットロードの一角に喫茶店として現れる。
・館の内部は無限の白を思わせる。訪れた者の情報を読み取り、世界を瞬時に創造する。
・関連した過去のシナリオ、
「メリーさんのホラハウス、なの、あなたの挑む星幽塔、あなたの見せる過去、あなたの望む過去」がある。
◎●◎ ＮＰＣ ◎●◎
ノア（案内役）
過去創造館が生み出した人物で白いタキシードを着こなす。中性的な顔立ちの麗人で微笑みを絶やさない。
メリーさん（都市伝説）
見た目は小学生の可愛らしいおかっぱの女の子である。神出鬼没で瞬間移動を得意とする。
今回は海の家でウェイトレスとして登場。訪れるＰＣに無表情の毒舌が炸裂するかもしれない（アクション次第）。
底なしの胃袋の設定は小休止となる。ノアが無尽蔵に食べ物を提供できるのでＰＣに愛らしく集る場面がない。
以上のような内容になります。メリーさんの世界観なので、何があってもおかしくはありません。
すでに世界が
おかしい素敵に彩られているので、猛吹雪の中に雪女や雪男がいても驚きはないでしょう。海中に何が潜んでいても不思議ではありません。もう、何でもありになってきましたが、程々にお願いしますね！