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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
灼熱！ 激辛！ 真夏の我慢大会！
旅鴉は激辛カレー鍋焼きうどんを前にして、何を思ったのか舞華にアイコンタクト。
（えええええ参加してるううううう何してんのおおお！？）
特等席で見守ってるから、と聞いていたのだが……。
（特等席ってそこですかあああああ！？）
フリーダムな自分の主に、動画を取りながら表情が引きつる舞華である。
「き、緊急事態です。あたしの雇い主が何故かこのイベントに参戦していました。正直、何が起きて、これから何が起きるのか全く予想できません！」
そんな実況コメントをカメラに向かって入れる舞華は、旅鴉がカメラをこちらに向けろとハンドサインしていることに気が付く。
「くっ、席離れてるのでこの場から届かないツッコミを入れるしかないですね！ 御主人激辛大丈夫でしたっけ？ とゆか大食いキャラではなかったと思うのですが？」
そしてカメラを向けて、よくよく主人の姿を見て再び驚いた。
「ご主人様、なんで脱いでるんですか！？ 下着、いえ、あれはタンキニ。しかも上下タンキニ。既に脱衣済みとはさすがです。というか隣の脱衣王こと志波さんもブーメランビキニパンツ一丁なんですが！？」
水着姿でうどんをすする男女２人の絵面をカメラに収めていると、旅鴉が何やら言葉を発し始めた。
「さてこの鍋焼うどん、幸いにも小皿に盛って冷ますという作戦が出来る。武道は調子はどうだ？」
「んー？ 辛いのは好きだしなーヘーキヘーキ☆ 何かで辛さマシマシになったりしてなきゃなHAHAHA☆ フラグ？ キノセイダヨ？」
「そういうのは口にすると成立しかねないのだがね。さて、冷ますと食べやすいが、その間に鍋の中のうどんが伸びるのが難儀だ」
旅鴉の指摘に志波がハッとした表情で叫んだ。
「オレシッテル！ これ時間かけると汁吸って増殖するやつだ！ 辛さよりもそっちの方がきつくなぁい！？ そもそも俺もうご飯食べてからの参加だよ！」
「そうだったのか。ちなみに今日の昼食は何を食べたのかな？」
「月詠ちゃん、自分のうどんに集中してぇぇぇぇぇ！？」
質問攻めにされて、志波の心がどんどん疲弊していってしまう。
「大丈夫だ、武道。私もそろそろ本気を出すよ」
彼女は冷ましたうどんを無表情ですすった。
「辛いね」
まさかのノーリアクション。表情筋が全く仕事しやしない。
「辛いけどコシがあって噛むほどに旨さもある」
しかも食レポが始まった。
「野菜は甘くて美味しい旧市街産。激辛だが出汁が効いてる」
半分くらい鍋の中身を平らげた旅鴉は、舞華の向けるカメラに目線を向けると、意味ありげに舞華へ向けて無言で身振り手振りで何かを伝えんと試みる。
（さて早食い大食い大会のコツだが『早く食べる必要はない』のだ。矛盾してるだろうが口に入るキャパを考えて食べよう。まして熱いしね。火傷して食べられなくなるより『水はいくらでも頼め』。胃に流し込む為に。口直しの為に……）
そして、遂に勝ち誇った顔で舞華へ想いを念じる。
（重要なのは『先の事を考えるな』という事だ。目の前の一口に集中しよう）
そして鍋の中身を平らげると、スタッフを呼び出し優雅にリタイア。敗者ルームへ移動すると、見事なまでにもてなされてゆくのだった。
「ちょ、御主人ー！ １杯目で涼しくリタイアしとる！ 鍋焼うどん食べ且つ特等席で眺めたいから参加しただけとみたー！ てか私見てフッと笑いよった。やだイケメン。女だけど」
そして旅鴉が念波で送った先程のアドバイスを、敗者ルームからスケッチブックで伝達してくる光景に、舞華はもわずツッコミを入れざるを得なかった。
「さっきの身振り手振りの尺要ります！？」
だが、自分の主人が舞華自身のリアクションに期待を寄せていることは重々理解できた。ならば、従者としてやることはもう決まりきっていた。
「いざ参る！」
舞華、思いっきりすすりに行った！
「アツゥイ！ そして辛い！ ケホケホケホッ！？」
想像以上の口内の刺激に耐えられず、うどんを噴き出す舞華。そして盛大にむせる。
「燃える辛さが参加者を灰にするぜー！？ いや熱くて辛いですがそして美味いという絶妙なバランス！ 熱ささえなんとかなれば！ 水はしっかりとって！」
声優ゆえか、口調が熱血キャラ風になってしまう。
「ナメないでよ……、菜々瀬なのよあたし……」
何とか１杯完食したところで、舞華もリタイア。
「いやうん、頑張りますが勝てなくてもいいのです。魅せプレイなので。賞品、もらうほうが手続きめんどいですし。ああ、喉が痛い……」
その後、舞華が編集した今回のイベントの動画再生回数は、何故か１週間でミリオン到達したという。
（えええええ参加してるううううう何してんのおおお！？）
特等席で見守ってるから、と聞いていたのだが……。
（特等席ってそこですかあああああ！？）
フリーダムな自分の主に、動画を取りながら表情が引きつる舞華である。
「き、緊急事態です。あたしの雇い主が何故かこのイベントに参戦していました。正直、何が起きて、これから何が起きるのか全く予想できません！」
そんな実況コメントをカメラに向かって入れる舞華は、旅鴉がカメラをこちらに向けろとハンドサインしていることに気が付く。
「くっ、席離れてるのでこの場から届かないツッコミを入れるしかないですね！ 御主人激辛大丈夫でしたっけ？ とゆか大食いキャラではなかったと思うのですが？」
そしてカメラを向けて、よくよく主人の姿を見て再び驚いた。
「ご主人様、なんで脱いでるんですか！？ 下着、いえ、あれはタンキニ。しかも上下タンキニ。既に脱衣済みとはさすがです。というか隣の脱衣王こと志波さんもブーメランビキニパンツ一丁なんですが！？」
水着姿でうどんをすする男女２人の絵面をカメラに収めていると、旅鴉が何やら言葉を発し始めた。
「さてこの鍋焼うどん、幸いにも小皿に盛って冷ますという作戦が出来る。武道は調子はどうだ？」
「んー？ 辛いのは好きだしなーヘーキヘーキ☆ 何かで辛さマシマシになったりしてなきゃなHAHAHA☆ フラグ？ キノセイダヨ？」
「そういうのは口にすると成立しかねないのだがね。さて、冷ますと食べやすいが、その間に鍋の中のうどんが伸びるのが難儀だ」
旅鴉の指摘に志波がハッとした表情で叫んだ。
「オレシッテル！ これ時間かけると汁吸って増殖するやつだ！ 辛さよりもそっちの方がきつくなぁい！？ そもそも俺もうご飯食べてからの参加だよ！」
「そうだったのか。ちなみに今日の昼食は何を食べたのかな？」
「月詠ちゃん、自分のうどんに集中してぇぇぇぇぇ！？」
質問攻めにされて、志波の心がどんどん疲弊していってしまう。
「大丈夫だ、武道。私もそろそろ本気を出すよ」
彼女は冷ましたうどんを無表情ですすった。
「辛いね」
まさかのノーリアクション。表情筋が全く仕事しやしない。
「辛いけどコシがあって噛むほどに旨さもある」
しかも食レポが始まった。
「野菜は甘くて美味しい旧市街産。激辛だが出汁が効いてる」
半分くらい鍋の中身を平らげた旅鴉は、舞華の向けるカメラに目線を向けると、意味ありげに舞華へ向けて無言で身振り手振りで何かを伝えんと試みる。
（さて早食い大食い大会のコツだが『早く食べる必要はない』のだ。矛盾してるだろうが口に入るキャパを考えて食べよう。まして熱いしね。火傷して食べられなくなるより『水はいくらでも頼め』。胃に流し込む為に。口直しの為に……）
そして、遂に勝ち誇った顔で舞華へ想いを念じる。
（重要なのは『先の事を考えるな』という事だ。目の前の一口に集中しよう）
そして鍋の中身を平らげると、スタッフを呼び出し優雅にリタイア。敗者ルームへ移動すると、見事なまでにもてなされてゆくのだった。
「ちょ、御主人ー！ １杯目で涼しくリタイアしとる！ 鍋焼うどん食べ且つ特等席で眺めたいから参加しただけとみたー！ てか私見てフッと笑いよった。やだイケメン。女だけど」
そして旅鴉が念波で送った先程のアドバイスを、敗者ルームからスケッチブックで伝達してくる光景に、舞華はもわずツッコミを入れざるを得なかった。
「さっきの身振り手振りの尺要ります！？」
だが、自分の主人が舞華自身のリアクションに期待を寄せていることは重々理解できた。ならば、従者としてやることはもう決まりきっていた。
「いざ参る！」
舞華、思いっきりすすりに行った！
「アツゥイ！ そして辛い！ ケホケホケホッ！？」
想像以上の口内の刺激に耐えられず、うどんを噴き出す舞華。そして盛大にむせる。
「燃える辛さが参加者を灰にするぜー！？ いや熱くて辛いですがそして美味いという絶妙なバランス！ 熱ささえなんとかなれば！ 水はしっかりとって！」
声優ゆえか、口調が熱血キャラ風になってしまう。
「ナメないでよ……、菜々瀬なのよあたし……」
何とか１杯完食したところで、舞華もリタイア。
「いやうん、頑張りますが勝てなくてもいいのです。魅せプレイなので。賞品、もらうほうが手続きめんどいですし。ああ、喉が痛い……」
その後、舞華が編集した今回のイベントの動画再生回数は、何故か１週間でミリオン到達したという。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2018年12月24日
- 参加申し込みの期限
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- 2018年12月31日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2018年12月31日 11時00分
