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月に喚ばれし悪魔の群と、とある落神の願い
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◇◇寝子ヶ浜海岸
「まったく……再生能力があるなんて厄介ね」
セイレーンと化して背中から生えた翼を羽ばたかせ飛行し、
一条 紗矢香
は眼下で繰り広げられる対石巨人戦を見守る。
(主の再降臨……)
十の月を仰ぐ。再度大地へと向けた瞳に見たのは、少し離れた位置で牛の角の生えたゴブリン
曖浜 鴻
と二本角のゴブリン
鮫ノ口 礼二郎
の守護を受けるミルク色スライム――ミラの姿。
(忌まわしき女神、というのは)
石巨人の言葉にすぐ浮かんだのはののこではあったけれど、
「……ミラ!」
もうひとりの落神であり女神でもあるミラのもと、紗矢香は降り立つ。
「聞かせて。あのゴーレムは誰を主と呼ぶのかしら? 魔王かナニカ?」
何もかもが推測の域を出ないのであれば、直接訊ねる方が確かだ。
「それは俺も聞きたい」
礼二郎が静かに頷く。現実の寝子島であるはずなのにまるで魔界の如き景色を見回しながら、ろっこん『脳内ビデオガム』を発動させるべくポケットからガムを取り出し口に入れる。そうして重ねて問いかける。
「加えて、これも特異点とやらの影響なのかも」
「私は、……見たのです。彼らが主と呼ぶ『絶神』が復活する未来を」
時の特異点とは、とミラは瞳を伏せる。
「絶神復活へと繋がるものなのです。特異点を見つける度、みなさまにご協力いただいているのですが、……何度阻止しても特異点は生まれ続け、」
そして、と悲し気に悪魔達の現れた寝子島の空を仰ぐ。
たちかみ、と口の中に呟く紗矢香にミラは頷く。
「絶神というのは、――」
それは、寝子暦0年に寝子島に落ちて来た落神と相対する、狼姿の神であるらしい。
紗矢香はしばらく思案して後、続けて問う。
「絶神を封印した『忌まわしき女神』という言葉に心当たりはない?」
ミラはぽいんと跳ねる。
「ののこさまのことなのですっ! ののこさまが月に封印した絶神が、――おそらくは封印の僅かな綻びを長い年月のうちに、……けれど破られたのは少しだけのはず、なのです。絶神本体は未だ月の封印の内のはず、なのです……」
「絶神は以前寝子島に降臨した事があるのか」
ミラは今度は礼二郎に向き合う。
「千三百年以上前に、ののこさまと共に――きゃあっ?!」
ミラの言葉を遮るかの如く、石巨人が一際大きな声で喚いた。着弾する溶岩石にも構わず踏み出そうとする。真白の蔦で縛められた片足は一度己から切り離し、再生することで自由を得る。脛を絶たれバランスを崩すその次の刹那には修復を完了させる。断たれた足をその手に掴んで槌じみて振るい、邪魔する者たちを薙ぎ払おうとする。
砕けて飛んでくる岩塊から仲間を護るため、鴻が盾の如く皆の前に立つ。(一人として倒れる者を出すものか……!)
己が身が血を流すも構わず、弾丸じみてバラバラと落下する岩塊を腕で弾き飛ばす。
「うおおお!」
礼二郎がゴブリンの怪力を活かし飛んで来た岩塊を両手とその身で受け止め逆に盾として構える。
「正面に立つな」
攻撃の余波を受けそうな石巨人の正面から側面方向への移動を促す礼二郎に頷き、鴻はミラをその腕に抱えた。
ミラの避難を手助けするように、空に一筋、静かな歌が流れ始める。
翼と化した腕を羽ばたかせ、長い尾羽を揺らし、
宮祀 智瑜
はセイレーンとして魅了の歌を空に響かせる。
少女の懸命な歌が僅かに届いて、石巨人は憤怒の足取りを少し緩めた。
(どうして、そんなに……)
誰も彼もを、自分自身が傷つくことさえ構わず傷つけようとする石巨人に、智瑜は胸を痛める。
何が原因でそこまでの怒りを抱え込んでいるのか、その原因が知りたかった。それが分かれば、
(説得も出来るはず……!)
どんな相手であっても傷つけることを厭う少女は、だから今はせめて歌い続ける。
動きを止める石巨人の姿を改めて目に捉え、鴻は気づいた。身体のそこここに小さな硝子玉が埋まっている。目を凝らせば、硝子玉にはさまざまの悪魔の姿が映り込んでいた。
(……あいつらが何とかなれば、巨人にも影響が……?)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
165人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月19日
参加申し込みの期限
2019年01月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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