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<天穹>月光満ちる世界に、餞を
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破:門をくぐれば、異世界
――雷の国。
祭を終え、移住者を乗せた船に乗っていた
サキリ・デイジーカッター
は雷の国に到着していた。傍らには
八神 修
もいる。
「どれぐらい、移住するんだろうな」
サキリの言葉に、修は貰った資料へと目を落としながら口を開いた。
「確か、今回は十数人ぐらいが移住するらしい。色々と手助けできればいいな。予定では後ほど移動予定の人もいるらしい。今回移住する人たちは言わば先発隊だな」
サキリは修に相槌を打ちながら船を下り、迎えが来ていることに気が付いた。先に雷の国へ行っていた
椿 美咲紀
である。
「待ってましたよ! こっちの方は準備万端ですっ!」
彼女の後ろには馬車が用意されており、それに乗って祠まで行くことが伝えられた。
馬車に揺られて祠に到着すると、
恵御納 夏朝
、
志波 武道
、
呉井 陽太
が出迎えた。
夏朝……交換人格の夏夜は、開かれた星幽塔への門と新天地への不安と期待でドキドキしている星華の傍にいた。
「いよいよ、ですね」
「緊張する事は無いよ。きっと、気に入ると思う」
夏夜にそう言われ、星華は小さく頷く。そして、陽太もにこやかにほほ笑みながら
「第一階層は前に買い物に行ったことあるし、少しなら案内できるよ。ここにいるメンバーは星幽塔に何度も足を運んでいるし、大丈夫」
と元気づける。
星幽塔が楽しみだ、と話している移住者たちの姿を見ていると、サキリはちょっと胸が痛む。彼らはかつて呪いにより死に、魔物となった。だが、呪いが解けて復活し、今に至る。遠い昔に亡くなって蘇った者は近親者もおらず、比較的最近亡くなって蘇った者も家族との距離感に悩んでいたらしい。故に、移住を決めたのだ、と聞いたのだ。
(彼らは月華世界と離れて暮らす方が幸せだろう……。本来救われるべきは失恋を拗らせた加害者ではなくて、平穏に暮らしていた被害者だ)
サキリが表情を険しくしていると、武道がぽん、と肩を叩いた。
「なに難しい顔してるんだい? ほら、スマイルスマイル☆」
「あはは……、ちょっと考え事していただけだよ」
そうサキリは武道に返すが、やはり、藍音に関しては許せないな、と思ってしまう。だが、別れ際、ライメイは言ったのだ。「藍音もある意味被害者なのだ」と。
(僕は、それでも……)
それだけ内心で呟きながら、彼は小さくため息を吐いた。
門へと向かう前、雷の国の神官が旅の無事と移転先での安全を祈り祈祷を行ってくれた。
(無事に行きますように……)
美咲紀は、期待と不安で胸を膨らませているだろう移住者たちを思い、真剣に祈る。それは、他の仲間たちもそうだろう。
祈祷が終われば、いよいよ出立である。雷の国の人々に見送られ、一同は門が設置されている祠へと向かった。
その道中、修は星華達へ『横のつながりの大切さ』を話す。
「馴染めないことや悩みもこれから起きると思う。そんな時、横の繋がりは大切だよ。相談できれば孤独に悩まずに済むよ」
拠点が決まったら伝えあうと良いね、とアドバイスすれば星華たちはメモを取る。その声で我に返ったサキリは「僕からも」と口を開いた。
「星幽塔は色々な階層があるから、自分にあった場所を選ぶのがいいかな。でも政情が不安定な第五階層は止めた方がいいと思うな」
「それなら、避けた方が良さそう……」
移住者の一人が呟き、別の移住者が他の階層に関して知りたい、と口にする。サキリたちは自分たちが体験したことを踏まえつつ、各階層の説明をする。そうしながらも彼はかつて白虹が星幽塔にいた頃暮らしたであろう町などは、月華の民に理解があるかもしれないので暮らしやすいのでは……と考えた。
過去の調査
で入手した資料の中に月華世界の移民がどこに移ったか等の記録も入っていた。大半は第一階層で暮らしていたようだが、一部は第四階層や第九階層に渡ったようだ。ごく少数だが第十一階層に行った者もいるらしい。
話し合いの結果、一旦第一階層で生活し、慣れたら希望者を募り他の階層へ移る事になった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月12日
参加申し込みの期限
2020年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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