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職業体験に潜む罠
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そんな時、新の無線機へ通信が入った。
『玖珂君? そこには岡瀬さんも一緒ね?』
「っす、森篠先輩。どうかしましたか?」
『こっちは、予告状にあった厩舎に、捜査協力してくれることになった犬のルディと向かっているわ。そっちで騒動があったと聞いたけど』
「ああ、変な服を着た男が二人。一人が囮になって、もう一人が盗むって手口だったみてぇッス。予告状の品を盗んでいくって言ってました」
『二人? 予告映像より少ないわね……。情報ありがとう、こっちも慎重に向かうわ。何か気づいたことはある?』
「気づいたこと? つっても、映像と同じ真っ白だったってくらいしか……」
結華のほうへ視線をやるも、やはり困ったように首を振っている。
現場に駆けつけるのが、もう少し早ければ取り押さえることができたかもしれないと思うと、歯がゆい気持ちでいっぱいだ。
「やっぱり、岡瀬先輩も同じっすよ。どっちも顔の半分を隠していたんで、それ以上の特徴は――」
「先生……」
「ん?」
「口元を隠していたほうの怪盗は、ウォルター先生に似ている気がしました。目元だけですし、確証はありませんが」
ウォルター・B
。言動はさておき、背格好や髪色は同じだと思う。
勉強会に参加したとはいえ、ウォルターは主に別学年の授業を担当している。彼の部活動にも入っていないし、顔を合わせた数で言えば少ない。
だが、少ない情報の中だからこそ、これが発想の転機となるかもしれない。
『なるほどね。今日は生徒に向けてのイベント、教師が絡んでいてもおかしくはないわね。じゃあ、二人はその情報を未確定という前提でみんなに共有して。その後は、現場の確認をお願い』
「了解ッス!」
そうして、警察の目を掻い潜り、再び黒いローブを纏って路地裏に逃げ込んだ怪盗たちだが、そこには澪が銃を構えて立ちふさがっていた。
銃と言っても、見た目にも明らかに子供向けの物だ。弾が出たところでウレタン製で威力は無いだろうと思うも、一人の怪盗がじっと澪の構えを見つめる。
「大人しく、盗んだものを返してもらおうか」
「そういうのは、怪盗に言ったらどうだ?」
「白々しいな……誰もが足を止める犯行声明の映像が流れた時、君たちは映像に目もくれず移動していた。そこからマークしていたんだから、正体を偽っても意味はない」
そんなに早くからマークされていたことに気づかなかった怪盗たちは、脱出の糸口を探すように澪と対峙しているかに思えた。
だが、アラビアン風の怪盗はローブのフードだけ取り去り、微笑んで拍手を送ってくる。
「いいねぇ、君の構え。射撃は経験者かな?」
「何を……」
「美容室の獲物を持っているのは僕だ。勝負なら僕が受けよう」
「ふん、面白い」
ハサミを持っていることを正直に吐露し、見せつけてくる。
その態度にバカにしているのかとも思うが、本人は至って本気のようだ。
「君は、あの方のために次の予告状の場所へ。足止めは任されたよ」
「……わかった」
二兎を追う者、という言葉に習い、澪はターゲットを一人に絞った。
盗品の受け渡しなどないか警戒していたが、そんなずる賢いこともしなかったようだ。
相棒に追撃を行わなかった澪を見て、アラビアン風の怪盗は安堵の息を吐きながら壁にもたれた。
「は~、助かったよ。ほんと、嘘は苦手でさぁ」
「その声……まさか、ウォルター先生?」
「あ、バレた? さすが河島、観察眼があるねぇ」
母校で部活動の際にお世話になった恩師が、なぜこんなことをしているのか。
取り調べも兼ねて聞いてみれば、あっさりとウォルターは理由を話した。
「事情はわかりました。しかし、先生が逃げると言うなら容赦はしません」
「逃げない逃げない。河島から勝負を挑んでくれたんだよ? 卒業しちゃったから、もう相手にしてもらえないと思ってたんだけどなぁ」
楽しそうに笑うウォルターは、怪我人もでずにみんなが楽しめる試合を提案することを約束し、二人はハサミをかけた勝負を行うことになった。
厩舎に到着した琳子の隣で、ルディが唸り声をあげている。
ここに怪盗がいるのかと思うと、琳子は手のひらが汗ばんできそうな緊張のもと、ルディと共に中へ入った。
「こんなに大きな動物とも触れ合えたのね」
「グゥウウウ……っ!」
さっきまで機嫌もよく、散歩と勘違いをしているんじゃないかと思うくらいだったルディが、ある一点を見つめて唸りだす。
そこには、物静かな男性が一人立っているだけだ。
「無闇に人へ吠えたりしないって聞いてるんだけど……すみません、少しお話を伺いたいのですが」
琳子が警察手帳を取り出し、身分を提示する。まるでドラマのワンシーンのようで、声をかけられた男性は、小さく感嘆の声を漏らしていた。
「そんな物を見せなくても、話くらいいくらでもするさ……っと、失礼」
いいところで電話の邪魔が入るだなんてついてない。男性は煩わしそうに携帯電話を取り出すと、相手を確認して笑みをこぼした。
その会話している姿を見ると、どうも初めて見た気がしない。どこかで会ったことがあるはずなのだが、誰だっただろう。
「はい、黒崎です。ええ、今確認に。……はい、とびきりの毛艶の子を。はい」
行儀が良いと褒められはしないが、今の彼は捜査対象。そうでなくとも、人目を気にせず話すものだから、会話の内容は琳子に丸聞こえだ。だが、その内容から相手までを想像することは難しい。
目上の人物に、何らかの報告をしているらしい、ということはわかるのだが――。
「とびきりの毛艶の子を、どうするんですか?」
通話を終えたのを見計らい、琳子は問う。
まるでその問いを待っていたかのように、電話で黒崎と名乗った男は服の裾を引っ張った。
舞台などで使う仕掛け衣装だったのか、ありふれたスーツはイギリスの王子のような服装へと姿を変え、琳子が驚いている隙きに、彼はペストマスクまで身につけていた。
「白……まさか、怪盗団Weiβ!?」
正体を言い当てられるのを楽しみにしていたかのように高笑いをし、颯爽と馬に乗って去ろうとした俊介。
――だが、運動神経が悪いためか乗りこなすことは上手くできず、あえなく落馬してしまった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月14日
参加申し込みの期限
2018年11月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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