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ギネスに挑戦! ワンアワー・猫パンチ!
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サキリは文明の利器スマートフォンを駆使して旧市街にて猫集め。
そして何故かボロボロのリアカー付き自転車に乗って移動中。
「これ途中で壊れないか心配だけど、最後まで持ちこたえてくれよ……」
猫鳴館にあったリアカー付き自転車を借り、猫ケージをたくさん積んで移動しようと画策したサキリ。
とても合理的な作戦だが、その作戦に移動手段が最後まで耐えうるか、サキリはヒヤヒヤしていた。
「大丈夫だ、出発する前に出来る限りの補修はしたし、クッション材を敷き付けているから猫たちも安心だ。きっと大丈夫だ」
自身に言い聞かせながらペダルをこいでいると、前方から異様なモノが迫ってくるではないか。
同じリアカー付き自転車の後ろにリアカーを連結させた『ムカデリアカー』のペダルを必死に漕ぐ桜庭だった。
「いや~キツイっす! リアカー3台はマジキツイわ~」
彼女のリアカーには保冷剤と段ボールで作られた簡易猫ハウスが建築済み。それが3台、連結されているのだ。
どのリアカーにも猫がわらわらと大人しく涼んでおり、かなりの重量だと推測できる。
「あ、サキリくんだー。サキリくんも、リアカー作戦?」
「う、うん、そうなんだ。……で、桜庭。これなに?」
サキリの問い掛けに桜庭はよくぞ聞いてくれたといわんばかりに胸を張った。
「ボクが発明した移動式にゃんこホイホイ! 雨風とこの夏の熱さを猫たちから守る画期的な発明! 中には餌も完備! 猫は捕まえるモノじゃないんだ。家ごと丸ごと連れてゆけばいいモノなんだ……!」
サキリ、桜庭の発想の転換になるほど、と頷くも首を傾げてしまう。
「ところで連結する意味、あるのか?」
「あるよ! どう考えたってあるよ!! 大丈夫! 足がパンパンになるかもしれないけど、ボクシングで自分鍛えてるんで……!」
テニスラケットを掲げた炎の妖精みたいな眼差しの桜庭に、サキリは「そうか、頑張れ」としか言うことが出来なかった。
「じゃあ、ボクはこれで! うおー! ところで会場はどっちの方角だー!?」
彼女がペダルをこぎ始めた瞬間、同伴していた愛猫のにゃーくんがにゃんこホイホイの壁面に爪とぎ開始!
「待って! にゃーくん待って! そこ触っちゃ駄目! 壁が壊れちゃう!?」
しばらく飼い主と飼い猫のバトルが繰り広げられる光景を眺めていたサキリだが、本来の目的を思い出して無言で彼は立ち去っていった。
「桜庭はにゃーくんと仲直り出来ただろうか。ともかく、僕もはやく猫を集めて会場に戻ってアイスを食べたい……」
甘味への情熱を滾らせ、サキリはスマートフォンを操作。
「この『ねこ寄せ』ていうアプリ、本当に効果があるのだろうか?」
半信半疑で、ダウンロードしてみたアプリ。
早速、使用してみると、『にゃ~♪ にゃ~♪』と甲高い猫の鳴き声がスピーカーから流れる。
「えっ、これだけ? 大丈夫か……?」
もっとすごい事が起きるのかと身構えていたのだが、鳴き声だけだと分かり肩透かしを食らった気分だ。
だが、この猫の鳴き声は『雌猫の求愛の鳴き声』だサキリはヘルプボタンから知り得る。
ゆえに集まってくるのは……。
「ん? なんだか殺気立った猫たちに囲まれているような?」
サキリのスマートフォンの鳴き声に反応した雄猫たちだ!
「フニャァ~! フニャァ~!」
「フーッ! フーッ!」
サキリは猫の言葉は分からないが、意訳するとこうなる。
『うおぉぉぉ! めっちゃ可愛い鳴き声の女の子が俺とイチャイチャしたいって言ってやるぜ!』
『バーロー! 俺とだって言ってんだろ!』
雄猫同士が存在しない雌猫と巡って一触即発。
その中心にサキリ、手にはヴァーチャル雌猫。
人間でいうとVRキャラのライブに群がるオタクたちのようだ。
「……猫にもヴァーチャルアイドルが通用するのか。凄い時代だ。いや、それよりも彼らを大人しくさせないと」
サキリは用意していたチューブ状の猫おやつの封を開けて目の前の1匹の雄猫に差し出す。
「ほら、美味しいよ。おたべ?」
「ウミャゥ? ウミャァ、ミャウ……!?」
(へっ! 俺様がそんな餌に釣られるわけが、ってこれ美味ぇ……!?)
あっさりおやつに釣られる雄猫の1匹。
これを見た他の雄猫たちも警戒を解いて、そろりそろりとサキリに寄ってきた。
「みんなの分もあるよ。召し上がれ。そして、こんなのもあるよ」
サキリが取り出したのは、猫たちの禁断のブツ、マタタビパウダー!
猫にとって、マタタビとは媚薬!
雌猫の求愛の声で悶々としている雄猫たちには効果絶大!
酔っぱらうという表現は実際正しくなく、分かりやすく言えば、雄猫たちの感度が3000倍になってしまうイメージだ。
もはや立っていられなくなるほど体の中から快楽が湧き出てくるのだ!
「オワァ~ン♪ オワァ~ン♪」
瞬く間にマタタビジャンキーと化した雄猫たち。
そのままケージに大人しく収容され、サキリはリアカーを急いで会場まで引っ張ってゆく。
「なんだかすごいアプリを見付けてしまった気がする……」
この時、まだアプリの詳細を把握していないサキリは、以後、雄猫ばかりを回収しまくるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月28日
参加申し込みの期限
2018年11月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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