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ティクス・ソル
は後ろ手に縛られた状態で状況を窺っていた。小柄で見た目は少年にしか見えない。半袖シャツに半ズボンも年相応に思える。そのおかげで黒服から警戒されることはなかった。
――不穏な動きをする者達が気になって、わざと捕まってみたが思っていた以上に酷い連中のようだ。状況判断の為に黙っていたが、我慢にも限界はある。
灰色のショートの髪を左右に揺らす。周囲に気付かれないようにして肩や腰を動かした。
――同じ姿勢で少し身体に強張りを感じるが。まあ、問題ないか。徐々に凝りが解れてきた。
その間、目は子供に向かう。理不尽な暴力に晒されたせいで完全に委縮していた。コンクリートの床に丸まって、すすり泣く姿も見られた。
――禍々しい研究所の記憶を思い出す。
どのような世界であっても、いたいけな子供を傷つけて良い筈がない。
ティクスは身体の動きを止めた。僅かに口角を上げる。拘束された両手首を鳴らし、奇妙な形に折り曲げ、瞬時に全体を窄めた。結んだ形のまま、ロープが下に落ちた。素早く拾い上げて両手首に巻き付ける。
――この程度の偽装で十分だ。ボスの到着時間が迫っている。他の者の拘束も解いてやらないとな。
子供達に目をやる。急に思い直したかのように別の方向を探る。
――か弱い子供を先に助けてやりたいが、それを守る力がなければ意味はない。
その時、
鴻上 彰尋
と目があった。コンクリートの床に倒れた姿で笑みを作る。黒服に蹴られたせいで片方の瞼が腫れていた。
彰尋はカッと目を見開く。
「こんなクズ連中の上で、ふんぞり返っているボスとやらは、もう人じゃないね! 肥え太った醜い豚みたいなヤツに決まっている!」
「調子に乗るんじゃねぇぞ!」
「おまえこそ、引っ込め! 豚の下僕が!」
黒服達が彰尋を睨み据えた。殺意に等しい視線が全身に突き刺さる。
意図を知ったティクスは早々に動いた。上体を固定して足の動きだけで
楢木 春彦
に近づく。背中を合わせる形となって囁いた。
「……春彦、今から拘束を解く」
「その声は……ティクスさんか。ありがてぇ」
「……すぐには動くな。機会を待て」
春彦は頷いた。背中で感じたのか。ティクスは黙って結び目に手をやる。造作もなく、拘束は解かれた。
続いて近くにいた
呉井 陽太
とも背中を合わせる。
「感謝ですわー」
「わかっていると思うが」
「……動く時は一斉に、ですよねぃ」
ティクスは笑って結び目に取り掛かる。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月23日
参加申し込みの期限
2018年11月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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