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逆襲の時
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「こらー、はなせ! ふざけんな!」
源 竜世
は手足をバタバタさせる。両腕は胴体と共にロープで縛られていた。
「早く来い!」
黒服はロープを掴んで引っ張るようにして歩かせる。竜世はその腕に噛み付いた。
「またやりやがったな!」
刺々しい頭に拳が打ち込まれる。
「いってーだろ! おっさん、ハゲろ!」
「禿げねえよ!」
黒服は強引に前に押しやり、背中を蹴飛ばした。竜世はコンクリートの床を転がった。俯せの体勢で止まり、顔だけを上げた。
「くっそー、今にみてろよ! やりかえしてやるからな!」
「このクソガキが」
黒服は蹴り上げる勢いで近づいてきた。
先に両手首を縛られていた
タイラ・トラントゥール
が声を上げた。
「子供にひどいことをするのはやめろ! それでも大人なのか!」
立ち上がろうとした瞬間、大ぶりの平手打ちを食らった。横倒しになったタイラは赤くなった頬で黒服を睨み付ける。唇の端が少し切れて赤い血が滲んでいた。
「わー!」
仰向けになった竜世が大きな声を出した。靴底で床を打ち鳴らす。駄々っ子となって暴れた。
「うるさい、黙れ! 急に何なんだ、お前は!」
「トイレだよ! 出そうなんだって!」
「だから黙れ!」
「出るー出るー! いっぱいドバーって出ちゃうよ!」
竜世は左右に転がる。両脚を派手に動かした。
「ソイツを行かせてやれ。大きな声が外にもれてもいいのか?」
タイラは露草色の目を赤い腕章を付けた黒服に向けた。
「連れていけ」
押し殺した声で命じた。黒服は軽く頭を下げて竜世を引っ張り上げる。
「あぶなかったぜー」
竜世はタイラに目をやる。眉を上下に動かし、顎を何度も突き出した。
「早くいけ。本当にもらすぞ」
「あー、もう!」
竜世は怒ったような態度で黒服に連れて行かれた。
エレベーターの手前にトイレはあった。
「さっさとしろ」
竜世は黒服に背中を小突かれた。妙に焦った様子で後ろを振り返る。
「ひっこんだ! うんこ、うんこが出そう!」
「お前、いい加減にしろよ」
「出るって。もう、いっぱい出る! わかるんだよ。はらがグルグルだから!」
内股の姿で訴える。黒服は近くの個室のドアを蹴飛ばした。
「そこでやれ」
「わかった」
竜世は縛られた状態で中に入った。ドアを身体で押して閉めようとすると、黒服に手で止められた。
「開けたままでも出来るだろ」
「できねーよ! こどものうんこが見たいのかよ! ヘンタイかよ! はやくさせろよ!」
「わかった、騒ぐな!」
黒服は自らの手でドアを閉めた。
竜世は中で静かに息を吐いた。直後に怒ったような表情となった。
――タイラもオレときたら、にげられたのに。なんで気づかないんだよ。
靴先で軽く便座を蹴った。
「早くしろ」
「わかってるって。オレのブリブリを聞かせてやるよ」
「黙ってやれ!」
黒服の足音がした。少し離れたようだった。
竜世は腰を曲げてカーゴハーフパンツのポケットからカプセルギアを取り出した。鋭い目をしたフレイムドラゴンで名を
スターライトナイト
という。
手にした状態で竜世は目を強める。
「……オレといっしょに、たたかってくれ……スターライトナイト」
足でレバーを踏んだ。水が流れる中、『オレとキミのナイショの話』のろっこんが発動した。
カプセルギアは眼付きの悪い青年に変化した。
「マスター、ピンチみたいだな」
「オレが先に出るから、ナイトはうしろからなぐってくれ」
「任せろ」
激しくドアが叩かれた。
「早く出ろ!」
「わかってるよ」
ドアを開けた。その裏にナイトが身を隠す。
竜世が先頭で歩き出す。黒服は後から付いてきた。
「おっさん、あんま怒るとハゲるぞ」
「だから、禿げ、グッ」
振り返ると黒服は仰向けに倒れていた。ナイトは笑って親指を立てる。
「なんだよ。オレもやりたかったのに」
「面倒事はさっさと片付けないとな」
ナイトは手早く竜世の拘束を解いた。代わりに黒服を縛り上げる。首にロープを巻いて両足首と繋げて結んだ。海老反りの姿でタイルに放置した。
「この黒いスーツをナイトが着たら」
「無理だ。サイズが違い過ぎる」
「そうだな。あとはタイラを助けないと」
「敵の数が多いなら、慎重にやらないと被害が大きくなるぜ」
ナイトの話に竜世が頷く。
「オレが黒いのをなんとかしてよぶ。ナイトがなぐる。カンペキだな!」
「ま、慎重にな」
二人は具体的な作戦を練り始めた。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月23日
参加申し込みの期限
2018年11月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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