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【七夕】灯りをつけましょ提灯に☆
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昨年は大の親友同士という関係での楽しいお祭りだった。
じゃあ今年は?
双方の脳裏に甘い鼓動の音が響き渡る。
「……なんか、いつもとちげぇ?」「に? 浴衣だから?」「いや、そうだけど去年見た時よりなんか……」
彼らしい言葉で、ちゃんと出会い頭気付いてくれたのを思い出しては
七音 侑
の頬は先程から緩みっぱなし。
確かに去年も浴衣ではあった。けれど、今年は恋人同士。着付けにも気合が入るというもので。
自分らしく、でもちょっぴり特別風味に映ればいいな。そんな思いで工夫も付け足した本日の浴衣。
袖からチャランと覗くハートがアクセントのブレスレットを揺らすように、去年はしなかった恋人繋ぎで互いの温もりを感じ合う。
―― ……去年と同じ祭りのはずなのにこんなにも景色が変わって見えるのか。
侑の乙女心による努力に気付いたのか、はたまた友人から恋人になった変化による視野の違いなのか、自覚はしていない
工藤 耀
当人はそれでも不器用なりに思った事はストレートに彼女へ伝えた。
結果、嬉しそうに花咲く笑顔になったの見れば、良かった……と自身の言葉に安堵をもらったり。
「今年も屋台巡りからしようぜ」
「にー! 何食べようかなー……かき氷と綿あめは外せないし、あ! りんご飴あったよ耀君!」
「よし、でかした侑」
まさに今『りんご飴買いに行きてえ』とその屋台を探していた視界に、侑が指差すのが映れば頭をくしゃりと撫でてから早速買いに向かう耀。当然のように二つ購入すれば、ん、と隣りへ差し出してやる。
「え! ウチの分?」
「他にも欲しいもんあったら言えよ」
「わーい! ありがとうだにー♪」
「……別に俺も食べたいだけだから気にすんな」
素っ気なく言ってのけるも、それが耀の照れ隠しだと侑は知っているので全く気にせず、りんご飴に口をつければ。
「ほらほら見て、舌がピンクになっちゃったー。あ、ヨーヨー釣りあるよ!」
「っっっ……お、う。やってみるか」
覗き込むように見せてきた、潤う唇からちろりとはみ出されたピンク色の舌。恋人の愛嬌ある仕草は時に凶器。
危うく悶えて打ち震えそうになったのを、心の内のみでなんとか繰り広げては表情乱さず彼女のあとに続く耀である。
「えへへ、やっぱり楽しいね!」
「まだまだ、これからだ。体力残しとけよ」
「余裕だにー!」
手と手を取って、灯りと賑わいの中を連れ立って行った。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
―― 今年の浴衣は花柄が流行りなのかな?
昼の部はどうしても外せない用事があって参加を見送ったお祭りへ、どうやら間に合ったようだと夜になっても盛況に賑わう屋台通りを、雰囲気楽しむように歩く
マリエッタ・ラシュリエ
。
浴衣祭りとあって、行き交う人たちは大抵浴衣姿なのを見やって、自身の着ている物へも何となく
視線落とす。
白地に鬼灯の花をあしらった、シンプルな分花の存在が鮮やかに印象に残る。
それぞれの個性に合った様々な浴衣たちを、興味深げに観察しながら。
日頃木天蓼大学大学院にて研究に追われる日々もあり、今日はお1人様なのも気にせず気分転換にお祭りを堪能する気満々である。
誰に気兼ねする事無いと思えば、童心にかえって折角なら色々遊びたい。
―― まずは……射的ね。
ちょうど目に入った所へ寄って行った。
するとそこで、お財布とにらめっこしている小学生らしき男の子……Tシャツと半ズボンだから多分男の子、な可愛らしい先客さんにマリエッタは目を留めた。
「う~ん……う~ん……1回やりたい、けど……1回じゃ取れないよねぇ」
「どうしかしたの?」
困り顔へ思わずというふうに声を掛ければ、大きな茶色の瞳が見上げて来た。
「あっ、えっと、オレ射的ってあんまりやったことなくって。あの猫さんのぬいぐるみ欲しいけど、
何回もやるお金も無くって……どうしよっかなぁって。
ご、ごめんなさいおねーさん! オレ、立ってるのオジャマだった!?」
「いいえ、大丈夫よ。そう……なら、私と一緒にやってみる?」
「え? いーの?」
「ちょっとくらいならコツを教えてあげれるかも。でも、上手くいかなかったらごめんね?」
「ううん! 一緒にやってもらえるの嬉しい! ありがとーおねえさん!」
「
マリエッタ・ラシュリエ
、マリーで良いわ」
「オレ、
曖浜 瑠樹
だよ♪」
かくして、射的の景品を見つめ、あっちかなこっちのかな、なんて楽しく会話に花を咲かせながら。
瑠樹が打つ時には、的の少し上を狙って……とどこかで聞きかじった気がするアドバイスをマリエッタが添えてやったり。
結果、それぞれが一度ずつ挑戦すれば、瑠樹はお目当ての猫さんぬいぐるみを、マリエッタは色鉛筆24色セットを無事当てた。
「やったぁ! マリーおねえさんのおかげだね。おねえさんも上手だったねぇ」
「本当はその隣りの、腕時計を狙ってみたのだけど。違うのに当たるのもこれも射的の面白さよね」
にっこりと微笑み合う。
射的仲間なご縁、その後も自然な流れで小学生と大学院生コンビな2人は輪投げをしたり、くじ引きをしたりして楽しむ。
同時にお腹空いたね、と溢せば笑ってたこ焼きを一つ買っては、仲良く半分こ。
「はふはふ……おいしいねぇー!」
「ええ、本当に」
「あ! クラスの友達っ、が居た気がする……」
「どうぞ、私の事は気にしないで行ってらっしゃい。おかげで、充分楽しかったわ」
「……うん! オレも! マリーおねーさん、また会おうね~」
迷子にならないかしら……、なんて、人混みの中小さくなっていく背中を暫し見守ってから。
まだまだ他のところも回ってみないとね。
喉が渇いてビールを一杯買って飲めば、ほんのりいい気分。
足取り軽くしながら、マリエッタも屋台の奥へと進んでいくのだった。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
102人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月22日
参加申し込みの期限
2018年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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