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【七夕】灯りをつけましょ提灯に☆
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「運命の出会いがここにはきっとあるのです!」
友人たちが聞いたら、『どうしたの!?』とおでこに手を当てられそうな珍しい台詞を、
屋台入口で解き放つ
椿 美咲紀
。
んま。失礼な。私もれっきとした乙女ですよ! 本日は『たまたま』目的違いますけどね!
稀にあるダレカへ突っ込みながら、そう、美咲紀が出会いに燃えているのはお祭りならではのモノ。
普段出会えないジャンクな食べ物や雑貨品たちに呼ばれたのだと息巻いて、愛用のカメラ携え今日のお祭りへと乗り込んだわけである。
「あっ市橋さんなのです! コンバンハー♪」
「椿か。こんばんは」
カメラをしっかり両手で握りしめた状態で正面から元気な声を発した友人の姿に気付けば、
屋台へと視線やりながら歩いて来た
市橋 誉
が、袖ひらめかせ片手上げて挨拶を返す。
「浴衣姿がなんだか色っぽいですねえ。そんな色っぽいおにーさんが、お1人様ですか?」
「お1人様だけどなにか?」
褒めてるんだか絡んでるんだかな、美咲紀の言葉にも全く気にした素振り見せず、さわやかーな笑顔で堂々と述べる誉である。
「そういう椿も、こういうお祭りで一人なのは意外だな。友達と回ったりしないのか?」
「寝子高新聞に記事を書くため、取材しなきゃなのですよー」
「っていうのは誰に気兼ねすることなく屋台を食べ歩くための口実か?」
「げっふげっふ、そそそそんなことはないのですよ」
意趣返しのように華麗に突っ込む誉に、美咲紀は盛大に目を泳がせる。勝敗は言わずもがな。
取材なら邪魔しちゃ悪いな、と手を振って二人は分かれた。
焼きそば、たこ焼き、お好み焼きは外せないよなと、誉もいざ屋台巡りに参戦。
一見外見は細身だが、ピアノ弾きとしての体力作りにジョギングしている身は、見た目より大変よく食べる。
ペロリと定番メニューをたいらげた後は、焼き鳥、じゃがバターと続き……イカ焼きは避けてと。
うーん、少し甘い物も欲しくなったな。
わたあめを購入して頬張れば、どこか懐かしい甘さが口内に広がって微かの口元が綻んだ。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
「なにやら賑やかな雰囲気だと思ったら、お祭りの日だったのですねぇ……
ふふ、どんな美味しいものがあるか楽しみです♪」
夜空に溶け込みそうな色味なスカートをふんわりひらめかせ、明かりや人の声で賑わう方向に誘われるようにやって来れば。
巫部 紫苑
の瞳が提灯に火が入ったように輝き出した。
屋台が等間隔に立ち並んでいるのを見たらばやる事は一つ。
食べ物の屋台を全制覇です♪
どんなに食べてもすぐエネルギーにすり替わり太らない、痩せの大食い選手並みに、紫苑も底なしの胃袋と食欲持ちである。
食べている時に出る幸せボルテージが、ある種紫苑にとってのカロリー消費、なのかもしれない。
通りから参道商店街を埋め尽くし、その先の神社まで屋台の列が続いているのが分かると、まずは左側の屋台を食べ歩こうと決め歩み出す。
「神社に着いたら、今度は逆側の屋台を食べ歩いて戻って来ましょう」
そうすれば、一つだけ食べ損ねた! な事態は避けられるはず。
完璧な作戦の下、めくるめく最初のお店を覗いてみれば、先着なお客さんがちょうど綿飴を買おうとアワアワした仕草で、猫型がま口財布を取り出しているところだった。
「(ねこじまのお金は……大丈夫ですな)」
星の交易所にちゃんと寄った記憶はあるけれど。
ついドキドキとお財布の中身確認しているのは、某星の塔から遊びに来ている
ミーツェ・M・フェリス
。
無事お会計出来たら、悩んだ末小さな星型キャンディーが散りばめられた、水色の綿飴を受け取って口に運ぶ。
「はむはむ……甘ーいですな! あめですなー!」
「わぁっ、とっても美味しそうですねえ」
「なな?」
順番待ちでついその様子をじっくり見つめていた紫苑が、そう話し掛けるとミーツェはまんまるお目めをクリンッとさせて、紫苑を見上げた
「あ。すみません、おいしそうに食べられてるので思わず言葉が出てしまいました。色、たくさんあるんですね」
「はいですな! ミーっ……みつえが選んだコレもとってもふわふわ甘いですなーっ」
「お口に合うのが選べて良かったですね。そうですね……では私は、メニューの5色、全部ください」
「なー!?」
おっとり微笑んでお話してくれていたお姉さんが、さらりペロリと何やらスゴイことを口にした気がする。
ピンク、オレンジ、水色、黄緑、白とカラフルな色たちを、紫苑はなんの躊躇いもなく両手で受け取った。
「おねーさん、すごいですなー!」
「ふふ♪ よろしければ、一口ずつ味見されますか?」
「良いのですな!?」
にっこりと笑顔向けてから、ミーツェが食べやすいよう姿勢低くして紫苑は差し出してやる。
一つずつ、一口サイズに小さな手でちぎっては口に入れ、うなーっ♪ と幸せそうに味わうミーツェと共に、
紫苑も綿飴たちを頬張り始める。
「ありがとーございましたな。ミ、みつえは、『猫座 みつえ』と申しますなー」
「ご丁寧に。しっかりしててエライですね。私、巫部紫苑と申します」
「カン、ナギベ……」
「よかったら、シオンとお呼びくださいな」
「シオンさん! ごちそーさまですな~!」
ぺっこりお辞儀するミーツェと、手を振って分かれた後。
ここのは帰りにお土産としてもう一度寄って行きましょうか♪ なんて決めながら、さて次の屋台はー。
「お祭りの屋台って、大体定番で固まってるのに何度食べても飽きないから不思議ですねぇ……
雰囲気が素敵だからでしょうか?」
あっという間に紫苑の腕の中には、焼きそば、たこ焼き、焼き鳥、リンゴ飴などなどで溢れ出す。
しかしそれも、決して早食いしているわけでは無いはずなのに、食べるペースが一向に落ちないからか瞬く間にペロリとお腹の中へ。
食べながらも次に赴く先の屋台へ視線走らせていれば、そこにはフラスコのようなガラスの中に入った、不思議カラーのジュースのようなものが。
「ふふ、たまに変り種を見かけたりするから、そういう物を味わうのもまた楽しいですね♪」
憶する事無く、勿論そのジュースも各不思議色すべて買い占めた。
小さめなそのフラスコは、中身を飲み終えたらお持ち帰りして大丈夫とのことで、一輪刺しにでもしましょうかなどと後の楽しみに微笑み浮かべたり。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
102人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月22日
参加申し込みの期限
2018年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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