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【七夕】灯りをつけましょ提灯に☆
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★.。.:*・゜
一人の場合、誰かとペアになるらしい。
そう耳にしながら、ドキドキと受付の順番待ちをしていた
剣崎 一心
が、参加完了した瞬間勢いよく腕を引かれたその先には。
「……って桃井さん!?」
「あ。麩菓子」
「(なんか前にもこんな事あった気がするっす!)け、剣崎一心っす!」
「知ってるから」
学園の垣根を超えて同じ班になった事もあるのにそんな馬鹿な!?、という表情を浮かべそうになった一心へ、しれりと
桃井 かんな
は言ってのける。
So クール☆な対応をされるも、へこむより会えた喜びの方に心の天秤が大きく傾けば、めげずに言葉を続ける一心。
「お祭りに来てたとは知らなかったっす! で、でも嬉しいっす!」
「来るつもりあんまり無かったんだけど。明日のクラスでの話題、このお祭り一色になりそうじゃん。
しょうがないから知っとこーかなって」
ぷい、とそっぽ向くかんなだけれど。
近くに寄ればほんのりと甘い飴の香り。意外と屋台などを楽しんだ後なのかもしれない。
「自分と桃井さんが、ぺぺ、ぺあっ、みたいっす! よろしくお願いするっす!」
「まぁ、決まっちゃったんなら。……よろしく」
女の子相手にはどうしても緊張が先を走って、時折言葉が噛み噛みになりつつも。
かんなが特に躊躇うことなく、己が受け取っていた提灯へ手を伸ばしてくれたのを見て。
どこからか込み上げる喜びに危うく気合の叫びを上げそうになるのを、必死に堪えた一心がいたとか。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
―― どこか変だったりしないでしょうか……?
普段のメイド服とは全く違う着心地に、着崩れていないか歩きながら何度も裾や襟元へ視線を動かしているのは
春姫 いちご
。
とはいえ家柄の教育として、メイドの心得というものがしっかりと身についているからか、背筋は伸び変に大股などで歩くことなどしないいちごの佇まいは、浴衣効果も相まって日頃より凛とした印象を醸し出す。
それは周囲を歩く異性の控えめな視線たちが物語っている。
しかしそんな視線には全く気付かずに、未だ百面相を繰り広げているいちごは、やっぱり大人っぽさまではまだ遠かったり。
お友達と賑やかに回れたこの間の夏至祭りが本当に楽しくて、もっともっと、せっかくあるならお祭りを楽しみたくなって。
一般的な私服すら着ない中、今回は思い切って浴衣を購入してみた勢い持ちである。
「こういうのは楽しんだもの勝ち! ですよね!」
暫し不安な眼差しとなっていたものの、持ち前の明るさで自己復活☆
これだけ人が多ければ、知り合いやお友達にも出会えるかもなんて。
希望を胸に、いざ!
…………
「えっとえっと、どこから周りましょう……?
あれあれ……そもそもここ、どこなんでしょう……?」
人波に流されるままにどうやら足を進めていたらしい。
どこをどう歩いて来たのか、確認しようと立ち止まって小首きょろきょろ動かし始める。
そんないちごの姿を、獲物見つけた♪ みたいな目で捉えているご年配な視線が一つ……――
「夏至祭りといい七夕祭りといい、この島はお祭りが多いっすね」
浴衣の柄であるススキが提灯に照らされ、歩くたびまるで方向示すように揺れ動いて見える。
軽やかなゲタの音をさせながら、退屈しないなーと
紗雪 幽
の口から自然と楽しそうに言葉が零れる。
その足は、どうやら目的の場所がある様子で人垣を華麗に避けて進んでいけば、受付と書かれた看板に辿り着いた。
「お、ここか。怪しい噂もある事だし、ちょうちん散歩ってやつにー……って、あーペアなのかー」
意気揚々と一人で参加する気満々だった幽。
ルール説明を読むと、残念そうに呟くもあっさり諦めて踵を返そうとする。
そんな幽の、『ザ・お1人様』と断言したような独り言を聞き逃さなかった人物が居た。
「じゃあ笹流しにでもー、ってウワッ! なになに?」
ぐいぐいー。
突如すごい力で腕を引っ張られ、ゲタだったのもあり気を抜いていたのもあり。
為されるがまま引かれた方向へ首を動かしてみると、受付の先、ささのはコースと書かれた場所に立つ一人の女の子が目に入る。
あれよあれよという間に、その子の真正面にやってくれば。
「あ、紗雪さん!? こんばんはっ」
「お、いちごちゃんじゃん」
自分をここまで引っ張って来た犯人、受付スタッフのおばちゃんへ一度視線走らせた後、幽は改めて友人であり以前夏至祭りでも一緒させてもらった女の子の名前を呼んだ
それまで、どこか途方に暮れていたいちごは、顔馴染みになってきた幽の姿にパッと表情を明るくする。
おばちゃん、二人の様子をうんうん頷きながら見守っていたかと思えば、流れる動作で幽の手へ提灯を握らせると、ぐっ☆と若者なノリで親指立ててから去って行った。
後ろ姿を見送ってから、その意図を察した幽が先に口を開いた。
「なんかちょうちん掴まされたけど……どーする?
いちごちゃんさえ良ければ一緒に回って欲しいなーなんて」
「いいんですかっ? はい、わたしでよければ、ぜひぜひ一緒に行きましょうっ!」
「やった! ありがとー。そういえばこの前は私服だったよね? 浴衣買ったんだ」
「え、えへへ……ちょっとだけ恥ずかしいけど、やっぱりこの間他の人の見てて、いいなーって思ったから。
着るのは初めてだったんですけど……えっとえっと、変じゃないでしょうかぁ……?」
「可愛いよー、超似合ってる! いちごちゃんのための浴衣って感じだね」
ストレートな褒め言葉に、頬をポッと染め上げながらもいちごの笑顔が一段と輝いた。
そう言って頂けて嬉しいですっ、と素直な返答に幽の方もにかーっと微笑みを返してから。
おばちゃんの(半強制)ご縁に感謝しながら、のんびりと連れ立ってコースへ歩き出した。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
「あ、提灯ありがとうございまーす! 一つなんですね……ま、そーいうアトラクション的な奴なんですね」
俺強制参加決定か? と
屋敷野 梢
が軽やかにスタッフから散策用提灯受け取ってるのを眺めては、胸の内でぼやく
如月 庚
。
屋台を回っていた二人だが、事ある毎に驕らされる庚による苦肉の策、『金を使わなそうな場所へ誘導』の末ここへと辿り着いたわけだが。
この散策コースってのは踏破するとなんか貰えたりすんのか? ……何もねぇ? ああ、そう。
などと受付と会話してから、改めて散策方面の暗闇へ目を凝らした。
「まぁいい……ちったぁ風情あるか……竹灯篭か」
等間隔に小さく見える灯火たちを、同じ漆黒色の瞳に映せば袖口へ手を差し込んでのんびり歩くテイを示す。
そのタイミングで梢が、しゅっぱーっつ! と先を行こうとしたのを、提灯持ち合うルールじゃねぇのか……と早々に声かける羽目になる庚がいるのだった。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
102人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月22日
参加申し込みの期限
2018年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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