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【七夕】灯りをつけましょ提灯に☆
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★.。.:*・゜
どんなに光遮られても星々は常にそこに在って、地上を見守る。
島内を温かなともし火で満たしてくれている人々へのお礼か、七夕に期待膨らませるコたちへ囁かな後押しか。
そろそろ、織姫彦星からの御使いでは、とごく一部からまことしやかに噂されていそうなちょうちん散歩スタッフのおばちゃん。
こちらでも淡い想い抱えた少女を見透かしたように、グイグイと受付へ引っ張っていた。
「え、はい? あの、ちょっと、私人を探してるところなんですが……っ」
「おや? 綾辻さん?」
「珪先生!」
綾辻 綾花
の表情が困惑から一転、
早川 珪
の姿を見た途端パァッと華やいだ。
お昼にも逢えたから折角なら夜にも……と思っていた心が叶って、一気に鼓動が早まっていく。
顔赤くないかな? 一生懸命いつも通りを振る舞おうと、深呼吸してから。
「珪先生、よろしくお願いします」
「こちらこそ。……というか、僕もいつの間にか引っ張られていたクチだけれど、綾辻さんはいいの?」
「嬉しいです! あっ、その、夜の三夜湖って見てみたいなと思っていた、ので」
うっかり大本音が元気に漏れてしまったけれど。
朗らかに笑って『じゃぁ行こうか』と歩調合せてくれる珪に、ホッと胸を撫で下ろし隣りへ並んだ。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
ありがとうありがとう素敵なマダム。
想いが溢れ返り、胸の内で紡いだ言葉はどうやら微かにその口から洩れていたらしい。
八神 修
からとろけたような笑顔と共に向けられたスタッフのおばさま、危うくノックアウトされそうになるのを堪え、それはそれは大きく頷いて。空気を読んだようにすぐさま姿を消した。
今、修の目の前には、想い人である
七夜 あおい
がキョトンとした顔で立っている。
たまたま提灯散歩の受付近くに居合わせた2人、例にもれずカップリングおばちゃんの良い仕事により、すでに一つの提灯を二人で持つよう手渡された後である。
「こんばんは、あおい。すごく可愛い浴衣だね」
「コンバンハ修くん。修くんも大人っぽい浴衣がとっても似合うね」
ほんわかと笑顔を贈り合って。
友人たちと来ていて、今はそれぞれのフリータイムだというあおいへと、強引にならないよう細心の注意を言葉に払いながら、修は良かったらと提灯を指差した。
「三夜湖、そういえばちゃんと回って歩いたことないかも。うん、いいよー」
「ありがとう。俺は幸せ者だ」
気持ちを知ってもらっているからこそ、変に気遣われないようあえて本音をストレートに交えたり。
大袈裟だよ~とクスクス笑い声がすれば、己の選択は間違っていないようだと安堵をもらいながら、修は流れるような動作でロープウェイ乗り場の方面へとあおいをエスコートするのだった。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
暗闇を散策するコース? ……楽しそうだけど、相手が居ないなー。
なんぞと独り言で呟いたとて、スタッフのおばちゃんは耳ざとい。
キラーンッと目を光らせて、小柄な少女、
アリス・ミーティア
の肩をぐいぐいと一方向へ押してきた。
「えっ、え? なになに……あれっ、ルーク?」
「よぉ、アリス」
金色の髪、青い真っ直ぐな瞳を見やれば、それが星の塔での仲間、
ルーク・ポーラスター
だと気付けばアリスは少し驚いたように声を発する。
「ルークも寝子島来てたんだ」
「おいおいっ、こんなのくれておいてそりゃねーだろー」
「え?」
「実は結構楽しみだったんだぞ!」
きょとりと首倒すアリスへと、見えるように何やら白い紙をぴらぴらさせるルーク。
それは彼の誕生日の際にアリスがプレゼントした『寝子島観光案内券』だった。
先程よりももっと両目見開いてから、アリスは嬉しそうに笑顔を向けた。
「そういうことなら! 任せてー! で、早速だけど私たち、散策コースのペアになったみたいなんだけど」
「お? そうだったのか? ここなんだ?? って来てみたら急に引っ張られてさ」
「すごく暗いけど、これって有名なお化け屋敷かな? 野外のお化け屋敷があるってすごい」
「挑め! って言わんばかりの場所があるなら、」
「いざゆかん! 勇者の心得~!」
「分かってんじゃねーか♪」
「そうと決まれば、ルーク、早く行こう!」
瑠璃茉莉の花が綻びそうな程に袖振って。
勇者見習いもとい星の塔からの来客二名も、提灯携え歩み出した。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
最近小さなコと縁があるのかしら、なんて良い気分のまま思いながら。
足が向くまま訪れた先は、何やら屋台があった場所よりずっと薄暗く。
マリエッタ・ラシュリエ
がなんだろうと近寄れば、突如伸びてきた腕と共に『はい、あんたはこの人と一緒に行ってらっしゃい♪』なる声が掛けられた。
「え?」
「いや、僕は少々取り込んでいまして……」
向いた先に居たはずのおばちゃんスタッフ、もう違うペア決めに精を出しに背中が遠かった。
自分の発した声に被さった方へと今度は向いてみると、どこか困り顔の男性(
黒崎 俊介
)が。
ちょうちん散歩と書かれた看板、趣旨を他スタッフが説明しているのに耳をそっと傾けてからマリエッタは微笑みながら告げる。
「どうかされたんですか?」
「ああ、今人を探している最中でして」
「その人は未成年ですか?」
「いえ。れっきとしたイイ年の大人です。ええイイ年の」
「なら、いっそ散策しながら探してみるのもよいかもですよ。
束の間でもお祭りですから、楽しみながら探しても罰は当たらないかと」
勿論ご無理にというワケではないので、と付け足すマリエッタを、しげしげと見やる俊介。次には穏やかに微笑んだ。
「そうですね。こんな素敵な女性を一人夜道歩かせては、男が廃りますし」
「お上手ですね」
俊介の極めて純粋な素言動へ、さらりと返しながら。
袖振り合うも他生の縁。楽しめそうでよかった、と笑いながらマリエッタは提灯を俊介の方へ傾けるのだった。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
「え? 慎之介くん!?」
「おーっ月守アゲイン! また会ったな!」
昼から継続してお祭りを歩いて見ていた
月守 輝夜
も、先行く誰かの足取りにつられるようにここまで来てみれば急に腕を引かれて。
ビックリした表情を浮かべていれば、トンと肩が何かに触れる感触。
視線をそちらへ向けると、そこに立っていたのは昼にも会えた大好きな彼、
青木 慎之介
だった。
驚き過ぎて今にも瞳が落っこちそうな程に見開かれる。
「なんか面白そーだなって来てみたら、ペア参加だって言われてさ。月守、もしかして参加すんのか?」
「え? あっ、う、うん! そうだよっ」
「じゃあ俺らがペアってことだな!」
完全に不意打ちだったわけだが、恋心が咄嗟に輝夜の唇を動かした。
屈託ない笑顔の慎之介を見てホッと胸を撫で下ろしてから。
次に訪れるのは、二人きりで散策できるという驚きとは別の鼓動の高鳴り。
「知らない人じゃなくてホッとしたよ。慎之介くん、よろしくね」
「おーっよろしく!」
ドキドキするのを頑張って抑えながら手渡された提灯を、慎之介と共に持って。
―― ……会えちゃった。
一緒に歩き出しながら、隣りの彼に見えないくらい小さく小さく、嬉しそうに微笑む輝夜がいた。
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担当ゲームマスター
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
102人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月22日
参加申し込みの期限
2018年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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