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【七夕】ミルキーウェイに愛を叫べ 屋台も楽し~い♪
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【短冊】
(寝子島神社の七夕祭りだよー! 楽しーい!)
カンカン帽に青空のようなすがすがしい水色の浴衣を纏った
薄野 九月
。早速買った大好きな綿飴をぱくりと食べながら、大鳥居に立てかけてある大きな大きな笹を見上げた。
「大きな笹だよねー、空の向こうまで届きそう。これに短冊を吊したら、お願い事も叶っちゃいそうだよね!」
笹と一緒に青空に吸い込まれそうになる感覚に、九月はひゅっと肩を竦める。綺麗で、果ての無い空。九月は瞳をキラキラさせながら傍の巫女さんに声をかけた。
「お姉さーん! わたしにも短冊くださいなー!」
九月は巫女さんから短冊と金平糖を貰うと、たくさんの人がいるテーブルに移動した。皆ここで願い事を書くのだ。
九月は短冊を前にうんと大きく頷くと、マジックできゅっきゅと元気に願い事を書き始めた。
『宇宙飛行士になれますように!』
(わたしの将来の夢だもんねー)
九月は短冊を書き終えると、大きな瞳で空を見上げた。
いつか行ってみたいんだ。あの空の向こうの星の海に。この大地をふわりと浮き上がり、あの綿飴のような雲も飛び越え、もっともっと先へ。
九月の胸の中はとびきりの夢ときらきらの希望でいっぱい。今にも飛び上がってしまいそうだ。しかし少しすると九月はパチパチと瞬きして、1人へへと頭を掻いた。
(……でも、もっと勉強しないとなんだけどね! えへへ)
それでも足取り軽く、九月は短冊を吊しに行く。夢が叶いますように、と心の中で願いながら。
*
(なんだか恥ずかしいですね……)
津島 直治
はこっそりと息をついた。
ゆかた祭りという事で直治は浴衣を着てきたのだが、滅多に着る事もないので少し落ち着かないのだ。それでも桃の花を裾にあしらった薄墨色の落ち着いた浴衣は、彼の清潔な雰囲気にとてもよく似合っていた。
直治はきょろきょろしながらも、神社の鳥居に辿り着く。そこで巫女さんから短冊と金平糖を貰った。
(お願い事ですか……七夕ですもんね)
流されるように短冊を書くテーブルの前まで来た直治は、ペンを持ちあれこれ思案していたが、結局こう書いた。
『家族と仲良く』
(家から逃げ出してここにいる私が、何を書いてるんでしょうか)
直治は苦笑した。こんな事を書くなんて、どうかしている。
それでも直治は短冊を吊しに行った。これが今の自分の気持ちというならナシにするのは忍びないと思ったのだ。ありのままの自分を認め、受け入れるというのはいつでもとても難しい事だけど。
直治は少し奥まった所に短冊を吊した。知り合いに見られたらなんて話をすればいいのかなんてドキドキしながら。
幸い、知人に声をかけられる事もなく、直治の願いはひらりと笹を彩った。
*
短冊を書くテーブルの前で。七夕祭りに来た
恵御納 夏朝
はなかなかペンを持つ手を動かす事ができなかった。
去年はさらさらと書けたのに、どうして今年は書けないのだろう。僕の願いというのはとても言葉にしづらく、人に見られたら変に思われてしまうかもしれず、正直怖い。
でも……それでも、短冊に託したい。幾度も幾度も機会がある度に願う、心の底から切望する願い事。溢れる思いはきっと2人分だから。
テーブルに置いた淡い橙色の短冊。夏朝はそこにこう記した。
『僕が親愛なる大切な別人格と、心身ともに分離して、2人並んで一緒に普通の年月を過ごし・守れますように』
夏朝はペンを置き、静かに息をつく。そして短冊をそっと胸に抱き、笹に吊しに行った。
吊したのはぱっと見目立たず、できるだけ高い位置。人目につかず、神様と織姫さんと彦星さんには良く見えるように。七夕が終わった後片付けの時、結局巫女さん達が見てしまうかもしれないけれど……それでもやっぱり夏朝は短冊に願いを託した。
心の葛藤があったが短冊を吊し終えた夏朝は、ふと巫女さんから貰った金平糖に手を伸ばした。
(僕のは……白色だ)
何だか気持ちを紛らわせたくて、夏朝はぱくんと口にする。しかし気持ちは紛れるどころか高揚してきてしまった。
(……愛を、叫びたくなってきたような……)
自分の気持ちの変化についていけず、頬が赤くなってしまう。落ち着かせようと境内を歩いていた夏朝は立て看板を見つけた。
「愛を……叫ぶ大会?」
人だかりの向こうを見れば、参加者が気持ち良く何かを叫んでる。夏朝は吸い込まれるようにその姿を見つめていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月15日
参加申し込みの期限
2018年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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