- 0
- 0
- 種族
-
- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【七夕】ミルキーウェイに愛を叫べ 屋台も楽し～い♪
【パレード！ そして夜へ】
日が沈み始めた。まだまだ明るいけど、振り返ると不意に柔らかな闇が降りてくるような不思議なこの時間に、参道商店街を大きな山車が動き始めた。『愛を叫べ！ ラブラブミルキーウェイ』の参加者、ミス織姫＆ミスター彦星のパレードだ。
紙吹雪が舞う中、集まる人々に笑顔で手を振るのは、仙藤 蒼と仙藤 紫だ。美人織姫姉妹は、顔を見合わせては仲が良さそうに喋っている。
彦星の衣装で緊張しながら手を振っているのは、滝原 レオンだ。変わらず眼光は鋭いが、少し肩の力が抜けたようだ。沿道の小さい子供が手を振ると、優しく目を細めた。
「わーい、近所の人達もいっぱいいるー」
織姫の衣装でぴょんぴょん飛び跳ねながら手を振るのは、薄野 九月だ。片手には、ふわふわの綿あめ。愛を叫んでまた食べたくなってしまったようだ。元気な織姫はぱくんと綿あめを食べると、幸せそうに微笑んだ。
凜と姿勢を正して手を振るのは、織姫の衣装を着た羽生 碧南だ。彼女がまた鷹取 洋二と出会えたかは分からない。彦星への愛を貫き続けた織姫。そんな姿が彼女と重なる。
（お祖父ちゃん、お祖母ちゃん見てるかな？）
織姫の衣装で可愛らしく手を振るのは宮祀 智瑜だ。隣には彦星の格好でお面を着けた謎の男……いやはっきり言おう桐島 義弘がいる。義弘は見回りと開き直って山車に乗っていたが。
「あー、おっぱい星人だー！」
沿道の言葉に義弘は思い切りずっこける。隣でくすくすと智瑜が笑った。
（パレード……やっぱりちょっと恥ずかしい……！）
織姫の衣装で頬を赤らめながら手を振るのは恵御納 夏朝だ。すると後ろから声をかけられた。
「こんにちは、夏朝さん。お揃いですね」
「明智さん……！」
振り向けばふふと織姫の衣装でアケーチ・タッマーキが微笑んでいた。
「明智さん……よく似合うね」
夏朝はほんの少しだけ戸惑ったが、柔らかく笑った。衣装なんてどちらでも好きな方を着ればいいのだ。実際、とても綺麗だし。
「いえいえ、夏朝さんこそ愛らしくてとてもよくお似合いです。本当に織姫が舞い降りてきたかのと思うくらい……！」
アケーチが夏朝を見つめ、うっとりと言う。２人は顔を見合わせ、くすくすと笑った。
「素敵なお祭りだね、明智さん」
「えぇ、夏朝さん。来年も楽しみです、ふふ！」
２人の織姫が仲良く並んで手を振っている。夕日の中を進む山車。その通った後から少しずつ空が青く暗くなっていく。
１つ、２つと星が光り始めた。後１時間もすれば、夜空いっぱいに天の川が広がるだろう。
七夕ゆかた祭りは、まだまだ続く。
日が沈み始めた。まだまだ明るいけど、振り返ると不意に柔らかな闇が降りてくるような不思議なこの時間に、参道商店街を大きな山車が動き始めた。『愛を叫べ！ ラブラブミルキーウェイ』の参加者、ミス織姫＆ミスター彦星のパレードだ。
紙吹雪が舞う中、集まる人々に笑顔で手を振るのは、仙藤 蒼と仙藤 紫だ。美人織姫姉妹は、顔を見合わせては仲が良さそうに喋っている。
彦星の衣装で緊張しながら手を振っているのは、滝原 レオンだ。変わらず眼光は鋭いが、少し肩の力が抜けたようだ。沿道の小さい子供が手を振ると、優しく目を細めた。
「わーい、近所の人達もいっぱいいるー」
織姫の衣装でぴょんぴょん飛び跳ねながら手を振るのは、薄野 九月だ。片手には、ふわふわの綿あめ。愛を叫んでまた食べたくなってしまったようだ。元気な織姫はぱくんと綿あめを食べると、幸せそうに微笑んだ。
凜と姿勢を正して手を振るのは、織姫の衣装を着た羽生 碧南だ。彼女がまた鷹取 洋二と出会えたかは分からない。彦星への愛を貫き続けた織姫。そんな姿が彼女と重なる。
（お祖父ちゃん、お祖母ちゃん見てるかな？）
織姫の衣装で可愛らしく手を振るのは宮祀 智瑜だ。隣には彦星の格好でお面を着けた謎の男……いやはっきり言おう桐島 義弘がいる。義弘は見回りと開き直って山車に乗っていたが。
「あー、おっぱい星人だー！」
沿道の言葉に義弘は思い切りずっこける。隣でくすくすと智瑜が笑った。
（パレード……やっぱりちょっと恥ずかしい……！）
織姫の衣装で頬を赤らめながら手を振るのは恵御納 夏朝だ。すると後ろから声をかけられた。
「こんにちは、夏朝さん。お揃いですね」
「明智さん……！」
振り向けばふふと織姫の衣装でアケーチ・タッマーキが微笑んでいた。
「明智さん……よく似合うね」
夏朝はほんの少しだけ戸惑ったが、柔らかく笑った。衣装なんてどちらでも好きな方を着ればいいのだ。実際、とても綺麗だし。
「いえいえ、夏朝さんこそ愛らしくてとてもよくお似合いです。本当に織姫が舞い降りてきたかのと思うくらい……！」
アケーチが夏朝を見つめ、うっとりと言う。２人は顔を見合わせ、くすくすと笑った。
「素敵なお祭りだね、明智さん」
「えぇ、夏朝さん。来年も楽しみです、ふふ！」
２人の織姫が仲良く並んで手を振っている。夕日の中を進む山車。その通った後から少しずつ空が青く暗くなっていく。
１つ、２つと星が光り始めた。後１時間もすれば、夜空いっぱいに天の川が広がるだろう。
七夕ゆかた祭りは、まだまだ続く。
あとがき
担当マスター：
ＫＡＮ
ファンレターはマスターページから！
ＫＡＮです。
ご参加の皆様、ありがとうございました！
久々の大人数シナリオで、いつもの私の書き方とは違った構成でしてみました。
皆様がわいわいご一緒に楽しんでいる雰囲気が伝われば幸いです。
今回個別コメントはございません。
・アクション＞プロフィールで書いております
・文字数やアドリブの関係で、アクションを全部拾っていなかったり変更を加えたりしております
これをもちまして個別コメントと代えさせて頂きます。
昼の部は終了しましたが、夜の部もありますから、まだまだ楽しみですね。
それでは。
のんびり稼働中ではありますが、また皆さんにお会いできること、楽しみにしています～！
ご参加の皆様、ありがとうございました！
久々の大人数シナリオで、いつもの私の書き方とは違った構成でしてみました。
皆様がわいわいご一緒に楽しんでいる雰囲気が伝われば幸いです。
今回個別コメントはございません。
・アクション＞プロフィールで書いております
・文字数やアドリブの関係で、アクションを全部拾っていなかったり変更を加えたりしております
これをもちまして個別コメントと代えさせて頂きます。
昼の部は終了しましたが、夜の部もありますから、まだまだ楽しみですね。
それでは。
のんびり稼働中ではありますが、また皆さんにお会いできること、楽しみにしています～！
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2018年09月15日
- 参加申し込みの期限
-
- 2018年09月22日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2018年09月22日 11時00分
