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【七夕】ミルキーウェイに愛を叫べ 屋台も楽し~い♪
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それぞれの短冊を吊した
仙藤 紫
と
仙藤 蒼
。そのまま賑やかな境内を散策する事にした。
「……そういえば、金平糖貰ったわね」
紫は思い出すと、巫女さんから受け取った金平糖を取り出した。
「あら、紫色だったのね」
紫は苦笑した。自分の名と同じ色を貰うとは。紫はころりと自分の口の中に入れた。すると。
―――すうっと景色が薄くなる。心に唐突に温もりが蘇った。あの、忘れがたい温もりが。
去年の七夕まつり。隣にいたのは妹ではなく、別れが間近に迫った彼だった。
あの時も私は、浴衣を着ていた。……今年着ているのとは、違う柄の。
去年も短冊を書いたのかもしれないが、何を書いたのか覚えていない。もう、分かっていたのかもしれない。2人の未来に願う事などない事を。
ひりひりする様な痛みが心に蘇ってくる。本当は願いたかったのかもしれない。少しずつ離れていった2人の距離に諦めずに、手を伸ばせば良かったのかもしれない。そうしたらあの大きな掌で、優しく頬を包んでくれただろうか。
彼に会いたい。荒れ狂う感情に、胸が弾けてしまいそうだ。
もう終わったはずの恋なのに、なぜそう想うの?
どうして……? もう終わったのよ、終わってしまったの!
もう忘れようとしているのに……!
「―――お姉ちゃん!」
強い声にハッと顔を上げた。見れば、蒼が不安そうに自分を覗き込んでいる。噛み砕いてしまったのか、舐めていた飴はもう無くなっていた。
「大丈夫、お姉ちゃん? 何かつらそうだけど」
眉を顰めて蒼が言う。紫は少し呼吸を整えると、微笑みながら首を振った。
「……なんでもないの。大丈夫よ」
(本当に大丈夫かな……)
境内を散策しながらも、蒼はようやく落ち着いてきた姉の様子を気にしていた。少しでも紫の気を紛らわそうと、楽しそうな屋台を見たりと殊更に明るく振る舞う。そして大きな立て看板を見つけた蒼は、紫を引っ張ってその前に立った。
「へぇ~、大声大会だって、お姉ちゃん」
愛を叫ぶって何だろうと思いながら、蒼は何気なく巫女さんから貰った白い金平糖を口に放り込む。するとむずむずと心が疼いてきた。
(え、何これ……?)
戸惑いながらも、蒼は先程の問いの答えが分かった。あたし、今愛を叫びたい。あたしの胸にくすぶる想いを言葉にしなきゃ……きっと後悔する!
「お姉ちゃん、あたしこれ参加する!」
目をぱちくりさせている紫をよそに、蒼は高らかに宣言した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月15日
参加申し込みの期限
2018年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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