this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【七夕】ミルキーウェイに愛を叫べ 屋台も楽し~い♪
<< もどる
1
…
17
18
19
20
21
…
30
つぎへ >>
【お祭りはまだまだこれから!】
はしまきを久しぶりに堪能した
志波 甲斐斗
。またぶらぶらと屋台の列を歩いていると、『射的』の文字に出くわした。
(おや……どうやらここ辺りはゲームの屋台が中心のようですね)
甲斐斗の言う通り、他にもくじや金魚すくい、ヨーヨー釣りなどが軒を連ねている。懐かしさに甲斐斗は射的の屋台に足を運んだ。
「射的……5回でお願いします」
屋台の主人にお金を払い、コルク玉を受け取った甲斐斗は、銃に詰めながらわくわくしている自分を感じていた。
(腕が鳴りますね)
このがっしりした銃身は、幼い頃は重く感じたものだ。でもとてもかっこよくて。今は腕を伸ばせばだいぶ距離は稼げるけど、昔は台から乗り出さないと的はとても遠かった。
変わらない事があるとしたら……今も昔も、この狙う瞬間の緊張感。
甲斐斗の瞳がふっと真剣なものになる。
「……」
無言のまま甲斐斗はパンパンとリズミカルに撃っていく。ふうと銃身を下ろした時、いつの間にか横で見ていたらしい少年がパチパチと拍手をした。
「すごいねお兄さん! 全部当たったよ!」
「ありがとう。上々ですかね。1発で倒れないのもあったから、景品は4つですけど」
甲斐斗は少年に微笑み返す。景品の中にお菓子の詰め合わせもあったので、少年に分けてやった。
「ありがとう!」
「いえいえ。あなたも頑張ってくださいね」
大きく頷く少年に手を振り、甲斐斗は歩き出した。
「さて、時間はまだあります。イベントを見てもいいですし、また食べ物の屋台を回ってもいいですね……」
そう呟く甲斐斗の唇は綻んでいた。
あの少年はこのお祭りを全身で楽しむのだろう。自分が幼い頃そうだったように。―――僕もまだまだ負けていられませんね。
*
夢を短冊に託した
薄野 九月
は、巫女さんから黄色の金平糖を貰った事を思い出した。
(星の色みたいで綺麗だなー。えへへー。食べてみよーっと!)
ぱくんと九月は口に放り込む。それをころころ口で転がしていると。
(あれー? 何だかお腹がすいてきたねー)
九月はむむと首を捻った。さっきまでは綿飴を食べて満足していたのに、突然屋台からのいい匂いに心を奪われ始めたのだ。
(どーしよー。何か食べたいけど、どれもおいしそうだよー。いやそれともまた綿あめ食べようかなー)
ふらふらと九月は屋台をさまよう。するととん、と誰かの背中にぶつかってしまった。
「あ、ごめんなさいー!」
しまったと九月はぺこぺこ頭を下げる。すると藤色の浴衣の男の人が振り返った。
「いえいえ、僕も立ち止まっていましたし。すみませんでしたね」
それは、
志波 甲斐斗
だった。
「大丈夫でしたか?」
甲斐斗は九月の顔を覗き込む。申し訳なさに九月はひええと首を振った。
「大丈夫ですー。ほんとごめんなさ……」
九月は謝ろうとして顔を上げる。そしてぱちくりと瞬きをして思わず口を開いていた。
「おにーさん、それ全部食べるんですかー?!」
その声に甲斐斗はははと笑ってしまう。焼きそば、たこ焼き、牛串……。彼はかなりの量を買い込んでいたのである。
「ええ、どこかに座って食べようかと思いまして」
「ふわ~、すごいですねー」
「はは、食べるのが好きなんですよ。屋台の食べ物はまた美味しく感じますしね」
頼もしい甲斐斗の言葉に九月はふと思いついた。
「あの、おにーさん。おすすめの食べ物ってありますか? わたし、お腹すいてるんだけど迷ってて」
「ああ、そうですか。どれも美味しいからおすすめですけど……」
甲斐斗は少し考えると、そうだと口を開いた。
「『はしまき』はどうでしょう。食べやすいのに小腹は満たされますよ。僕もさっき食べましたが美味しかったです」
「わ、それにします! どこで売ってますかー?」
甲斐斗は丁寧に屋台の場所を教えてくれる。九月は何度も礼を言って甲斐斗と別れた。
(親切なおにーさんに出会えて良かったなー)
弾む足取りで九月は歩き出す。それにしても、と九月は改めて甲斐斗の姿を思い出していた。
……あのおにーさんが本当にあんなに食べるのかな? ちょっと見てみたかったなー!
*
短冊を吊した
津島 直治
は、並ぶ屋台を興味深そうにキョロキョロと眺めながら歩いていた。
(金魚すくい、楽しそう……!)
直治はお客がたくさんいる屋台で立ち止まる。しかし、すぐにふるりと首を振った。
(いえ、だめです。持って帰っても育てられません)
しかし水の中で気持ちよさそうに泳ぐ金魚はとても綺麗だ。後ろ髪をひかれまくりながら直治は屋台の前を通り過ぎた。
(どうしましょう、綿飴でも食べたいですけど)
しかしどうもここら辺りは遊戯系の屋台が中心なようだ。片手に何か持つと遊戯がやりにくくなるかと思った直治は、もう少し周辺の屋台を見てみる事にした。すると。
(……ヨーヨー釣り! これなら)
直治の目が輝いた。これなら持って帰っても大丈夫だ。
「あの、1回いい?」
屋台の主人に声をかけ、直治はかぎ針のついたこよりを受け取った。
青いトロ舟には色とりどりのヨーヨーがプカプカとたくさん浮いている。どれにしようか迷うくらい。直治は空いている場所を見つけ、しゃがみ込んだ。
(いっぱいありすぎてどのゴムがどのヨーヨーに繋がってるのかわかりにくいですね)
それでも引き上げてのお楽しみもまたいいものだ。よし、と直治は慎重にかぎ針を水面に沈めたが。
「……あっ!」
慎重にやったはずなのに、こよりはすうっと水を吸い、ゴムを引き上げただけでかぎ針はぽちゃりと落ちてしまった。
「……」
直治の口が一文字に引き結ばれた。彼はすっくと立つと、屋台の主人の前でこう言った。
「おじさん、もう1回」
……意外に負けず嫌いなのかもしれない。
何回挑戦しただろうか。
「……やった!」
直治の瞳がきらきらと輝いた。目の前には大きなヨーヨー。見事引き上げに成功したのだ。
こよりを持っていない方の手ではしっと掴んだ時、笑顔の屋台の主人と目が合った。少年が何回も挑戦するので軍資金などを心配してくれたのかもしれない。ぺこりと頭を下げるといい笑顔で親指を立ててくれた。
直治は満足げに立ち上り、歩き出した。
パチンパチン。苦労して取ったヨーヨーは良く弾む。リズミカルな音に直治の気持ちもちょっとうきうき。
(うん、次は綿飴を買いに行きましょう)
直治の唇が自然と綻んだ。
<< もどる
1
…
17
18
19
20
21
…
30
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【七夕】ミルキーウェイに愛を叫べ 屋台も楽し~い♪
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月15日
参加申し込みの期限
2018年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!