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ラーメン食べりゃあ虹も出るのさ
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「あー……もうダメだー……」
佐藤 英二
は旧市街の路地裏で倒れこんだ。噂のラーメン屋台を探してかれこれ数時間、あまりの空腹に動けなくなったのだ。しかし、今日の昼食はラーメンと決めている。これは譲れない。変なところだけ頑固な英二は、その想いだけでラーメン屋台を探し回っていたのだが、ついに有力な情報を得られず、路地裏に倒れこんだ、というわけだ。
「おい、大丈夫か?」
その英二に誰かが声をかけた。静かだが芯のある、恐らく同年代の男性。
「……佐藤じゃないか、どうした?」
御剣 刀
だった。
「あ……御剣君……僕、がんばったけど……だめだったよ……」
「おいどうした、いきなり死ぬな!!」
特に外傷は見受けられない英二の身体をガクガクと揺すると、やがてぐるるると豪快な音がした。
もちろん、英二の腹の虫の音である。
「……外見に似合わず、でかい腹の虫を飼ってるな」
「……面目ない。お昼にラーメン食べたくて、噂の屋台をずっと探してたんだけど、見つけられずに……」
「お昼? いくら見つからないからって、こんな時間まで探すのは無謀だろう」
「こんな時間?」
英二は言われて気付いたが、いま何時なのだろう? 屋台探しにすっかり熱中してしまっていたので、時間の概念を失いかけていた。
「もう真夜中だぞ」
「えっ!?」
「間違いない。夕食は軽くすませたし、怪しい噂のラーメンでも食べるかと思って、夜になるのを待って出て来たんだから」
「ええ? いや待ってよ、いくらなんでも……」
いくらなんでもそんな時間まで夢中になって屋台を探していたんだろうか? さすがにそれはないと英二も断言できる。しかし、そう思って周囲を見渡してみると、確かにとっくに日は暮れて、真っ暗だ。
「いやでも……そんな……」
「……こんな時間に路地裏で倒れてるから、何か事件かと思ったよ。まあいい、腹が減ってるだけなら何でもいいから食えばいい」
もともと軽量級の英二に肩を貸してやると、刀はひょいっと立ち上がった。夜の散歩のパートナー、ルヴィアも忘れずに。
「ん?」
その刀の視界の隅で、誰かが動いた。路地裏から通りを眺めた時、すっとその人物が歩いた先に赤い提灯が灯っているのが見えたのだ。
「あ……」
それが、件のラーメン屋台であろうことは想像に難くなかった。
「まあ……怪しいと言っても、特に迷惑なものじゃなさそうだし……話のタネに食べてみるか」
何となくルヴィアが不満そうな顔をしているように感じた刀は、そっと囁いた。
「大丈夫、ルヴィアにもちゃんと分けてやるから」
その傍ら、英二は提灯の灯りをじっと見つめていた。
「なんだ……わりとあっけなく見つかったじゃないか……僕の時間はなんだったんだ……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
まるよし
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月13日
参加申し込みの期限
2018年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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