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ティオレ・ユリウェイス
は壁を背にして立っている。嫌気が差したような顔で正面の薄汚れた壁を見ていた。左右の路地には一人ずつ、若い男性がいた。どちらも手にはナイフを握っている。
「私は寝子島に散歩にきただけなんだけど」
ティオレは二人に聞こえるように言った。
「俺が最後の一人になるんだ」
「ふざけるな。こんなところでやられてたまるか」
二人の男性が凶悪な顔で睨み合う。ティオレにも目をやり、じりじりと間合いを詰めてきた。
「戦うのだ。最後の一人になるまで戦え」
ティオレの頭上から傲慢な声が降ってきた。
「切り刻め」
「相手を斃せ」
殺伐とした内容は二人の男性にも等しく注がれた。各々が頭に巣を載せていた。肥満気味の黄色い鳥が収まって命令を下す。
ティオレはしゃがんだ。剥き出しの地面を一瞥して靴紐を結び直す。
「私は丸腰なのに」
「俺にだって事情があるんだ!」
「煩い、わめくな!」
三人の距離が近くなるに連れて気も荒くなる。二人の男性は相手を牽制するかのようにナイフで突き刺す真似をした。
ティオレは立ち上がった。無関心と思える表情でふらりと前に出た。
「何のつもりだ!」
一方の怒鳴り声を無視して一気に両腕を広げた。手に握り込んでいた地面の砂をぶちまける。
突然の行動に二人は目を押さえた。その隙にティオレは背面の壁に跳び付き、軽々と路地から抜け出した。
「何なのかしらね……」
壁に背を預けるようにして呟く。背中越しに怒号を聞いた。荒い息遣いに悲鳴が混じり、場は静かになった。
ティオレは壁を攀じ登って路地を見下ろす。二人の男性は共に仰向けの状態で倒れていた。どちらも腹部を手で押さえていた。流れ出す血を止めることは出来ず、生気のない目で空を眺めていた。
「こうなるわね」
路地に舞い戻ったティオレは二人のナイフを手中に収めた。グリップを手に馴染ませて音もなく歩き出す。
「島にくる度に運気が下がるような気がするわ」
「武運は上々である」
頭の声にティオレは苦笑いを浮かべた。
「そりゃ、どうも」
適当に答える。路地の先が明るくなっていた。一人の少女が横切った。
怯えた横顔を見た途端、ティオレは滑るように走り出す。ナイフを両手に握り締めた。
凍てつく青い眼で光の中に溶け込んでいった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月30日
参加申し込みの期限
2018年08月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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