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●扉は語り、《番人》は誓う
謎の声――《管理人》の言葉に、
壬生 由貴奈
は淡く苦笑した。
「救世主って柄じゃないんだけどねぇ」
呟いてから、改めて辺りに視線を巡らせる。
荒廃し切った世界が、どこまでもどこまでも広がっていた。
「……ここ、前に迷い込んだ、クローネのいたあの世界だよね。随分変わったもんだねぇ」
見目が変化してもここが鴉の神がいた世界ならば、由貴奈には、話を聞いておきたい相手がいた。
世界樹の位置からある程度の見当を付け、由貴奈はてくてくと、ある場所へと向かう。
かつて、苺のお城があったはずの場所。
即ち、《世界を結ぶ扉》が位置している場所だ。
扉の前で、由貴奈は金のタネに願い、テレパシーを用いての相手との対話を可能にした。
『テレパシーびびー。どーもぉ扉さん。……扉さんでいい? 名前あるなら、そっちで呼ぶよぉ?』
『……我には、《世界を結ぶ扉》という名がある。だが、何とでも呼べばよい。我は関知せぬ』
『じゃあ、扉さんで。ねぇ、扉さん。うち、あと1個タネがあるから、何を創ろうか考えててねぇ』
『…………』
黙り込む扉の前で、由貴奈は自身のペースを崩さずに音を紡ぎ続ける。
曰く、クローネのような存在が、またこの世界に現れないとも限らない。
また曰く、ミケ達――翼獣達のことだ――のような、別の世界の存在が迷い込んでしまうかもしれない。
『だから、そんなことが起きてもこの世界の平穏を守ってくれる《番人》がいいかなって』
『……お前達に何をしたかは知らんが、あの神は、我らにとってはそう邪悪ではなかった』
へぇ、と、由貴奈は思わず、声を漏らした。
扉がそう言うからといって、由貴奈の心が揺らぐわけではない。
けれど、その言葉を聞けば余計に、扉の話に耳を傾けておきたいと思った。
『――やっぱり、お話聞いておきたいんだよねぇ。ねぇ、』
『《あなたは、どんな世界を望む?》』
『そんなものは……』
『あっ、《好きにしろ》はナシね。扉さんの意見を聞きたいし』
扉がまた、押し黙る。
由貴奈はそこに、言葉を重ねた。
『それにこの扉、らっかみじゃないと自由に開け閉めできないのかと思ったけど……』
――もしかして扉さんの意志で開かないようにしてるのかなーとも思っててねぇ。
由貴奈の仮説に、『……だったらどうする』と、扉が唸るような低い声で応じる。
『うんと、もしそうなら、扉さんなりにこの世界を見守ってるのかなって、そう考えたんだよぉ』
また、暫しの沈黙。
じきに口を開いたのは、扉の方だった。
『あの神については意見が合わないが……』
この世界が乱されるのを避けたいのは自分も同じだと、扉は言った。
ふ、と、由貴奈の口元に小さく笑みの花が咲く。
『ありがとうねぇ。じゃあうちは、他の……岩とかコウモリとか毛虫にも、話を聞いてくるよぉ』
好きにしろ、と、投げ捨てるように言って、扉は静かになった。
――平穏を守るって、どういうこと?
――僕に毒があるのは、平穏を乱すって思われない?
――その《番人》は、オレ達を排除したりはしないんだろうな?
由貴奈が聞いたのは、概ね、そんな話だった。
ふむふむと唸って、思案の末に、由貴奈は遂に《番人》を生み出した。
西洋鎧の武者――但し、中身は空っぽだ――が、由貴奈の前にすっくと立つ。
『――私を作り出してくれたことに感謝する、救世主よ』
「おー、喋った。まぁ、その方が、いざっていう時に便利かもねぇ、うん」
頷いて、由貴奈は、《番人》に彼の役割を説明した。
異物だからといって、例外なく、問答無用で排除してはいけない。
かといって、勿論、全てを受け入れてしまっては、《番人》の意味がない。
「迷い込んだ生き物は元の世界に、世界を悪用する存在は排除する……そんな感じかなぁ」
『我が役目、確かに心得た。……ところで、救世主よ』
「うん? なになに?」
『クッキーは、所持していないだろうか』
そわそわとした声に、由貴奈は、相手に《クッキーが好き》という設定を付与したことを思い出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月08日
参加申し込みの期限
2018年09月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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