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異世界クリエイター、始めました
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●救世主達はかの地を離れる前に(2)
帰還を目前にして、
志波 甲斐斗
は大地に再び声を投げた。
「色々と手を加えてしまいましたが、具合はどうでしょうか」
『とても、気持ちがいいです。それに、他にも沢山の種(しゅ)の気配を感じます』
私達はきっとやっていけるでしょう、と、清々しいような声で大地が答える。
甲斐斗の唇から、ふ、と小さく息が漏れた。
「少しでも手助けができたのなら、良かった。話ができたのも、嬉しかったです」
『私もです、救世主殿。……ああ、そうだ』
「はい?」
『もし興味がございましたら、この世界の土を、お持ち帰りくださいね』
まだ何かを生み出すには向かないかもしれませんが、と、大地が苦笑する。
甲斐斗は、返事を考えるように、もう一度大地をすぅと撫でた。
「それであんた、私のこと……この絵のことは、どうするつもり?」
絵の中のクローネに問われて、
大天使 天吏
は灰色の双眸を瞬かせた。
「どうするつもり、ですか?」
「ここに放置して元の世界に帰られたら、仮初の私の、仮初の王国まで危ないって話よ」
「そう、そうですね。じきに外の世界はまた、様変わりしてしまう……」
そうでなくても、自然の中で絵画が朽ちずに在り続けるのは、至難の技だろう。
絵の中の彼女が「ねぇ」と甘ったるいような声を出した。
「あんた、この絵を、あんたの世界に連れて帰りなさいよ」
「連れ帰る? そんなことが……」
「たぶん可能よ。あんたの世界を乱さない形でなら、恐らくね」
「世界を、乱さない形」
「そう。そっちでは、あんたから見れば、動かないし干渉できない只の絵になるんじゃない?」
それでも、私はこの空間で楽しくやるから、と絵の中の彼女は笑う。
「ま、最終的にどうするかは、あんたが決めなさい」
――あ、こっちに残していく場合は、なるべく私が朽ち果てずに済みそうな所に置いていって頂戴ね。
絵の中の彼女は、ちゃっかりとそう言い足した。
壬生 由貴奈
の目の前では、《番人》が、はぐはぐとクッキーを食べている。
その様子に少し笑んで、由貴奈は、傍らの
卯木 衛
へと眼差しを向けた。
「あ。うーちゃん、口のところ、クッキーの欠片が付いてるよぉ」
「へ!? ど、どこですか!?」
衛が真っ赤になってあわあわするものだから、由貴奈は、また笑ってしまう。
その時、2人の頭上を影が過ぎった。
衛が生み出した、青い鳥だ。
「……幸せを、運んでくれそうだよねぇ」
「……運んでくれたらいいな、って思います」
口元を拭い終えた衛へと、由貴奈は、追加のクッキーを差し出した。
「さて、僕は、僕の考えで、海の方をやらせていただきましたけど……」
――他の方たちは、どのような考えで何を生み出したのでしょうか?
そんなことを思いながら、
エリオット・E・シートン
は、来た道をさくさくと辿る。
青い鳥が、空を飛んでいる。
コウモリの羽を生やした妖精のような生き物の姿がある。
マリモに似た生き物は、エリオットの目の前で綺麗な花の姿に変じた。
青色のミミズが地面から顔を出し、ころころと転がるボールのようなものは、
「これは……牛、ですか」
他にも、特定の場所に生きるものや、まだこちらまで生息範囲が及んでいないものもいるだろう。
「全く、壮観ですね」
随分先へと行ってしまった《モビーディック》が、恵みの潮を吹く。
この異世界が、彩りを益々鮮やかにしていく様が、目に浮かぶような気がした。
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あとがき
担当マスター:
巴めろ
ファンレターはマスターページから!
お世話になっております、ゲームマスターの巴めろです。
まずは、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
皆様のお陰で、この異世界は新しい、明るい道を歩み始めることができました!
どんな変化が起こったのかはリアクションに目を通していただけますと幸いですが、
この世界がどんな姿に落ち着くのかは、これから日々を重ねてのことですので、
もし機会と需要があれば、その後のこの世界もどこかで描けたらなあと思います。
また、入手可能アイテムがある方には、個別コメントを準備いたしました。
ご確認の上、持ち帰るか否かを決めていただければと思います。
重ねてになりますが、ご参加くださった皆様に心からの感謝を。
この度も、本当にありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月08日
参加申し込みの期限
2018年09月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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