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寝子島高校
ネココーで朝食を
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【お安いんです!】
「ほほう。100円朝食とな」
きらりん!
なにかと事情通でいらっしゃる
旅鴉 月詠
さんは、事前に今日からの『100円朝食デー』の話を聞き付けまして、誰よりも早起きしては朝食も取らずにお腹を減らして登校し、美味しい朝ごはんをいただこう! と、そういったおつもりであるようです。
現在の時刻、午前6時。
「では張り切って行くぞ、流星号ー」
と手綱を手に足を入れ、愛馬流星号を駆り星ヶ丘寮から寝子島高校へまっしぐら……というのは気分のハナシで、流星号はママチャリでしたけれど、ともかくちりりりりんといななきのごとくベルは鳴り、月詠は一直線に寝子高へと向かうのでした。ハイヨー!
さて、そんなわけで100円朝食デー開始!
登校するなり理事長にチラシをずばんと渡されて、喜んでおりますのは寝子高きっての食いしんぼうバンザイこと、
御剣 刀
くんであります。
「理事長ナイスアイディア! すぐに実行に移すところも流石です」
「でっしょー? ま、たくさん食べてパワーを補給して、がんばって青春しなさいな。少年!」
「ありがとうございます!」
珍しく朝から姿を見せた理事長先生にお礼を言って、刀はどぎゅんっ! と学食へ。
「おっ、空いてるな。ラッキー」
剣の鍛錬が朝の日課であることが幸いして、学食にはまだまだ空席がありました。とはいえ100円はやっぱり魅力的なもので、これからずんずん混んでくることでしょう。刀はさっそくメニューを注文することにしました。
カウンターの向こうに見える厨房では、栄養士さんたちが早くもフル回転で働いてらっしゃるところです。刀は心のなかで感謝を述べながら、元気いっぱいに声をかけました。
「おはようございます!」
「おはよう、早いわねー。なんにする?」
「おおっ、どれも美味そうだ……! じゃ、ご飯は白米にしらすをつけて。主菜は鶏肉の塩こうじ焼きと豚肉のしょうが焼き、ハンバーグ&目玉焼きで」
全部乗せで! とか言わなかったのはまだ良いとして、栄養士のおばさんは申し訳なさそうに眉を寄せて、
「あら、ごめんね。主菜はひとつだけなのよ」
「あっ、もちろん追加で払いますよ! 稽古してきたから、腹減っちゃって」
「そう? ふふ、なら仕方ないわね。副菜とお味噌汁はなにがいいかしら」
「マカロニサラダとしじみの味噌汁でお願いします!」
なんてやり取りを経て、やがて受け取ったトレイにはほかほかの朝食がずら~り。なんだかとっても、リッチな気分!
「よし、さっそく食おう……おっ?」
席はどこでも良さそうですけれど、ふと見回すと、そこには今まさにおはしを手に取ったところの、月詠がおりました。
「旅鴉じゃん! ここ、席いいか? 今日は星ヶ丘の朝食じゃないんだなー」
「お、剣道少年。どうぞどうぞ。いつもは自炊かメイドに頼むんだがね、今日は理事長のアイディアを事前に聞きつけて、朝を抜いてやってきたというわけだよ」
「なるほどな。ほんと、理事長には感謝しないとなー」
というわけで、ふたり揃ってパン! と手を合わせまして。
「「いただきます!」」
月詠の選んだメニューは、白いごはんに焼きのりをトッピング。鶏肉の塩麹焼きにコールスロー、しめじとえのきのお味噌汁をチョイスしました。
まずはごはんをひと口、ぱくり。つやつやでひと粒ひと粒がピンと立った白米に、焼きのりの香ばしさとパリパリ感はベストマッチ! もぐもぐしながら鶏肉におはしを伸ばし、ちょうどいい大きさに切り分けられたお肉をぱくり。麹のマイルドな塩加減と柔らかさが絶妙です。
「うん、イケる。朝からこれをいただけるとは、実に贅沢だね」
コールスローのしゃきしゃきキャベツを味わいながら、月詠は満足そうにうむっとうなずきました。
刀は最初に、お味噌汁をずずず。
「ふはー。しじみのだしが染み渡るぜ……! こうして最初にはしを濡らしておくと、ごはん粒がはしにつかないんだ。って教えてもらった」
「なるほど、それはいい知恵だ」
ぷりっとしたマカロニとサラダの食感を楽しみつつ、おはしは主菜を狙っています。刀の主菜は盛りだくさんで、肉・肉・お肉とかなりガッツリですけれど、まあ食べ盛り伸び盛りなスポーツ少年にはちょうどいいのでしょう。鶏肉と豚肉、ハンバーグの目玉焼き乗せを一口ずつ、ぱくぱく、ぱくり!
「う、美味い……! 美味い! これ最高じゃね?」
「100円だからとおざなりな調理ではないね、しっかり心がこもっているよ。メニューのラインナップからして本気度高いよこれ、ほら」
と月詠はチラシを取り出して、あらためて100円メニューをチェック。刀も覗き込み、
「おお……今日は勢いで肉づくしにしちゃったけど、魚も美味そうじゃん! サラダも味噌汁もこれだけあると、どれも食べてみたくなるよな」
「うん。どのメニューも見ているだけで食欲をそそり、それにどの組み合わせでも極めてバランスがいい。育ち盛りの子どもからお年寄りまで、誰でも食べられるように考えられているな」
という月詠の言うとおり。食堂内には増えてきた学生だけではなく、よく見ると教職員も混ざって美味しい朝食を食べています。というか、向こうではほかでもない理事長先生まで、しじみのお味噌汁を良い笑顔でずずずといただいているのでした。
「……これ、理事長が食べたかっただけなのでは」
「ま、なんでもいいけどな! 俺、明日から毎朝ここで朝メシ食おう。朝の稽古の後のスケジュール変えないと!」
嬉しそうに片っ端から口へ運ぶ刀にうなずいて、月詠はお味噌汁をすすり、しめじとえのきもぱくぱくり。
「しかし、この内容で100円は、少々酷ではある。ゆえに感謝していただかなくてはね」
「確かになぁ……こんなに美味くて量もあるのに100円って、すごいよな」
「今後も続けていくなら、きちんと採算の取れる形を考えたり、人手も増やすべきかもしれない。もちろん、理事長や校長次第だが」
実のところ、今回の100円朝食企画は理事長先生のご好意で、その費用には彼女のポケットマネーが多分に充てられているようですけれど、それは生徒たちの与り知らぬ話。
だからこそ彼らは、理事長や栄養士の方々へめいっぱいの感謝の気持ちを胸に、ありがたくお肉の絶品なお味に舌鼓を打つのでした。
「しかし、これが正式に採用されたら、久保田先生あたりと毎日ここで会いそうだな」
「言えてる」
なんて話をしておりましたら、
「おっはよーう、月詠ちゃんに刀くん! いやーっ、朝ごはんが100円だなんてホントありがたいわねー、あっせっかくだから相席いい? いいよね、座っちゃう!」
「「どうぞどうぞ」」
噂をすればやってきた
久保田 美和
先生とコイバナなどに話を咲かせつつ、月詠も刀も、100円朝食には大満足。期間中は通おう! と決めたのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月09日
参加申し込みの期限
2018年07月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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