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【お味はいかが?】
朝ごはんは毎朝キチンと食べる、エライ子な
椿 美咲紀
ですけれど。
「新聞部員としてはもちろん、この試み、見逃すわけにはいかないのですッ!!」
ばばん!
もちろん握り締めたチラシに書かれている魅惑のメニューにうっかり心揺さぶられてしまったから、とかそーいう理由ではナイのであります。
「……ハッ。よだれが……」
そーいうことではナイのであります!
口元をお上品にハンカチでフキフキしてから、美咲紀はさっそく食堂へ。
「うーん、なににしよっかなぁ。迷っちゃいます……」
とおめめをキラキラさせながら、今日のメニューは雑穀米にしらす乗せ、ハンバーグと目玉焼きのセットにコールスロー、しじみと長ネギのお味噌汁を選んでみました。
トレイを持って席へ着き、あらためて眺めてみますと……どどーん!
「ふわぁぁぁ……! 100円とは思えないこのボリューム! それにとっても身体によさそーなラインナップ……っと、食べる前にお写真撮っとくのです」
新聞部員としていつも持ち歩いているデジカメで、パシャリ! もちろん後ほど、学生新聞には美咲紀の食レポが掲載される予定です。
ほかほか湯気の立つメニューを撮影したら、おはしを持ってぱちんと手を合わせて、
「いただきます!」
まずは雑穀米をおはしでひょいっ、ぱくり。
「おおっ、このもちもちつぶつぶ食感……! これはなにが入ってるのでしょーね?」
もぐもぐしながらも確かめてみますと、発芽玄米もち玄米、黒米赤米にあわきびひえ、それにとうもろこし……ほかにもたくさんたくさん入っているようです。いかにも健康に良さそうでして、美咲紀はほっこり。
ハンバーグはジューシーで、とろっと半熟たまごを割っていっしょに食べると、口のなかへじゅわっと幸せがあふれます。
「一日一個は卵を食べないと、なのです」
お野菜大好き! な美咲紀はコールスローも大好きです。キャベツがたくさん食べられて、これまたほっこりお顔がゆるみます。
そしてお味噌汁にはしじみ成分がたっぷりじんわり溶けだしていて、まるで全身に染みわたるかのよう……!
「どれもおいしーのです! これはぜひ、後で学食のおばさまたちにも取材せねばっなのです」
取材プランを検討しながらもぱくりぱくり、よくかみかみ、ごっくんと味わって、やがて完食!
美味しくいただきましたけれど、むしろここからが新聞部員のお仕事です。
「ほかのみんなは、どんなメニュー選んでるのカナ?」
元気いっぱい、ごちそうさま! とトレイを下げると、デジカメを構えて、美咲紀は食堂をぐるりと見回しました。
前日のこと。100円朝食開始の旨を理事長先生から教えられ(押し付けられ)て、
岡瀬 結華
はふむっと考えました。
「いつもはお家で朝ごはんを食べてるけど……ちょっと興味あるなぁ。明日の朝、来てみよかな」
普段から美味しい朝食を作ってくれるお母さんには感謝しつつ、たまにはそんなのもいいかも?
というわけでママに明日の朝は学校で食べるから! と言い置いて、今日はいつもより早起きをして学食へとやってきたのでした。
「わ、混んでる」
理事長のアピール攻勢のタマモノか、今日の学食は学生たちでごった返しています。誰もが笑顔ではしを進めている光景が、結華にはなんだか新鮮です。
ちょっぴり迷いつつもメニューを決めて、席を探しておりますと、
「あ、ここ開いてる……って、教頭先生!」
「うむ。おはよう。開いているから座るといい」
たまたま見つけた席は、
津止 孝道
教頭先生の真向かいでした。
「えっと、それじゃ、失礼します」
うなずいた津止先生にほんのり恐縮しながら、すとんと腰を下ろします。
いただきます、と声に出して言ってから、結華は背筋をピンと伸ばしたなんとも上品な所作で、雑穀米のしらす乗せをぱくり。
「……! 美味しい……」
主菜にはサバの味噌煮と、副菜に小松菜のおひたしをチョイス。どちらも良い塩加減で、結華は食べているうち、知らずににこにこと笑顔になってしまいました。
ふと、なにげなく結華が正面に目をやると、津止先生がなんとなく、ちらりと横目でなにかを見ています。結華は、ピン! ときました。
「あの。お醤油、使われますか?」
「ん? ああ。ありがとう」
あじの干物を選んだ教頭先生、大根おろしにかけるおしょうゆが欲しかったようです。結華がひょいと手を伸ばして小瓶を取ってあげると、いつもいかめしいお顔の先生の頬が、ふっと緩んだように思えました。
(教頭先生って、なんだかパパに似てるかも。雰囲気とか)
大好きなお父さんの、先生と同じようにちょっと気難しそうな顔や、それでいて内面は全然そんなこともないお茶目な一面を思い出して、結華はくすりと笑ってしまいました。
「どうかしたかね?」
「あ! い、いえ、なんでも。あの、美味しいですね、100円とは全然思えないくらい」
「まったくだ。理事長の思い付きに感謝しなければ。君も、会ったらお礼を言ってあげるといい。喜ぶだろう」
「はい、もちろん」
津止先生も、生徒相手に無駄口は叩かない、雑談もしない……なんてウワサは聞きますけれど。厳格そうに見えて、案外そうでもないのかも? あるいは音楽の先生から教頭になったりと、環境の変化がそうさせているのかもしれません。
なんてことを考えながら、しじみとネギのお味噌汁を味わっていたら、
「新聞部でーす! お味はいかがですかー?」
新聞部員、笑顔の美咲紀がデジカメを向けてそう尋ねてきたので、結華は思わずおすまし。小さなころからたしなんでいる、バレエのおかげでしょうか。
「ええ、美味しいですよ」
「うんうん! おおー、お魚も美味しそうなのです」
「ちょうどいいお味で、誰でも食べられそうです。あなたはなにを食べたんですか?」
「私はハンバーグと目玉焼きを食べたのです、たまごのとろとろとお肉のジューシーさが絶品だったのです! 教頭先生はあじの干物ですねー、お味はいかがですかー?」
とマイクのように差し出された手に、教頭先生の難しそーなお顔がぴくり。なんとはなしに結華も注目してしまいまして、女の子ふたりにじいっと見つめられて、先生は照れ隠しか、こほんとひとつせき払い。
「……あじは大ぶりでボリュームがあり、身もふっくらとしている。脂の乗りも良いがくどさを感じるほどではなく、朝からもたれることも無いだろう。ご飯は、私は玄米を選択した。玄米は野菜と一緒に取り入れることが肝要だが、副菜も充実しているのがありがたい。今日はほうれん草の胡麻和えを選んでみた。このほうれん草の食感と鼻を抜ける胡麻の香りが味わい深い。味噌汁はニラと卵だ。この歳になると塩分が気になるものだが、今回のメニューはいずれも年齢を問わず食べられるよう熟慮を感じる。君たちも栄養士の皆さんに感謝しながらいただきなさい」
「「は、はいっ!」」
やけに臨場感あふれる食レポから流れるように諭されて、ふたりは思わず良い返事をしてしまったのでした。
取材として結華と教頭先生へあれこれと尋ねる美咲紀に答えながら、美味しくごはんをいただいておりますと、
「あ、このへんはまだ空いてるわね。教頭先生、おはようございまーす」
「相席いいっすかー?」
トレイを持ってやってきたのは、
羽生 碧南
と
紗雪 幽
でありました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月09日
参加申し込みの期限
2018年07月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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