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<零神探訪>青の幽玄(ブルー・アルカディア)
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●墓室・1
居住区のあちらこちらの床に、まるで地下収納の扉のように存在する引き上げ式の木戸を開けると、地下へ続く細い階段が現れる。その先が、墓室である。
墓室への道は昏く、湿っていた。
ひとひとり通り抜けられるほどの階段は、カーブを描きながら二十段ほど続く。
崖を掘り抜いた居住区だけでも年月のかかる大仕事であったろうに、地下に墓室まで掘るとはなんと壮大な手間をかけた村だろう。執念深さすら感じる。
(村の中を探索してたら地下への階段を見つけたから来てみたけど……)
小山内 海
は、足元さえ覚束ない闇の中を、手探りで進んでいた。
階段の行きついた先は、大きなドームのような地下空間だった。
独特の饐えた匂い。しんと静まり返っているのに、大勢が息を潜めているかのような気配――。
(……ここはなんだろう?)
ふいに後ろから肩を叩かれ、飛びあがるくらい仰天する。
「海?」
聞き馴染んだ男性の声に安堵する。
御剣 刀
だ。それに、
ブリジット・アーチャー
もいる。
「一人は危険よ、海。ホラー映画で若い女性が一人になると敵にやられるってグランパが言ってた」
そうだね、と小さく舌を出す海。二人に出会えてよかったと顔を綻ばせたのも束の間、ブリジットの持つかがり火に照らされ、床から天井まで棚が設えられているのが見えた。棚はまるで潜水艦のベッドか、オーナーが僅かなスペースにどれだけ人を詰め込めるか挑戦してギネスでも取ったカプセルホテルのような趣で、人一人分最低限に区切られたスペースに、ぎしりと人体らしきものが横たわっている。
(……ひゃっ、これ死体?)
「カタコンベね」
告げるブリジットは、死体を見ても冷静そのものだ。
「地下墓地ってヨーロッパでも実はよくあるのよ。日本は火葬が主流だから違和感あるかもしれないけど」
(カタコンベ……ここ死体置き場なんだ。うぅ、不気味だなぁ……)
海は思わず刀の腕にしがみつく。
刀もあまり動じることなく、遺体が隙間なく安置されているかを確認していた。
死体はすべての棚にきちんと収まってはおらず、歯抜けになっている。
「信仰の事を考えると起きてくるための寝床ってことか。見当たらない死体は……もう起きた、のか?」
(そういえばうえで僵尸を見たけど……僵尸って所謂、動く死体だよね? ここって実はかなり危険な場所?)
そう思い至った瞬間。
棚に寝ていた死体の瞼が、くわ、と見開かれた!
骨と皮ばかりになって乾ききった皺だらけの顔。
濁った白い瞳の乾尸は口を開け、尖った犬歯がむき出しになる!
両手が天井に真っ直ぐ突き上げられ、ぎちぎちと機械のように持ち上がる上半身。
(ってやっぱりそうじゃんか! 動いてる動いてるよ!)
動き出したのはその1体だけじゃない。背後から、天井近くの棚から、我先にと飛び出した死体たち。いずれも黒い漢服風の死装束を纏い、枯れ枝のような手を伸ばして襲い掛かってくる。
「言っとくけど、カタコンベの死体はふつう、動き出して人を襲ったりはしないわよ!」
バッドを手にしたブリジットが一本足打法でフルスイングする!
乾尸は吹っ飛び、棚に当たってサブレみたいに脆く崩れた。
「死者に敬意は払うべきだけど、生者の命の方がより尊くあるべきよね」
ブリジットが念押しでもうひと振りすると、乾尸の体は再起不能なほど粉々になった。
(そっか、古い死体だから脆いんだ!)
海は武器屋で仕入れたスーパーボールサイズの鉄球を手に持つと、できるだけ距離を取る。
刃引き刀を抜いた刀が、<加速>で乾尸の膝を切り落とし、跳ねる動きを封じたところで、海はその顔面に向け<アクセラレイトライン>で鉄球を打ち出す!
ぼこ、と、砂山にボールが突っ込むような音がして、乾尸の顔面に丸い穴が空いた。
こうなっては死体と言えどそれ以上動くことも叶わず、床に倒れ込むよりほかにない。
ほっとしたのも束の間、別の死体が起き上がる。
そいつは他の乾尸より動きが素早く、高く跳ねて海の首筋に噛みつく!
(きゃ!?)
海が声なき悲鳴をあげたそのとき、
「大丈夫か?」
声がして、ばらばらっと米のようなものが飛んできて、乾尸が離れた。
一条の懐中電灯の灯りが墓室内を貫く。
ブリジットは思わず手庇で声の方を見遣る。
駆けつけたのは――、
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>紅燈火街(レッドランタン・タウン)
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月01日
参加申し込みの期限
2018年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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