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<零神探訪>青の幽玄(ブルー・アルカディア)
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●居住区探索・2
Leidenschaftとは違う分かれ道の先の区画を探索するのは、先遣隊を務めた
朝鳥 さゆる
、
恵御納 夏夜
、
八神 修
に、R&Rの仲間の中で唯一の治療者(メディック)でもある
音海 なぎさ
を加えた四名。
彼らは先ほどは詳しく調査できなかった文献や資料探しを中心に、探索を進めていた。
「人の気配、ないね」
なぎさは赤いメディカルバッグを抱きしめる。いったい村人は何処へ行ってしまったのだろう。生活感がほとんど感じられない、薄暗い住まいを見渡すが、手がかりらしきものを見つけられずに途方に暮れる。
「施設図か地図はないかな」
サキリの偵察とジンさんの話から聞き書きした図はあるが、あまりにざっくりしすぎている。
近代ビルであれば、親切に施設案内図が掲げてあり、現在地を示す赤い矢印なんかがついていたりするものだが、この岩肌を繰り抜いた古風な村ではそのようなものは見当たらなかった。村人たちは自然と村の中を把握していたのだろう。あるいは、自分の暮らしに関係のない場所については、知る必要はないと考えていたか。
目につくのは、黒い掛け軸ばかりだ。
「これ、何なんだろう……」
「不老不死信仰に関係するものかしらね」
なぎさの隣に立って、腕組みをして掛け軸を眺めていたさゆるは、微妙な違和感を感じ、おもむろに掛け軸を捲ってみた。
すると、掛け軸の裏には祭壇めいた10センチ四方のくぼみがあった。くぼみには青い表紙の折本が納められていた。古びて今にも崩れ落ちそうなその折本を、さゆるはそっと取り出して、二折り、三折り、と文机に広げてみる。
そこには崩した書体の漢字らしき文字がびっしりと敷き詰められていた。
「経典、かしら?」
「中国語、かな。なんて書いてあるんだろう……」
夏夜も覗き込み、読める漢字を拾う。
文頭から何行もいかぬところに『神』という字を見つける。その周辺の字が、この村の信仰に関わる重要な言葉に違いない。
「『絶』、『神』……?」
さゆるも読めないながらに全体を流し見し、ふとあることに気付いた。
「ねえ、ここ。『落神』って読めない?」
落神。
その言葉に修となぎさも色めきだった。
まさか。
修が懐中電灯を当て、全員で改めてよく見てみる。
「本当だ。『落神』に見える」
「こっちを見て」となぎさが指さす。「ここの字。『寝子島』じゃない?」
――これは、いったいどういうことなのだろう。
どうして中国の辺境の、こんな奇妙な村の教典の中に、「落神」や「寝子島」の字があるのか。
まったくもって理解ができない。
理解はできないが、皆に知らせておく必要があるのは間違いない。
スマホはネットに繋がらないが、支給された通信機は生きている。
さゆるが代表して情報を報告した直後だった。
ばたん!
しまった、発見に夢中になりすぎていた、と思ったときにはもう遅かった。
振り返ったときにはすぐそこに僵尸がいた!
無防備ななぎさの首めがけ、歯を向いて飛びかかってくる!
「う、うわあ!」
なぎさは思わず星球式鎚矛を振り回した。
僵尸の紫色した顔側面が凹む。しかし、僵尸は痛そうなそぶりも見せず、動きも止めない。
「ええい!」
夏夜が後ろから飛びかかって、僵尸の額に黄色い札を貼りつける。
その途端、僵尸はゼンマイの切れたロボットのように動きを止めた。
「札、ちゃんと効いてよかった。音海先輩、無事?」
「う、うん。ありがとう。僵尸、もう動かないのかな」
「わからない、から、対処しておこう」
夏夜はそういうと、僵尸の口に入手しておいた赤い箸を加えさせ紐で固定した。それから壁際に正座をさせ、太腿から脛を粘着テープで拘束する。万が一、札が外れても、これなら動けないだろう。
なぎさは動かぬ僵尸を見下ろした。
「なにか違和感がある気がする。レッドランタンタウンのときは肉体はそのままで、魂だけが囚われていたよね。……今回は魂は解放されていて、肉体だけが囚われている?」
なぎさの頭はぐるぐる。答えは出ない。
ふと、部屋の隅の床に木の扉があるのが目に留まる。
「地下は? 死体の安置所?」
怖いけれど。
そこを調べてみるほうがよいような気が、なぎさの中に沸き起こりつつあった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>紅燈火街(レッドランタン・タウン)
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月01日
参加申し込みの期限
2018年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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