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【中間テスト】4日目のラクガキ革命
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(困りました……)
御巫 時子
はサンマさん騒動でざわめく講堂を見回した。
まわりも時子の答案も被害にあってるのが、この現象は先生には見えないらしく、監督の先生たちは気付いていないようだ。
(自分でどうにかするしかないようですね……)
時子は、試験監督で見回りをしてる
五十嵐先生
を見つめ、先生と小鳥の絵を描いた。
たくさん描いた小鳥は答案のまわりをくるくるまわって、近付くサンマさん達を追い払ってくれた。
「ありがとう、鳥さん……」
一方、先生はと言うと、居心地の良さそうな回答欄に腰掛けて、ビーカーでコーヒーを飲んでいる。
こちらの先生も、本物の五十嵐先生と同じようにのんびりしているようだ。
(尚輝先生……)
時子は人差し指で先生を撫でた。
(小さい先生も素敵です……)
「……皆、落ち着かない様子ですね」
聞き覚えのある声に、はっと顔を上げると本物の五十嵐先生がそばに立っていた。
(せ、先生……)
時子の胸はどきどきと高鳴る。
その時ふと時子の目に、先生の頭の上でチチチ……と鳴く“小鳥”の姿が留まった。
(先生の鳥さん……?)
時子はろっこん『鳥の囀り』を使って、鳥の声に耳を傾けてみた。
『大変だ。大変だ。異変が起こってるよ、尚輝くん』
「鳥の声……?」
きょとんとして上を見上げた。
「どこかに巣でもあるのかな……?」
『ち、違うよ。ここだよ。君の頭の上だよ、尚輝くん』
『鳥さん……』
小鳥に話しかけようとしたその時、先生がこちらを向いて目が合った。
「あ、ええと……あ!」
慌てて答案に描いた先生を手で覆う。
「どうかしましたか、御巫さん?」
「そ、その……な、なんでもないんです……」
「でも、なんだか顔が赤いような……。もしかして熱があるのでは……?」
「ち、違うんです……」
(あー眠いわー。ガラにも無く昨日は真面目にテスト勉強しちゃったぜ)
安本 マコト
は大きなあくびをした。
(日本史は暗記すれば、きっと何とかなると信じて暗記しまくったからなー。割とヤマかけてたとこが出ててラッキー)
頑張ったかいあって、詰まることなく回答欄を埋めることが出来た。この調子なら補習は免れそうだ。
(つーか、補習とかやってられないしー。俺はバイト探して夏までに彼女ゲットしてサイコーの思い出を作るのに忙しいんだよーマジで)
ん? とマコトは目を細めた。
(さっき、ここ書かなかったっけ? なんで消えてるんだ? 寝ぼけてたかな? もう1回書いて、と……)
答えを書いた途端、サンマさんが答案の裏から顔を出した。
「んん?」
『ツラに似合わず優秀じゃねぇか。そんじゃまぁひとつ……もぐもぐ』
「……おかしいな。俺の答えをサンマさんが食べてるように見えるんだけど……幻覚? それとも夢??」
幻か夢かってんならたぶん夢だな、とマコトは思った。こんなに眠いなら夢に違いない。
「ふわあぁぁぁ……寝不足でテスト受けるもんじゃないなーマジで」
寝ちゃったもんはしょうがねぇと割り切り(寝てないけど)、マコトは落書きを始めた。
「沙穂ちゃんせんせーでも描こーっと。沙穂ちゃん、チョープリチーだよねー27歳とは思えないぜー」
『28歳だ』
「おろ?」
デフォルメして描いた若林先生がむっとして言った。
「すげー流石、夢。俺の描いた絵まで動き出してるよー」
『夢、夢って夢じゃないぞ。遊んでないでテストを続けなさい。大事な中間テストだよ?』
「そんなこと言っても、ほらー見てよ。俺の答え狙ってるヤツがいるんだもん。全然テストに集中出来ないよー」
サンマさんをペンで指した。
『……むっ。あれは先生がどうにかするから。ほら、マコトはテストに集中。頑張って』
「はーい。夢の中でも沙穂ちゃんはしっかりしてらぁー」
こらーっ! とサンマさんに向かっていく若林先生。けれども絵でも運動神経がきれてるらしく、回答欄につまずいてコケた。
『うう……』
「夢の中でも沙穂ちゃんは沙穂ちゃんだなー」
(テストだけでもめんどいってのに……まぁ随分とめんどくさいことが舞い込んできたねー)
七緒 璃音
は、やれやれ……と頭を掻いた。
それから答案用紙を丸で囲って、サンマさんが入って来ないよう壁を築く。
(別にテストの点数なんて赤点じゃなきゃどーでもいいんだけど……)
何気なく講堂の様子を見る。
桐島先生はやはり騒動に気付いていないらしく、サンマさんのせいでざわつく生徒を注意してまわってる。
「……相変わらずしかめっ面してるわねー」
答案に視線を落とすと、サンマさんが壁を壊そうと必死で暴れてる。
動く落書き……落書きが動く………その時、ピコーンと頭の上に豆電球が飛び出した。
「……いいこと思いついちゃった」
ニヤリと笑う。
小人の絵と、なにやらふにゃっとした謎の線を何本も描いた。
「……いい小人くん。この線をね、桐島先生に……ごにょごにょ……ね。これで先生も少しはいい男になるでしょ?」
(義弘先生、今日も素敵です……)
宮祀 智瑜
はちらちら先生を見ながら似顔絵を描いていた。
問題用紙の裏に描かれた先生はなかなかの自信作だ。憧れの先生の絵を愛おしく眺めていると、むくむくっと先生の絵が動き出した。
「せ、先生の絵が……!」
驚く智瑜を余所に、先生は眼鏡を光らせ、彼女の答案を見てまわった。
『こら! 全然、回答欄が埋まってないじゃないか!』
「先生の絵を描いていたので……」
『試験中に落書きしてるやつがあるか……!!』
「あ、でも、その前はちゃんと答えを書いてたんですよ。でも、サンマさんに答えを食べられちゃって……」
それから先生のいる問題用紙をぎゅっと抱きしめた。
「だからお願いします。サンマさんを捕まえて、私のかたきをとってください」
『な、何故、私がそんなことを……』
しぶる先生を更に胸に押し付けると、次第にその堅物眼鏡が、ふにゃふにゃの柔らか眼鏡になっていった。
『ま、まぁそこまで言うなら……。生徒を守るのも教師の務めであるからして……』
実際の先生がどうかはわからないけど、おっぱい好きの桐島先生として描かれた桐島先生はとてもおっぱいが好きだった。
先生はサンマさんのところまで行くと説教を始めた。
『いいかね。君達のしていることは……』
がしかし、サンマさんがそんな説教に耳を貸してくれるはずもなく、うるせぇやぃとボコボコにされて、先生は転がった。
「追いかけずに注意してるところは先生らしいけど……。大丈夫ですか、先生?」
『う、うーん……』
目を回してる先生を、指先でそっと撫でた。
「おっと……」
答案から顔を上げて、本物の桐島先生の様子を窺う。
「落書きに構ってると先生に怒られちゃうな。まぁ先生にだったら怒られてもいいけどね……ふふっ」
智瑜はまた桐島先生を見つめながら、先生の落書きを……今度はたくさん描いていった。
「こんなにたくさん、幸せ……」
とその時、先生の眼鏡がキラリと光った……と思った瞬間、桐島先生ズは智瑜の服に乗り移った。
「え?」
『さっきからこれみよがしに見せ付けて……実にけしからん。高校生でこの胸は、校則違反だ!』
『即刻指導せねば!!』
「もう先生ったら……本当におっぱいが好きなんですね」
実際の先生がどうかはわからないけど……略……桐島先生はとてもおっぱいが好きだった。
『指導! 指導! しどぉ! どおっ! おっぱ! おっぱい! おっぱい!!』
大合唱するエロ桐島先生。その声はあまりにも遠慮がなく、講堂中に響いた。
「なんだこの声は! 試験中だというのにふざけるな!」
桐島先生は深ーく眉間に皺を作った。
しかし、自分の声は自分ではあんまり気付かないものだが、おっぱいを連呼する声は紛れもなく桐島先生である。
当然の如く、先生に矢のように視線が刺さった。
「わ、私は何も言っていないぞ! ほ、本当だ!!」
胸に集まってくる先生に満更でもない智瑜だが、ところがそこに、くじらに乗った久雨の落書き、ちびふねがやってきた。
久雨もまた高1にしてはグレートな胸の持ち主、そして、彼女を元にして描かれたちぶふねもまたグレートだった。
『ぅおっぱいだ! ぅおっぱいがきたぞーーーっ!!』
『なかなかのおっぱいだ! ウム、これはたまら……けしからんな! 校内の風紀が乱れる前に指導せねば!!』
『指導! 指導! しどぉ! どおっ! おっぱ! おっぱい! おっぱい!!』
『な、なんなのだ、このせんせいたちは! こっちに来るな!』
「ひ、ひどい……私と言うものがありながら……」
節操のないエロ桐島に、ガガーーン! と智瑜はショックを受けた。
『いい加減にしなさい!』
とその時、一喝とともに、マコトの描いた落書きの若林先生が現れた。
『何をしてるんですか、桐島先生。生徒の見本になるべき大人がこんなことでどうするんです』
『ふん。口を挟まんでもらおうか、若林先生』
『な、なんですって?』
『すまないが、貧乳の意見を聞いあげるほど私は暇じゃないんだ。黙っていてくれ。胸がしぼむ』
『はぁ!?』
若林先生は顔を真っ赤にして胸を押さえた。
それから、本物の若林先生も真っ赤になって胸を押さえた。
「桐島先生……」
リアル若林先生は桐島先生を幽鬼のような目で見た。落書きたちの会話は先生達にもちらほらと聞こえていたのだ。
「まさか桐島先生がそんなふうに私を見ていたとは知りませんでした……!」
「え? ま、待ってください、若林先生! 私は何も言って……」
「大体なんなんですか、その皺! さっきから気になってたけど、バカにしてるの!?」
「し、皺!?」
近くの生徒からくすくすと笑い声が上がった。
生徒から鏡を借りて自分の姿を見ると、顔面におもいっきり皺が描かれていた。
「なんだこれはっ!!」
目尻に三本、額に二本、口の横に八の字に。若干、老け込んで見えた。
「うーむ……皺を足しただけだけどそれなりにイケるな……ふへへごちそうさまですうへへへへ」
オッサン好きの璃音による、桐島先生こっそりいい男化計画は上手くいったようだ。
ひと仕事終えて帰ってきた小人に、グッジョブ! と親指を立てると、小人達もビシッと親指を立てて返した。
「テスト中に皺なんて描いて遊んで! どういうつもりなの!!」
若林先生が詰め寄る。
「し、知らないっ! なんで私が宴会の罰ゲームみたいな皺を自分で描かなくちゃならないんだ!!」
『そうだそうだ!』
『悔しかったらもう三段階ブラのカップを上げることだな!』
桐島先生の声に被さって、エロ桐島の声も上がった。
「今、なんて……?」
腕組みをした若林先生の目から、一切の慈悲の心が消えた。
「ご、誤解だーーーーーっ!!」
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月04日
参加申し込みの期限
2013年07月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月11日 11時00分
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