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【中間テスト】4日目のラクガキ革命
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「あー、終わった終わった!」
刀は大きく伸びをした。
短いようで長かったテスト期間も、大変だったこの最終日もようやく終わりだ。
「あ、そうだ。なぁ帰りに“紗之香”にでも寄ってかないか? 軽く中間の打ち上げ……みたいな?」
「それ、さんせー。なんか色々あったもんね、今日。ゆっくりお茶したいよー」
『うん。わたしもいくー』
円と海も手を挙げた。
「……こうなったら私の愚痴に付き合ってもらいますよ! 絶対に逃がしませんからね!」
舞はどんよりとした顔で言った。
「え、もしかしてテスト……」
「察してくださいっ」
寄り道の相談をする四人の横を、没と天野が通った。
「ねーねー天野。アイス食べに行こうよー」
「アイス……ね。それもいいな。じゃあ、キャットロードでも行こうか?」
「行こ行こー!」
没はぴょんぴょん跳ねた。
「ねぇ天野。オイラ、役にたったでしょ?」
「ああ、ありがとう。けど、僕のまんまるさんも役に立っただろ?」
「まんまるさん……ぷっ、あははは。あれそういう名前だったのー?」
「わ、笑うなよな……」
「5分……十分すぎる時間だったな」
言嗣は鞄に筆記用具をしまうと、余裕と手応え充分の表情で講堂を後にした。
「全部真っ黒に塗りつぶされた時はどうなるものかと思ったが、どうにかなるものだな……」
解理はふぅとひと息。
解答の仕方に細工していたおかげで答えは頭に叩き込まれていたようだ。
天井を見上げる。
「埃が落ちてちょっと奇麗になったな……」
その後ろで、英二は真っ白になった机をそっとなぞった。
「消えちゃったな……」
なんだかんだあったけど、サンマさんのおかげでテストは明るい結果になりそうだよ。
消えてしまった落書きに感謝を込めて、英二は机にペンを走らせた。
Thanks your cooperation!
「……ちっとツラ貸してくれんかのぅ」
「あ、姉じゃ。誤解じゃ。わしは別に姉じゃを貶めるつもりは……」
猛獣の目付きの獅子子に睨まれ、騎刃はあたふたと言い訳を……したが、問答無用で体育館の裏に連行されていった。
それから、全裸で真っ白に燃え尽きた与太郎も先生たちに連行されていった。
「何故、テスト中にこの状態になる……?」
「わかりません……」
熊先生と桐島先生は不思議そうに顔を見合わせ、与太郎を2人で運んでいった。
たぶん保健室……ではなく生徒指導室だろう。
「次に出す同人誌は剣と魔法のファンタジーものにしよっ!」
この一件でインスピーションが刺激された、みゆきは頬を高揚させ、講堂から飛び出していった。
「あたしも原稿やんなくちゃ。今回、いろいろイイもの見れたし……むふふっ」
空音は、きりがみきりがみ……と呪文のように唱えながら席を立った。きっといいアイデアが浮かだのだろう。
「俺はこの先、この学校で大丈夫なんだろうか……」
「だ、大丈夫だよ……きっと! 女子の印象はよくなるんじゃないかな……」
「それ、たぶん大丈夫な状態じゃない……」
こちらでは、全校生徒の前で晒しものろなった修を、あおいが励ましているところだ。
「帰り、どっか寄ってくか、虹村?」
「ああ。そうだな。今日は語りたい気分だ」
「おっぱいと」
「女子について」
「じっくりと……!」
エロで繋がった利平と千秋は、不敵に微笑みを交わし、拳と拳を合わせた。
「……桜庭ー。そろそろ行こうぜ。置いてくぞー?」
「ごめん。ちょっと待ってー」
刀に呼ばれながらも、円はある確認のため、講堂の長机を調べてまわっていた。
すると向こうから、ののこが歩いて来た。
「はあああー……大丈夫かなー」
「ののこちゃん? 自信なさそうな感じだね?」
「うん。なんかね一問目からわかんなくて、ずっと落書きしてたんだ。テスト、ピンチかもしんない」
「それは、かも、じゃなくて全然大丈夫じゃないと思う……」
がっくり肩を落として帰るののこを見送り、円は彼女が使ってた机を調べた。
ライジング・サンで一度は一掃されたものの、そのあとの5分間で描いたのだろう、ののこの落書きがそこにあった。
中間テストを荒し回るカッコいいサンマさんの落書きがたくさん。
「ほんとにののこちゃんだったんだ」
本人は別に誰かの答案をどうにかしてやろうなんて気はなく。
ただ単に、きらいなテストと戦ってくれるサンマさんを描いたつもりなんだろう。
結果的にああなってしまったけど……。
「確かにののこちゃんには、本当のことは言えないよね……」
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あとがき
担当マスター:
梅村象山
ファンレターはマスターページから!
マスターの梅村です。
シナリオに参加してくださった皆様ありがとうございます。
中間テスト最終日、楽しんで頂けましたでしょうか。
落書きサンマさんの邪魔だてよりも、他の落書きによる被害のほうが大きい中間テストでした。
最終的には、5分しか試験時間がなくなっちゃって……
まぁきっとそれまでテスト順調だった人は5分でも大丈夫だったんじゃないかな、と思います。
そうじゃなかった人は、5分でどうにか出来るわけないので、枕を濡らして下さい。
しかし、それぞれ皆さん大変な中間テストだったと思うのですが、
なんだか一番大変な目にあったのは桐島先生だったような……どうもそんな気がしてなりません。
今後、若林先生と熊先生とどう付き合っていくのか心配ですね。
あと、ちょっと気になった点がありました。
他社の作品や商品等の固有名詞はそのまま使うことが出来ません。
そういったものがアクションに盛り込まれている場合、
今回もそうさせて頂きましたが、別の名前、別のものに置き換えて登場させております。
マスターのほうでいじってしまうので、ちょっと気になるという方は、
あらかじめ名前をもじった状態でアクションに書いて下さるとよいかなと思いました。
ただ、そうする際は、元ネタも一緒に記載をお願いします。
もじった状態だけですと、それが何だかマスターにはわからないのでー。
それではまた次回。
別のシナリオでお会いできることを楽しみにしております。
ありがとうございました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月04日
参加申し込みの期限
2013年07月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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