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【中間テスト】4日目のラクガキ革命
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「半分はわかった……」
山田 与太郎
はサングラスを光らせ、静かにペンを置いた。
「赤点は大丈夫ですな……」
ハードボイルドに情けない与太郎は、安堵の息をもらして、答案に暇つぶしの落書きを描き始めた。
ところがその時、与太郎は答案を見て固まった。
「……あっしの正解がサンマさんに食われてるでやんす!?」
魚類のくせに漁師の息子にケンカを売るとはイイ度胸。
与太郎は漁船と全裸のSD(スペシャルデフォルメ)された自分を描いた。
「全裸は言い過ぎでやんすよ。人前に出る最低限のマナーとして、サングラスはちゃんと付けてるでやんす」
SD与太郎は漁船に乗って出発。
『あっしを赤点に追い込む青い悪魔は成敗するでやんす!!』
船首で仁王立ちし、股間にろっこん『ライジング・サン』のエネルギーを充填し始めたのだった。
「これで終わり……
あふぉへぇーーー!!
」
最後の一問を解いた開放感が、
猫村 翡翠
の口を飛び出した。そんで慌てて口を閉じた。
(あたしったら……なんてドイヒーな奇声を……)
反省反省と赤くなった顔を冷ます。
さて、あとは最後にきっちり見直しして、翡翠の中間テストは終了だ。
(どれどれ)
答案に目を落とした時、食事中のサンマさんと思い切り目が合った。
『も、文字が喰われてる……。あ、しかも今年から増えた日本語教育強化の文章題じゃん』
他にも何カ所か、自信のない箇所をスルーして、自信のある解答ばっかり狙い打ちでやられた。
「……でも待てよ。正解をピンポイントで食べるってことは上手く利用すれば……」
頭を振って、思いつきを払う。
「だめだめ。そんなことしてる間に損害が増えてるわ」
そんなことより、こいつらをどうにかしないと。サンマの天敵と言ったら……。
「七輪! ……って天敵じゃないし。つか、被害が出そうで怖いし……あ、そうだ、猫にしよ」
それもサンマをたらふく平らげる猫たちがいい。
日本史のテストってことで、それにちなみ、猫のボスに据えるのは“にゃま本にゃ重”。
会津訛りの男装雌猫スナイパー。サンマよりシーチキンやサバカレーが好きなボス猫だ。
それから配下の猫軍団。
デブ猫ゴローちゃん、アメショのケビン、三毛猫のマーブル、漁師町生まれのどら猫寵児、反抗心の強い黒猫の冥夜、スフィンクスのナイル。
『うおおおおおおおおおおん! ハラヘッタにゃあーーーっ!!』
『カッカッカッ! 今日は大暴れさせてもらうけん!』
ゴローちゃんと寵児が大きな身体とパワーでサンマさんを蹴散らす。
『へへっ! かかってきな、青魚!』
『サンマの季節には早いけど、美味しそうだね。楽しみだ』
『ふふっ……! わたくしがお相手して差し上げましょう!』
ケビン、マーブル、ナイルが混乱するサンマさんを素早く仕留めていく。
『ふん……俺は勝手にやらせてもらう』
冥夜は人知れず、逃げるサンマさんを奇襲で成敗。
そして、にゃ重。
『答案の裏に隠れてる奴がいるにゃ。ゴローちゃん、引きずり出すにゃ。あと隣りの答案に逃げる奴、マーブルとナイルで追跡だにゃ』
後方から指示を出しながら、スニャイパーライフルで、
パンッ、パンッ、パンッ
とサンマの山を築く。
猫軍団の活躍で、サンマさんは散り散りに逃げた。
「おとといきやがれってね!」
ふと、翡翠は同じクラスの
八神 修
を見た。
彼も成績優秀なのでサンマさんの襲撃はさぞ大変だろう。
「……?」
と思ったが、どうも彼は応戦しないで頑張ってるようだ。
「落書きで応戦すればいいのに。ま、それが修の良いところなんだけどさ」
迷惑がられるかもしれないが、猫を一匹、援軍に送ることにした。ヒスイと名付けた猫にその任を託す。
「あんな必死な背中を見たら放っとけないよ。助けてあげてね、ヒスイ」
80点は固いな……と確信して、
桃原 空音
はテストを終えた。
しかしそんな答案はこの空間では美味しいエサでしかない。案の定、サンマさんがさっそく……。
「って食べないでよ! 掘るよ!」
謎の動く落書きを威嚇するように、男性の絵を描いた。
その瞬間、男性が動き出した。
「わっ……えっ? 絵が勝手に動く!?」
目を丸くする空音……だったが、すぐにその目は楽しいことを見つけた子どもの目になった。
「こりゃ面白いわ……」
見回りする桐島先生を見て、なるたけイケメンに先生を描いた。その手には馬に使う鞭が握られてる。
先生は鞭をしごくように手で遊ばせながら、サンマさんに迫った。
『魚類のくせに陸にまで来てどういうつもりだ? 俺がいつ許可した? ん? 言ってみろ?』
『何でてめぇの許可が……でぇ!?』
『まだ発言を許可してないだろう? ん? まずは俺にお願いしなきゃダメだろ? 喋らせて下さいって』
なかなかの攻めを見せるS桐島だが、如何せん、サンマさんの数が多くて攻めきれない。
「……これは増援! 愛人が必要ね! 教師×生徒……蜂蜜の様に甘い禁断の関係……! お相手は八神修くん、君に決めたぁ!!」
キリガミ(桐島×八神)
である。
えへえへとニヤケながら、空音は修を描いた。しかも何故か、最初から縛られた状態で。
「むふふ……妄想が広がるのだ……」
敵にやられて服が破けた修くんは先生に縛られた後、先生の手が言えないところに入り込んで……。
最初は拒絶するけど、あ……ってなって、ちゃんと優しくしてくれるなら俺だって嫌がったりしないんだ。
これ外してくれよ……って誘って……!
「むふふふ……!」
その時、修がなす術なく(そりゃそうだ)殴られて吹っ飛んだ。
S桐島が腕を伸ばし、修を受け止める。
『八神……』
『先生……』
そして見つめ合う2人。
「ああっ! 薔薇とエフェクトが見える!」
空音は鼻息荒く目を輝かせた。
サンマさんは不思議そうに2人をじーっと見てたかと思うと、おもしれぇ! と言って2人を捕まえて行ってしまった。
「あ! せっかく上手く描けたのに!」
「あたしの描いた絵が動く……何それ漫画家の夢じゃん!」
無論、
常盤 四月
の描くのはBL。ゆるぎなくBL。
獣の眼光で桐島先生を凝視して、先生風のリーマンを描く。
この桐島先生似のリーマン眼鏡はツンデレ受け。ヤンデレストーカー攻めの後輩に迫られてたじたじなのだ。
『俺のこと好きだよね……? ねぇ俺のものになってよ、桐島さん……』
『お前と? 調子に乗るなよ。一晩遊んだぐらいでもう恋人面か? 笑わせるな』
『そんなこと言って、でも本当は俺のがほしいんだろ? 身体は正直だね。こんなになってるよ……』
ぬぷぬぷ。
『あ、う……はぁっ!』
「……悔しいっでも感じちゃう体は正直だな、フフフ」
それから変態上司とお得意先の部長も追加。
『桐島くーん、アフターファイブは一緒にお風呂行こっか♪ ね、お風呂入ろ♪』
『ふふふ。契約を更新してほしかったら……わかってるね?』
総出で追っかけまわされ捕まったら大変な事になるよ的展開だ。
「夢にまで見た二次元動画なBL天国……! あたしの本がアニメ化したらこんな感じ?」
『……おええええ。なんだこいつ、気味の悪い女だな』
「むっ……」
サンマさんが怪訝な顔でこっちを見てる。
「……君達にもお裾分けしてあげよっか?」
四月の隣りでテストを受けていた、
響 タルト
はそう言って、リバサンマさんを描いた。
攻めも受けもどちらにも対応可能な、万能サンマさん、リバサンマ。
『……フフ、よろしく』
『ま、待てっ! 変なのを群れに混ぜるなっ!!』
『混ぜるな危険だぞ!!』
「大丈夫! 力を抜くのよ!」
タルトは言った。
『何のアドバイスだよっ! 全然大丈夫じゃないわ!!』
「……だったらノンケにはお帰り願うわ!」
四月の右手が閃く。目に入った近くの男子……市橋誉と風雲児轟をSDイラストに。
誉は鞭使いのドS鬼畜攻め。轟は二挺拳銃のドS俺様攻め。それぞれ首輪とパンダ耳、犬耳を付けている。
『たっぷり躾てやるよ。もう俺なしじゃいられないように』
誉はビシバシとサンマさんをぶつ。
『いででででっ!!』
『ふふっ……ゾクゾクするよ、その顔』
轟は拳銃で、サンマさんを次々と蜂の巣に。
『ぎゃああああーーっ!!』
『くくく……イイ声で啼くじゃねぇか。気に入ったぜ』
ばったばったと倒れてくサンマさんを前に、轟は恍惚とした表情を浮かべていた。
『まだイクには早いだろ。もっと楽しませろよ』
サンマさんはジリジリと後退していく。
「行け! 殺れ! ヤッチマエ! サンマさん総受けだ!!」
四月は拳を振り上げた。
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担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月04日
参加申し込みの期限
2013年07月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月11日 11時00分
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