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【中間テスト】4日目のラクガキ革命
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八神 修
は鬼気迫る様子で答案と睨み合っていた。
修の答案は完璧。それゆえサンマさんも集まってくるのだが……しかし彼は落書きで抵抗したりせず、ひたすら解答を続ける勝負に出た。
落書きを描いて不審な行動をテスト中にしたくないというのもあるが、大きな理由は……。
隣りに座る七夜あおいを、修はちらりと見た。彼女はペンでぺしぺし頭を叩きながら、答案と向き合っている。
「……大丈夫か、七夜」
「うん。出来るとこまで頑張ってみるよ。でもサンマさんが来たら……」
「心配するな。サンマ達は俺の答案で受ける。その間に、七夜は自分の頑張ってきた事を解答用紙にぶつければいい」
「そんなことして大丈夫なの?」
「俺なら問題無い。奴等が食う端から書くから……!」
怒濤の勢いで解答を書いていく修。けれど、修の解答速度とサンマさんの数、どう考えても分の悪い勝負だ。
修の右手が限界に達しようとしたその時、2匹の猫が現れた。
「!?」
真央の白猫と翡翠のヒスイだ。2匹は猫パンチでサンマさんを追い返す。
「……ありがとう、後木、猫村」
仲間の助けを得て、解答にペンを走らせようとした……その時、サンマさんが
“キリガミ”
運んで来た。
『八神……』
『先生……』
半裸で桐島先生に胸を撫でられる己の姿に、修はブッと噴き出した。
「な、な、なんだこれは!?」
『優しくしてくれるなら嫌がったりしない。これ……外してくれ……よ』
縛られた落書きの修は、溶けそうな瞳で桐島を見つめている。
「や、やめろっ!」
はっとして修はあおいを見る。
あおいは口をあんぐりと開けて、2人の絡みを見ていた。
「……頼む、七夜! 見ないでくれ!!」
修は血の涙を流した。
とその時、桐島先生(本物)が騒ぎに眉をひそめ、こっちに向かってきた。
「そこ、うるさいぞ、何をしてる」
『どうした八神? ほしいのか? 俺のアレがほしくなったのか? なら自分の口で言ってみろ、先生の……ナニがほしいのかを』
S桐島のS攻め発言に、桐島先生は固まった。
しんと静まった講堂中から、グサグサッと視線を先生に……あと修に突き刺さった。
「……え? 何今の? どういうこと?」
「桐島先生と一年の男子がデキてるんだってー! キャーッ!!」
「ヤダー! 桐島先生ったら耽美ーっ!!」
「ち、違う! だーかーら、私は何も言っていないっ!!」
色めき立つ女子に、桐島先生は慌てて否定する。
「……なんで俺まで」
「修君……」
頭を抱える修を気の毒そうにあおいは見た。
『うるさいぞ、バカタコがっ!』
「ん?」
ふと答案を見ると、そこには落書きの熊先生が……士の描いた熊先生がいた。
『桐島先生! 教師が公衆の面前で何をやっとるんだ! しかも男子生徒ってあんた……ニュースになっちゃうだろ!!』
熊先生が怒ると、S桐島は眼鏡を妖しく光らせた。
『嫉妬ですか、先生?』
『はぁ!?』
『四つん這いになってお尻をこっちに向けて下さい。そんなにほしいのなら上げますよ。あなたの中にどくどくっと……』
かっちゃかっちゃ(S桐島がベルトを外す音)
講堂は水を打ったように静かになった。
「い、言ってないからなっ!!!」
桐島先生が必死で叫ぶと、若林先生は不潔なものを見るように、彼を見た。
「鬼畜……」
「言ってませんから!」
そして、熊先生(本物)は身を守るように胸を押さえていた。
「知らなかった。そんな目で俺のことを……」
「違います!!」
「……あらヤダ、リアルBL展開。キリクマ? キリクマなの?」
ふんすふんすと鼻息を荒くする四月。
ところがその時だ。ぶぅーーーんとエンジン音を響かせ、戦闘機の一団が現れた。
珠喪の描いた“エロと腐向けに関する物全てを攻撃、破壊する”戦闘機だ。
機銃掃射でS桐島も縛られ修も、熊先生(巻き添え)も消えた。
それから戦闘機は旋回して、四月とタルトに攻撃してきた。リバサンマとドSの誉と轟がやられ、リーマン桐島のBLパラダイスも破壊された。
「なーーーーーーーーーっ!!」
ショックを受ける四月。しかし悲劇はこれに留まらなかった。
答案を守る迎撃担当がいなくなった今、雪崩れ込んで来たサンマさんを止める術はなく、あっという間に答案は荒らされてしまった。
「解答食べられた……」
「四月さん……」
タルトが心配そうに見る。
「絶対に許さない……っ!!」
ぐるぐるあらん限りの憎悪を込めて、ぐるぐるペンを走らせた。それは巨大な黒い丸……
ブラックホール
だ。
「超重力でサンマさんも他の落書きも解答も、全てを吸い込み黒く塗り潰すブラックホール総攻めよっ!」
「え、えっ? そりゃ僕も鬼畜攻めは好きだけど、なんか答案がまっ黒になりそうな……? むしろ消しゴムで消せば……」
タルトは気付く。
製作の鬼である四月には、消すという戦法はないのだということを。
描いて描いて、全力で描き尽してすべてを飲み込み埋め尽くす、それがブラックホール総攻め!
「部長……恐ろしい子」
「……あたしだけ0点なんて許せない。こうなったら皆も道連れ。そして、宇宙へ……」
ブラックホールはあらゆるものを飲み込む。落書きは勿論、回答まで凄まじい勢いで吸い込んでしまった。
「うわああああああああっ!」
「せっかく書いた答えがっ! どうしよっ!!」
「サンマさんから守りきったと思ったのにーーっ!!」
悲鳴が上がった。
「ええい! 静かにしろ!」
桐島先生は怒鳴った。
「聞こえないなら書いてやる!」
ガリガリと黒板にでっかく“静かに!!”と書きバンと叩く。
「これが目に入らな……え?」
書いたはずの文字がない。ブラックホールに一瞬で吸い込まれてしまった。
桐島先生は不思議そうにチョークと黒板を交互に見た。
迫り来る黒い脅威に、落書き達は立ち向かう。
にゃま元にゃ重を筆頭に、ミャーすけや夏朝猫や真央の白猫の集結したねこねこ連合軍。
古代、戦国、近代の連合軍とパンダ、ウサギ、コアラの動物愚連隊同盟。
巨大なドラゴンとルーくん率いる動物(プラス春巻き)軍団、そしてネコモドキとイヌクズレ。
お面パンダーとヒーロー連合、ひみこちゃんとやえたん。
けれどもブラックホールは凄まじく、みんな飲み込まれて黒く塗りつぶされていく。
精霊馬のおじいさんも、喧しいカエルの群れも、ペガサスのはやぶさ達も、オカンサンマも騎士達も、走り回ってたカジキマグロさんも。
「こうなったら姉じゃしかおらん!」
騎刃は高らかに叫び、最凶生物・獅子子をけしかける。
その瞬間、後ろから飛んで来たふでばこが騎刃の後頭部を直撃した。
「お前か!」
獅子子は「覚えてろよ!」とぎゃあぎゃあ言った。
しかし、そんな騎刃の犠牲を持って投入された最凶生物・獅子子もブラックホールに太刀打ち出来ず、飲み込まれてしまった。
もう止めることは出来ないのだろうか。ブラックホールに黒く塗りつぶされてしまうのだろうか。
いや、まだ。まだだ。
我々にはまだこの男がいる。
迫るブラックホールに、漁船の船首に仁王立ちした
SD与太郎
が立ち向かう。
しかしまだ股間の主砲のチャージが完全ではない。
与太郎(本物)は必死でおっぱいを描き、なんとか股間の充実を計ろうとするのだが、いまいち自分の描いたおっぱいだとテンションが……。
「だ、ダメでやんす。なんかむしろ萎えるっすよ」
その時だ。
「虹村!」
「握!」
机という大海原を掻き分けて、千鶴の漁船とちびふねのくじら、サメやマグロに乗って、巨乳美少女隊が現れた。
千秋と利平は目をカッと見開き、与太郎にエールを送る。
「存分に昂るがいいっ!」
SD与太郎と与太郎(本物)のグラサンに、まるで生まれたての太陽のような光が宿る。
「うおおおおおおおおおおおーーーーっ!!」
SD与太郎の股ぐらが灼熱し、与太郎(本物)のアレは机の下からガンガン突き上げてくる! チャージはマキシマムだ!!
『今、全てを消し去るために……赤点のない未来のために……中間テストよ……今、必殺の
ライジング・サァァァーーーーン!!
』
閃光が講堂を包む……!!
光が晴れた時、講堂を蝕んでいた巨大な闇は一掃された。
ぱらぱら……と天井から落ちてくる埃は、何故か一緒に発射された与太郎(本物)のビームが天井を直撃したためだ。
幸い天井は壊れてはいないようだ。
「何だ今の光? しかも講堂揺れたけど……?」
「たぶん、プラズマじゃないかな?」
「地震だろ?」
「いやいや、白昼夢だよ。俺たち、みんな夢の中なのさ。夢の中にはテストも勉強もないもーん、えへえへ」
不思議現象に縁のない生徒や先生は、それぞれ今の現象に納得のいく説明を考えた。
とその時、桐島先生が言った。
「あと5分!」
「えええええええええええーーーっ!!!」
生徒たちは死にものぐるいで答案にペンを叩き込んだ。
答えを全て頭の中に叩き込んでいて余裕な生徒もいれば、黒く塗りつぶされたショックで何も思い出せなくなった生徒もいる。
そして5分後。
きーんこーんかーんこーん!
無情にもテスト終了のチャイムは鳴ったのだった。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月04日
参加申し込みの期限
2013年07月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月11日 11時00分
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