this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
チーズが逃げました
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
「ほっほ。つまり……商店街のチーズが、この神社に?」
「えぇ……集まっている、らしいです。どうやら」
寝子島神社の、鳥居前。
御剣が大天使に気を取られている隙にチーズが無くなり、糸を辿った末に行き着いたのが、この老人であり――つまりは、チーズを片付けようとしていた老人へ、その場に居た天満や旅鴉、雨寺が加わり、事の経緯を説明していた。
「不思議なことも、あるもんじゃな」
「えぇ、まったく」
相変わらず、朗らかに笑う老人にチーズを返してもらいながら、御剣も相槌を打って笑う。
――そんな和やかな場面に、あまりにも似合わない外見の男と、取り合わせの解らない少年少女が、肩で息をしながら猫島神社に現れた。
同時に、上下に揺れながら、ちょこんと現れたのは――チーズ。
「な、なかなか、やるじゃ、ねぇか」
旧知の土地勘と、小さな身体を生かしたトリッキーな逃走経路の壮絶なバトルを経て、この有様なのだが――状況を知らない老人は、不思議そうに、それを眺めていた。
「点が駄目なら……面はどうだッ」
叫びと共に神無月が放ったのは、投網。
一体どこから取り出して、そして今までどこに隠していたのかわからないそれを、チーズがかろうじて避ける。
「読めてんだよ!」
たたらを踏むチーズに、神無月が特製輪ゴム銃の銃口を向け、輪ゴムを撃ち出す。
真っ直ぐに飛んだ輪ゴムが、チーズに当たり、バランスを崩した。
が、その勢いを活かして、そのまま境内へ走る。
あっという間に草木の影に入り、その姿は見えなくなった。
「チッ……! どこに行きやが……った?」
駆け出そうとする神無月のジャケットの裾を引っ張る手。
それは、旅鴉のものだった。
「こっち」
「お、おい、離せって」
ぐいぐいと袖を引っ張り、旅鴉は歩く。
「どこ行くんだって」神無月が、半眼で問いかける。
「あ……もしかして、あの軒下?」
雨寺の言葉に、旅鴉は深く頷いた。
何のことかわからない、という顔をしている人間に向けて、旅鴉が歩きながらスケッチブックを広げる。
――軒下に開いた穴の絵。そして、横に描かれた、足跡。
「そして、それを」旅鴉が、スケッチブックに筆を走らせた。「こう」
再び広げられたスケッチブックのページには、穴の絵の上に、大きくバツ印が描かれている。
足を止め、指をさす。「あそこ」
――絵に書かれた軒下。たしかにそこにあるはずの穴は、小ぶりの石で塞がれていた。
そして、そのまえで右往左往している、チーズ。
穴に入れない事に動揺して、背後に気がついていない事を察知して、神無月がそっと近づき――チーズの足を掴んだ。
「ヒィ!?」
突如上がった悲鳴は、他の誰でも無く――神無月の掴んでいる、小さな人間のものだった。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
チーズが逃げました
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
歌留多
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月02日
参加申し込みの期限
2013年07月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!