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やんちゃ座敷童子のいる夜
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楢木 春彦
はかく語りき
飲み物で喉を潤して、
八神 修
はにこと笑った。
「ベタでも分かりやすい話をと思ったんだけど……座敷童子に、楽しんでもらえてたらいいな」
「ふふ、楽しんでくれてるんじゃないかな?」
少なくとも僕は楽しいし♪ と、
響 タルト
が軽やかに零す。
口元のデミグラスソースを手の甲で拭った春彦が、
「うっし! じゃあ、次は俺が行くか!」
と、力強い色を瞳に乗せた。
「おや。何か、とっておきの話でも?」
「いや、何話すかなーって思ってたんすけど、ちょっと、一つ思い出したんで」
柏村 文也
の問いにそう応じ、春彦は、「明智さんと同じで、体験談なんだケド」と語り始める。
「俺、前に……あー、いや、場所はぼかすか。ある遊園地での話、ってことで、続けるぜ」
既に身を固くしている
恵御納 夏朝
に気付いて、春彦は、初めにそう言い置いた。
「遊びに行った日、俺、寝不足だったんだよ。んで、アトラクションに並んでた時に……」
封鎖された道の向こう側に、まだ幼い男の子の姿が見えたのだと春彦は言う。
タルトが、瞳をぱちぱちとさせた。
「うん? 確認だけど、そこって、通れなくなってるんだよね?」
「おう。こう、スタッフ専用、みたいな?」
「だとしたら、おかしな話だよね。好奇心に負けて入り込んじゃったのかな?」
不思議がっているような声を出して
如月 蘇芳
が口元に手を宛がうが、
「それか、そうでなければ――」
と、少し潜めた声が続けば、夏朝がふるりと震え、
青山 絢
が、きゅ、と唇を噛む。
蘇芳が内心に笑む中、春彦が、こくと頷いた。
「ぼーっとしてたし、全然違和感がなかったからよ、あー、実はあっちもいけんだなーって思ったんだケド」
後から考えてみると、何だか、どうにもしっくりこない。
「よくよく考えたらおかしくね? って、その遊園地でバイトしてるダチにその話したら――」
春彦が見たのは、無邪気な侵入者でも、眠気が見せた幻でもなかった。
「俺が見たのは、マジモンでそこにいる幽霊だった、っていう」
何でも、スタッフの中では有名な存在であったらしい。
「まじっすか! 春彦先輩、それ、どこの遊園地っすか?」
紗雪 幽
が声をわくわくとさせるが、
「や、その話はまあ、あとでしてやるよ。ビビらせんのもホドホドに、ってコトで」
と、春彦は優しい苦笑いを零した。
その眼差しが、夏朝と絢をちらと捉える。
夏朝はぐっと堪えている様子だが、絢の方は、
「…………」
コップを両の手のひらで包んだまま、動きが止まってしまっていた。
「大丈夫? 気にしすぎるのはよくないよ。ね?」
蘇芳が、そっと慰めの言葉をかけるのに、絢が、やっと小さく頷く。
ちなみに、腹の底では周りの反応を楽しんでいるのが蘇芳さんである。
「あの、その幽霊って、危なくないのかな? 遊園地なら、小さい子だって遊びに来るし……」
震える声を懸命に励まして、夏朝が尋ねる。
ああ、それなんだケド、と、春彦はにっと白い歯を見せた。
「事故が起きそうになった時は、『危ない!』って声かけて助けてくれるんだってさ」
「成る程、それなら安心だな」
修が頷く横、春彦は、ぐるりと暗い部屋の中を見回した。
「なんか、座敷童子と似てねぇか? 仲良くなれんじゃねぇかな?」
ふふ、と、
アケーチ・タッマーキ
が優しく笑み零す。
「優しい幽霊さん。確かに、座敷童子さんと相性が良さそうです」
「っすよね!」
アケーチの言葉に春彦が応じた、その瞬間。
「痛っ!」
文也が、小さく声を上げた。
「おおっ、今度は文也さんのとこっすか!?」
幽がはしゃいだ声を出すが、文也の方は、どうやらそれどころではない様子。
「あぐっ。め、めちゃくちゃ蹴られてる! ちょ、ちょっと一旦止め……」
「ふふ、元気ですね……」
文也が座敷童子の猛攻(?)にたじろぐ中、
御巫 時子
が、のほほんとして小さく笑みを咲かせる。
「いやいやいや、子どもは元気が一番だけど、やんちゃすぎるんじゃないかな!?」
うちの座敷童子はもっと大人しかったよ!? という文也の抗議の声は、部屋の中に虚しく木霊した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
ホラー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月25日
参加申し込みの期限
2018年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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