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レディ・ロゼッタの未来観測
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「初めまして。私がロゼッタよ。あなたが修くんのお友だちね」
深雪は面食らう。
(ったく。あいつめ……)
心の中で苦笑いする。
「俺は、
霧生 深雪
という。このままピアノを続けた場合どうなるかを占ってほしい」
「なるほどね。その前に、あなたについてもう少し話してもらえる?」
(占いに身の上話なんて必要か?)
深雪はそれでも、ロゼッタに促されるまま語り始める。
「俺には音楽しかない……音楽は俺が生きている証なんだ。将来はピアニストになりたいと思っている」
真剣に耳を傾けるこの不思議な占い師以外に誰も人目のない場所で、深雪は心のうちをありのままに吐露してしまっていた。
「占い結果がどうあれ、立ち止まる気はないが……。音楽はただの生きがいじゃない。……家族との、絆でもあるんだ」
「いいわねぇ。美しい話ね」
ロゼッタの間の抜けた相槌で、はっと我に帰る深雪。音楽を思えば、かけがえのない家族のことも自然と思い出される。そんなことまで口に出してしまっていたことに、自分で驚いた。
「な、何言ってんだ、俺……」
「いいじゃない。秘密は厳守するわ。さて、これが深雪くんのカードよ。ワンドのペイジ」
プロフェッショナルとして音楽を極めんとする未来が映像となって浮かぶ。成長した深雪はピアノを弾きながら……。
「歌ってる!?」
「画像はイメージです」
ロゼッタは茶化して答える。
「創造性、爆発的なエネルギー、あふれんばかりの活力……。芸術は感動で大爆発ってところかしら。あなたの音楽は多くの人の心を動かすことができるでしょう。そして、もしプロのピアニストを目指さないにしても……」
二枚目のカードはワンドの6。偏るわねえ、とロゼッタが深雪に説明するには。どうあろうが、彼の音楽は人に愛されるものとなるのだという。
「たとえば音楽の先生とかね」
「なるほどな。ちょっと予想外だったが……」
(歌、か……)
「ああ、お代だけど、今度やる俺の演奏会のチケットでどうだ?」
「すごいわね。もうほとんどプロじゃないの。ぜひ聞きたいわ」
「その胡散臭い格好で来るなよな。ロゼッタのリクエストした曲弾いてやるよ。そのほうが金なんかより、俺らしいと思ってな」
「うれしいわ。それなら……『テンペスト』をお願い」
揺れ動く情感、激情を歌うかのような、悲しく美しいベートーベンのピアノソナタ。それほど難しい曲ではないが、占い師なりの思い入れがあるのだろう。
「わかった。第三楽章でいいんだな?」
「ええ。楽しみにしているわ」
待合室では子猫を抱いた修が待っていた、
「待たせたな、サティ。あと、シュウ」
「俺は後回しか?」
「悪いな。かわいい順番だ」
軽口を飛ばしあいながら、二人の少年は一匹の子猫とともに歩き始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月11日
参加申し込みの期限
2013年07月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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