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Let’s! Miracle Tea Party!
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どこからともなく響くのは、幻想的で繊細な音色。
●
「――ここはどこアルか?」
「わ、わ。なんだか不思議で、お洒落な場所ですねー」
思わず呟いた
畑中 華菜子
の傍らで、凄いなー、と
薄野 五月
が驚嘆の声を上げた。確かに凄いアルネ、と華菜子も頷く――凄いというか、なんと言うか。
――そこは五月の言葉通り、不思議で、そしてお洒落な場所だった。賑やかで、華やかで。行き交う数多の人影は誰も彼もがドレスアップしていて印象的で、けれどもどうしてだか通り過ぎた人を思い出すことはできない。
不思議な、場所。不思議な、世界。
でも、なぜだか不安は感じなくて。何より――
(幼馴染の五月ちゃんもいるから安心アルナ)
そう、傍に眼差しを向けた華菜子と目が合った、五月はにっこり笑って見せた。「華菜子さん、華菜子さん」と軽く両手を広げ、くるり、その場で軽やかにターンしてみせると、それに合わせてふわりとドレスの裾が揺れる。
――ドレス?
「お揃いですね、華菜子さん」
「本当アルネ!?」
五月の言葉にはっと目を見開いて、自身の姿を見下ろし驚きの声をあげる華菜子に、何とは無しに嬉しくなってつい、くすくすと笑い声を上げた。――いつの間にか彼女達が着ている服も、揃いのデザインのお洒落なドレスに変わっていたのだ。
髪型も華菜子のトレードマークとも言えるお団子も解け、五月とお揃いのようなしつらえ。これはもう夢だろうと思うのだけれど、ドレスの肌触りや全身に伝わってくる感覚は、これが現実だと主張する。
だが、それを追求して時間を浪費するのは勿体無い。こんなに不思議で素敵な場所を、よく知った幼馴染と一緒に過ごせるのはとてもわくわくするものだと、知らず高鳴る胸を抑える術など五月は知らない。
「あ、華菜子さん。お菓子やお茶もあるみたいですよ。どうやらお茶会みたいですね」
「なるほど――よくわからないけど、それなら折角だからお茶会を楽しんでみるアルか!」
うん、と頷き合って早速お茶会の用意がなされた一角へと足を向ける、少女達を遠目から見て
弥逢 遊琳
はけれども、うーん、と困ったため息を零した。もう何度目になるか、自身の姿を見下ろしては周りの様子を伺って、うーん、とまたため息。
今までにも散々いろんな事があったのだから、今更、不可思議な出来事の1つや2つ、どうこうと文句を言うつもりはない。つもりはない、けれども、もうちょっとくらい配慮してくれても良いんじゃないのかと、ぼやきたくなるのは許して欲しい。
右を向いても左を向いても、遊琳の目に飛び込んでくるのはタキシードやドレスと言った衣装ばかり。そんな洋風の花咲く場所に、自分ときたらなぜか作務衣でお邪魔しているのだから、場違いにも程がある。
せめて柄入りなのが救いといえば救いかも知れないが、そうは言っても作務衣である。どんなに頑張ったところで、タキシードと比べるのは無理があるのではないか。
(と……兎に角、踊りの場からは離れて……目立たないようにしなきゃ)
あんな華やかな人たちの間に自分のような格好のものがいてはお目汚しもいいところだと、遊琳はまたため息を吐いて人目を忍ぶように辺りを見回し、少しでもマシな場所を探した。もっともこんな不思議な、知らない場所で行く当てなど、あるわけもないのだけれど。
ぐしゃりと前髪を握りしめ、ああくそ、と誰にともなく毒づく。不可思議な出来事に文句を言っても仕方はないが、勝手に巻き込んで勝手に放り出して、これじゃタチの悪い事故にあったようなものじゃないか。
そんな風に、突然巻き込まれたのは
青山 絢
も一緒で。とはいえ幸いなことに彼女の場合は、きちんとフォーマルな装いに身を包んでいたのだけれど――だからと言って、というかだからこそ、突然の不思議な出来事への戸惑いは小さくない。
「……なぜ、私はドレスを身に纏っているの?」
静かに自問する。確か彼女の記憶では、自分は所用で近所に出かけていて――そうしてもちろん、カジュアルな普段着を身につけていたはずなのだけれど。
今の絢の装いはといえば、幾重ものシフォンが華やかながらシックな雰囲気も漂う、足首まで覆われたドレス。胸元の辺りは大きく開いていて、透明な肌に濃淡の艶やかなドレスが良く映える。
気付けばそんな格好で、見知らぬ洋館の前に立っていたのだから、その驚きたるや。足元に感じるストッキングの奇妙な艶めかしさが、その感覚に拍車をかける。
訳の分からない不思議な出来事。普段の絢ならすっかり尻込みしてしまったかも知れないこの状況に、けれども不思議過ぎるからこそ何か吹っ切れたのか、意を決して洋館の中へと入ってきてみれば、そこもまた不思議な空間で。
(この人達は……いったい……?)
絢と同じように着飾った老若男女が、楽しげに、あるいは戸惑い気味に――あるいはゆったりと、思い思いに過ごしている。その光景を呆然と見つめる絢はけれども、心のどこかに憧れのような感情がある事にも気付いていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蓮華・水無月
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月24日
参加申し込みの期限
2018年05月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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