this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
あなたの秘密を教えて
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
20
つぎへ >>
ねこったー情報:北校舎二階。嵐のようにやってきて、嵐のように去っていった。見つけたら晒し行為をやめるよう説得してくれ。
モップを抱えた者と身軽な者同士の追いかけっこでは、当然、身軽な方が有利だ。
ドッペル四月をなんとか撒いたきららは、千唐に見せてもらった書き込みのことを思い出していた。
二年のH光瀬Kららのヒミツ
実はまだパパと一緒にお風呂に入ってるの
「あの書き込みはいったいなんだったのでしょう……あんな酷いこと……早く書き込んだ方を探さなくては!」
「俺をお探しかな?」
そこにタイミングよくやってきたのは、
弓弦原 譲
。
両手には、分厚い辞典を何冊か持っている。
「あなたが、あの書き込みをしたんですの?」
「そうだ」
例の書き込みは、譲の手によるものであった。
譲は先制攻撃は最高の自衛、と先手を打ってネットに書き込んだ。
その内容自体は全くの出鱈目であったが、書き込んだ目的はきららに恥をかかせ、被害者の気持ちを味わわせること。
だから譲にとって、その中身の真偽はどうでもよかったのだ。
「今の気分はどうだ?」
「誠に遺憾です。なんてことをしてくれたのですか、あなたは」
「先輩と同じ事をしたまでだ。被害者の気持ちがよくわかっただろう。俺の嘘だったとはいえ、名指しで恥ずかしい噂を流されたんだからな」
「そんなことはどうでもいいの!!」
「!?」
どうでもいい?
譲は耳を疑った。そこに怒っているのでなければ、一体何が癪に障ったというのか。
「わたくしが聞きたいのは、何故嘘を流したのかということです! もしアレを本当だと信じた方が、得意げにその知識を披露してしまったらどうです!? その方が恥をかいてしまうでしょう!!」
「……そこに怒っているのか?」
「ええそうです! それに、名前を一部伏せるのも不親切です! わたくしはアレが自分のことを言っているのだとはすぐにわかりませんでした! やるんだったら、フルネームをきちんと表記すべきです!」
「あれはせめてもの良心で……」
「そんな良心要りません!!」
きららのあまりの勢いに気圧され、
「す、済まない……」
と、譲はついつい謝ってしまっていた。
「わかればよろしいのです。せっかくですので、一つアドバイスを差し上げます。所属も記載するとよりわかりやすくなって良いですよ」
そんなアドバイス要らない。
予想の斜め上を行く反応に戸惑うが、気を取り直して説得を試みる。
「と、とにかくだ! 貴女は知識を得るのが快感だと言うじゃないか。だがろっこんを使ってお手軽に仕入れた知識で満足か? 結果のみならず、手段と過程にこそ意義を見出すのが正しい在り方だろう」
「そうでしょうか……」
「ああ。それにな、インスタントな知識は三日で忘れるが、頭と心でこなした知識は地層として蓄積される。知識を増やしたくば本を読め。苦労をしろ」
「あなたは、先生のようなことをおっしゃいますのね」
「ここに辞書がある。まずはこれを読むといい。特定の誰かにしか当てはまらないような狭い知識を得る前に、もっと幅広く通用する知識を得た方が良い」
譲はきららに近寄り、辞書を差し出した。
しかしきららの手は、その本には向かわず、譲の頬に伸びる。
「? どうした、早く受け取れ」
譲の両手が塞がっているのをいいことに、
「毎晩妹に夜這いをかけられていた」
きららはやすやすとろっこんを発動させた。
「お、俺は何を……まさか今のがろっこんか!?」
そこで譲は、きららを挟んだ向こう側から、自分にスケッチブックを向けられているのに気付く。
『よばい?』
「なっ……!」
どうやら向かいから来ていた
小山内 海
、
橘 千歳
、
御剣 刀
にも聞かれていたらしい。
風紀委員として、と前置きをして、千歳は言う。
「学校でそのような話をするのは、あまり関心しないわ」
「勘違いするな! 毎晩ベッドに潜り込んでくるから不可抗力というか、未遂というか……と、とにかく一線は超えていない!!」
刀は、あたふたして余計なことまで言いそうになっていた譲の肩にぽんと手を置いた。
「安心しろ、聞かなかったことにするから」
「とにかく違うからな!」
持っていた辞書をどさっときららに押し付け、譲はその場を足早に去って行った。
『あなたが、ひみつせせんぱい?』
「ええそうです」
「先輩、私たちはあなたに用があります」
「ええと……少々お待ちください、お借りした辞書を教室に置いて参りますので」
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
20
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
あなたの秘密を教えて
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
敷石しじみ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月23日
参加申し込みの期限
2013年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!