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ねこったー情報:北校舎三階
相変わらず、千唐は逐一、携帯で何らかのメッセージを送っていた。
そのついでに情報収集をしている最中、気になる書き込みを見つけたようだった。
「日光瀬先輩、ネットにこんな書き込みがあったんですが、何か心当たりあります?」
千唐が見つけた書き込みは、このようなもの。
二年のH光瀬Kららのヒミツ
実はまだパパと一緒にお風呂に入ってるの
「いいえ、これに関しては、心当たりはありません。H光瀬Kららとは……誰のことでしょうか?」
『どう考えても、きらら君のことだよね?』
「言われてみればそうです! 誰がこんな酷いことを……」
「酷いって……あんたも同じようなことをしていたじゃないか」
巴は、一行の面々が思ったことを代弁するかのように言った。
「いいえまさか! わたしはこんなやり方をしたことなどありません!」
この書き込みと何が違うのか理解出来る者はいなかったが、きららにとっては極めて悪質な書き込みであったようだ。
「まあまあ、それより、俺の秘密をもっと知りたくはないかい?」
「まだ秘密があるんですの? 是非とも教えていただきたいです!」
「俺、人に信用してもらうのが得意なんだ。ほらっ、このブラックカードを見てよ」
そう言って信彦は懐からブラックカードを取り出し、ろっこん『Money In The Bank』を発動させた。
「本当ですね! なんだか八十八旗さんがとっても信用できる方な気がしてきました!」
「ふっ、そうだろう? さて、そろそろ君を満足させることができたかな?」
「ええ、大満足です!」
きららはぶんぶんと縦に首を振った。
「それじゃあ、この後一緒にディナーなんてどうだい? そこでゆっくり、君の秘密を教えて欲しいな」
「もちろんです! ……と言いたいところなのですけれど、ごめんなさい、今日はこの後用事がありますの。また今度でしたら構わないのですけれど……」
「それは残念。でもまた今度だね、約束だよ。ちなみに、どんな用事か聞いてもいいかい?」
「本屋さんに行って、先程とある方に教えていただいた漫画を買いますの。確かタイトルは……」
そうきららが言いかけたところで、
「みーつけた」
モップを構え、敵意を剥き出しにした
常盤 四月
が現れた。
四月の目は据わっていた。きららしか眼中にないようだ。
その様子から、既に秘密を聞き出された後なのだと、他の同行者も察する。
「常盤さん、またお会いいたしましたね。今、あなたから教えていただいた漫画の話をしようとしておりましたの。『とラブるは突然に☆』でしたよね?」
四月はそのタイトルを耳にすると、びくりとおおげさに反応した。同時に彼女の敵意がより深まったように思われた。
「……ふふ、ふふっふっふっふ……先輩、アナタはどうあっても死にたいようですね……」
大げさな言い方をする四月だったが、その目的は、頭部に衝撃を与えることによって、記憶を抹消することだった。
さて、件の作品『とラブるは突然に☆』は少女漫画である。
実は、それは売れっ子漫画家として活躍中である四月のデビュー作であり、今となっては四月の黒歴史となっている作品。
つまり、それ自体が四月の秘密なのである。
その作品の内容は、以下のようなものであった。
元気で明るくドジっこな主人公が街角でごっつんこしたあいつは気になる転校生
でも彼には秘密があって……
な、なんと! 転校生はラバダバ星からラブを広める為にやってきた皇子、ラバダッド三世だったのだ!
地球人のテラ子とラバダッド三世の、ちょこっと甘酸っぱいラブストーリー……
うわあああああ恥ずかしいッ! 死にたいッ!!
四月はそう叫びたくなるのを必死で堪え、発散がてら持っていたモップをブンブンと振り回した。
そしてそのまま勢いをつけて、モップはきららの頭部めがけて、思い切り振り下ろされる。
「知られたからには生かしておけない!! アナタを殺してあたしは生きる!!」
ガキィン!!
鈍い金属音が響いた。モップの柄とバットがぶつかった音。
「全く、危ないねえ」
すんでのところで巴が間に入り、きららの頭部は守られた。
「日光瀬先輩の仲間?」
「そういうわけではないけどね」
「なんにせよ、邪魔するんだったら容赦しない!」
ここいらが潮時か。
それほど収穫はなかったが、これ以上はグルだと思われてしまう可能性が高い。
巴はそう思案し、身を引くことにした。
信彦は、一先ずこの状況を沈静化させるべく、再びブラックカードを掲げる。
「このカードを見て落ち着いて常盤っち! 実はこの人はきららさんじゃないんだ!」
「嘘つきも、容赦しないよ?」
しかし四月には通じていなかった。
「えっ? あれ、失敗?」
掲げた右手を見てみると、そこにあったはずのブラックカードがない。
「これそのものは、フツウのブラックカードなんだ」
信彦が声のした方を振り向く。千唐が自分のカードをひらひらと弄んでいた。
「チカラ君!?」
「彼女、日光瀬先輩に用があるみたいだし、邪魔するのは野暮じゃないですかねえ?」
千唐は四月をちらりと見やり、にやりと密かに微笑んだ。
『きらら君、逃げたほうがいい』
「しかし……」
『いいから』
飛鳥に促され、きららは走りだす。
「逃がさない!!」
「行かせないよ!」
飛鳥は四月の足元めがけて『ソリッドボイス』による文字のブロックを放出した。
突然現れたブロックに躓き、四月はバランスを崩す。
「こうなったら……!」
転げながらも、一瞬にして男同士の艶やかな絡みを妄想する。
すると四月が分裂、もう一人の四月が現れた。ろっこん『となりのドッペルさん』によるものだ。
「いけードッペルさん!」
もう一人の四月は、近くの掃除用具入れからモップを手に取りそのままきららを追いかけていった。
少し遅れてオリジナルの四月も、誰かさんによるさりげないアシストのおかげで、なんとか追いかけることが出来たようだった。
ねこったー情報:北校舎で逃走中
神木 煉
はねこったーで情報収集をしながら、目的の人物を探していた。
「北校舎で逃走中……それなら恐らくすぐに会えると思うが……」
煉の思った通り、その人物とはすぐに出会う事が出来た。
向かいから全力疾走してくる黒髪ロングの女子生徒が、恐らくそうだろう。走っているせいか顔は苦痛に歪んでいるが、まあ綺麗な部類。
「ハァ……ハァ……。ここまでッ来れば……平気ッ……かし、らッ……!」
「……大丈夫か?」
きららを止めようと動いていた煉であったが、息苦しそうな様子を見ていると、同情心が芽生え、手を差し伸べずにはいられなかった。
酸欠だろうが何だろうが、きららはきららだった。さらりとろっこんを発動させる。
「カワイイ動物が好きだ」
煉の秘密、カワイイ動物が好き。
「あ、あらッ……おかわい、らしいの……ね!」
「ちっ、聞き出されたか……。なあ先輩、人の秘密を勝手に晒すのは」
やめてください。
そう言おうとした煉だったが、廊下の奥から放たれた大声に阻まれる。
「待てえええええええ!!!!!!」
声の主は、モップを構えて鬼のように迫ってくる、ドッペル四月。
「まだ追いかけて来ますの!?」
きららも再び走り出す。
「なんだったんだ……」
あっけに取られてしばらく呆然としていた煉だったが、悠長にしている場合ではない。自身も秘密を知られてしまったのだ。
煉は今目の前で起こったことを簡潔にまとめて、ねこったーに投稿した。
走り去っていった二人の姿は既に視界から消えてしまっていたが、とにもかくにも見つけなければどうしようもない。その後を追うことにした。
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敷石しじみ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月23日
参加申し込みの期限
2013年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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