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◆
なんか変形しそうな感じで、かっこいい。
飛んでくるファイアとアイス、二機のソプターを眺めながら、
紅無 七静
はそんなことをふと思い。
そして、撃たれた。
炎と氷の弾丸が降り注ぎ、
「うおっ危ない!」
大慌てでその辺のベンチの陰に隠れる七静。
「そんな銃みたいな物飛ばしたら危ないだろぉ!」
拳を振り上げて訴えかけるが、当然ソプターがそれを気にするはずもない。
それどころか、その拳を抗戦の意志の表れだと判断したのだろうか。空中でぐるりと旋回し、再びその炎の銃口を七静に向ける。
ぞわっと背筋が粟立つ感覚。あれはきっと、当たるとヤバイやつだ。
「こうなったら、ペーパーカンパニー七つの紙業のうちの一つ!」
懐から取り出した紙に、かんたんな見取り図を書き記す。
「『紙回避』!」
ろっこん『ペーパーカンパニー』が発動し、七静の身体はたちまちにその紙の中へと吸い込まれた。
ぺらりと舞い落ちる紙の上下を、炎の弾丸がすり抜けていく。
危なかった、と紙の中で胸をなでおろす七静。
ただ紙の中に入って攻撃を回避するだけだが、当たり判定はぐっと小さくなるし、攻撃が当たっても中から出てくるだけで済む。
(……ん?)
中から出てくるだけ、ということは。
(連続攻撃されたら、出てきたところにそのまま攻撃もらっちゃう……?)
うーん。これはマズイのでは?
しかし、ソプターはいまだ頭上を飛行中。ならば自発的に飛び出して、一気に走れば間に合うか!?
銃口が、こっちを向いた。
直後、一発目の炎の弾丸が直撃。紙が一気に燃え上がり、はじき出される七静。
服の焦げる匂いがするが、今はそれどころではない。
右から炎、左から氷の弾丸が迫り、真正面に向けて前転回避。
ソプターが旋回、銃撃の軸を合わせ――。
ファイアソプターの機体に、電気が走る。頭脳が麻痺したか、動きが鈍ったその隙に。
「失せよ」
横面から疾走った一撃が、ファイアソプターを地面に叩き伏せた。次いで閃いた紫電がその中枢部位を貫き、斬り裂く。
「ふむ。見かけよりも頑丈か」
紺の胴着と袴に、模造刀と日本刀の二刀流。侍のような出で立ちの
明星 黄流
は、血振りの動作からそのまま旋転。
冷気弾の掠めた脇腹が凍てるが、構わず背後のアイスソプターへ二連撃。
きりもみ回転で弾き飛ばされるソプターは、しかしまだ生きている。
なお冷気弾の銃口を向け、
「さっさと落ちなさいよ」
背後に回り込んでいた、
椎井 莉鳥
がゴルフクラブで強打。
叩き落としたところで、黄流の二撃で破損した部位にアイアンをねじ込み、中身のパーツを引きずり出すようにして破壊した。
「椎井、大儀である。よい連携であった」
「それほどでも。そこのあなた、無事?」
椎井と黄流の視線に、前転したまま転がっていた七静が起き上がる。
「おかげさまで。ありがと!」
「ならばよし。ここで愛しき寝子島のために戦うならば、また会うこともあるであろう。ではな」
そういって去ろうとする黄流の後ろ姿に、七静はようやくひとつ確信する。
なんだかよくわからんが、とりあえずヤバイ状況らしい。
紙回避だけでは、どうにもならなさそうだ。
二人から、少し離れた建物の陰。
「わお、サムライソードブラボー!」
ソプターを撃つべく身を乗り出していたジュストは、離れてもなおソレとわかる黄流の日本刀に目を奪われていた。
しかしそれも束の間、
「ジュスト!」
向かいからのレナの声に、そして銃口の気配に頭を引っ込める。
次の刹那、頬をかすめた弾丸が髪を揺らした。遅れてマシンガンの銃撃音が響き、次いで音を立てて地面が溶解。
口笛を一つ吹いて、ジュストは人差し指をソプターへ差し向ける。
――BANG!
放たれるのは、『エール・バール』の圧縮空気の弾丸。しかし、ソプターの姿は既にその軌道の向こうにある。
そのまま旋回。迸る毒の弾丸から、ジュストは物陰に身を隠す。
「自分から勝負とか言っていて、なに外してんのよ!」
『Gun of blood』のマシンガンを構え、ジュストと入れ替わるように飛び出すレナ。
辺り一帯に毒弾をぶちまけたソプター、その背面をひたすらに撃ちまくる。
羽を、骨を、毒の詰まった銃砲を無数の弾丸が背後から食らいつき、ソプターを叩き落とした。
「これであたしが一点リード、ね?」
レナがにやりと見やれば、ジュストは帽子を被り直して言い返す。
「勝負はまだ始まったばかりさ。っていうか姉ちゃんも外してたよねさっき!」
「あんたがよそ見してるから、弾幕張ったげたのよ! ほら、行くわよ!」
姉弟二人、言い合いながら戦場を駆けていく。左右を、前後を、互いにカバーしあいながら。
◆
アイスソプターの銃口から、凍てつく弾丸が迸る。
パキパキと音を立てて地面を凍りつかせるソレは、かすめようものならそのまま身体の自由を奪ってしまうことだろう。
横っ飛びに冷気弾を回避し、海斗はそのまま街路樹の陰へ飛び込む。一拍遅れて、街路樹が音を立てて凍てついた。
(小さいけんども飛んでるからにはどっかしらに無理がかかってるはずだべ)
ならば、飛行するための部位を破壊さえすれば、あとは潰すだけのはず。
ソプターが旋回、向けられる銃口。
海斗はすかさず、足元の瓦礫を投げつける。甲高い音が響き、ソプターの動きがわずかにぐらついた。
すかさず、駆ける。
迸るアドレナリンのままに、飛びかかる。
ガギィ、と響く金属音。スコップの刃先が、ソプターの骨組みに食い込んだ。
手応えはあったが、わずかに浅い。
ソプターは海斗を振り払おうと、その場で旋回する。対して、スコップに全体重をかけて海斗は食らいつく、
そこへ飛来するのは、ファイアソプター。
「カイト!」
その横面から、アスワドが飛び込んだ。踏み込みの勢いのままに、ヴォーパルを一閃。
右の格闘アームが受け止め、左のアームが鉤爪を閃かせる。
ならばとクークゥルで受け止めれば、火花が散った。
「《突撃準備よし》!」
コピーした『旧軍の亡霊《勇》』を発動。力の均衡が崩れ、クークゥルが左アームを弾き返す。
返す刃で、右へ一撃。
右のアームがひしゃげ、解き放たれたヴォーパルが疾走る。
ソプターが、翼ごと真っ二つに切り裂かれた。
「助かったっちゃ!」
海斗が、得物に満身の力を込める。
旋回では振りほどけないとみたか、アイスソプターの格闘アームを伸ばす。
布が裂け、血が飛び散る。
しかし、それだけだ。
背中に一撃受けながらも、海斗は全身のバネでソプターの上へと登っていた。
人間一人の重さをもろに受けて、ソプターが地面に叩きつけられる。あとはそのまま、力をこめて一撃。
破砕音を合図に、アイスソプターが動きを止める。
「大丈夫か、カイト」
駆け寄るアスワドに、
「これくらい平気だっちゃ」
と海斗。ろっこんの影響で痛覚は鈍くなっている。傷自体も決して深くはなさそうで、戦闘続行に支障はない。
「そうか。しかしカイトは変わった得物を使ってるけど、強いな! それにこのろっこんすごい!」
「スコップだべ。それを言ったら、クロちゃんも流石っちゃよ」
ふふんと、アスワドは平らな胸を張る。こころなしか、うさぎ耳も動いているような。
「ボクは戦闘民族、ヴォーパルバニーだからな! カイトには負けないぞ!」
ややハイテンション気味なのは、コピーした自分のろっこんの影響だろうかと海斗は思う。自分も今、周りからはハイテンション気味に見えていたりするのだろうか。
「なら、次も頼りにしてるっちゃよ。――早速、お出ましだべ!」
空を翔ける駆動音。
見れば、新たなソプターが三機飛来するのが見えた。ファイア、アイス、ポイズン揃いぶみのようだ。
銃口が二人を向き、二人は一時散開。
空を切った炎と氷と毒液が、シーサイドタウンを汚す。
◆
前からファイアソプター、右からアイスソプター、左からはポイズンソプター。
三機のソプターが迫りくるの前にして、秋はしかし物陰に身を隠そうともしなかった。
「あんた等が何かは知らんし興味もないが、寝子島を……うちのマイ天使達を害するなら私が殺す」
相手が生物であったなら、それだけで怯み、逃げ出すほどの眼光。
木刀と物干し竿を手に、秋は吼える。
「……私を怒らせた罪を知れ、アレクト・ソード!」
火炎と冷気と毒液がかすめるのを感じながら、アイスソプターめがけて斜めに踏み込み。
「軌道さえ読めれば、避けるのなんぞ容易いんだよ!」
その勢いを乗せ、物干し竿で空を薙ぐ。
アイスソプターは急速旋回、物干し竿の切っ先は僅かに届かない。
が、その隙さえ生めば充分だ。
アイスソプターに、矢が突き立った。
ハッ、と秋が笑う。その視線の端には、こちらを見下ろす人影が一つある。
「いい腕してるじゃあないのさ!」
秋とソプター三機を見下ろす屋上。そこに、鷹梅は立っていた。
手には弓と矢。高所よりソプターを狙い撃つ、狙撃手の役回りである。
「一矢のみで、とはいきませんか」
だが、それが秋の剣撃に繋がればそれで充分と言えよう。
もとより矢の数には不安がある。頼ってばかりはいられまい。
放たれた二本目の矢は、短く鋭い風切り音を連れてポイズンソプターへと突き立った。
すかさず秋が追撃を見舞い、その背後に迫るファイアソプターを鷹梅はさらに狙撃。
それから、わずかに顔をしかめる。
外した、というわけではない。
背後から、虫の羽音めいた駆動音と、かすかな腐った油の匂いがしたからだ。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月04日
参加申し込みの期限
2018年04月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月11日 11時00分
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