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◆
色あせた金属の身体に脈打つ卵胞をまとわりつかせ、鉄と油の不快な匂いを撒き散らすその姿は、コロッサスですら小さく見えるほどのものだった。
身じろぎをしただけで大気が震え、アスファルトにヒビが走り、触れたビルがえぐられる。
遠近感が無茶苦茶になり、ただそこに居るそれを見るだけで、押しつぶされてしまうのではないかと錯覚するほどの巨躯。
ドレッドノートの名に違わぬ存在感のソレが、真っ赤に焼けた口腔から炎を放つ。
狙いを定めるでもなく、無造作に。
ただそれだけで、ドレッドノートの周辺が火の海と化した。
◆
「戦衣着装!」
ろっこんにより『ザ・ストレイト』へと変身し、
風雲児 轟
は炎の中を駆け抜ける。
目指すは、ドレッドノートただひとつ。闇雲に攻撃したところで、あの巨体には何のダメージも与えられないだろう。
ならば、狙うべきは各所に見える格納庫のような部位。
その時、ドレッドノートがその巨腕を薙いだ。
周辺の建物がのきなみ引き裂かれ、崩れ落ち、瓦礫と土ぼこりが濁流の如く押し寄せる。
木っ端のように吹き飛ばされるかに思えた轟だったが、すんでのところでその姿はまだ健在なビルの屋上へと移動した。
「助かったぜ、新田」
後ろ手にサムズアップをすれば、それに応えがあったような気がした。
新田 樹
のろっこん、『箱庭(リトルガーデン)』の転移がなければ、どうなっていたことか。
しかし、安堵するにはまだ早い。
「次、来ます! すぐ離れてください!」
椿 美咲紀
の声に、弾かれたように轟は駆け出した。
屋上から屋上へと飛び移れば、後ろで、隣で、次々に轟音と振動が起き、建物が崩れていく。
巻き上がる粉塵に呑まれぬように、鼓動を跳ね上げながら轟は走る。
必殺技でもなんでもない、これが通常攻撃だというのだからドレッドノートという存在の無茶苦茶さがよくわかる。
そしてこいつが完全に姿を現せば、世界がどうなってしまうのかも。
それだけは、絶対に阻止しなければならない。それが轟の、いや「ザ・ストレイト」のヒーローとしての使命だった。
「一緒に戦う仲間も居るんだ、絶対に負けねえ!」
己を鼓舞するように叫び、跳ぶ。
ドレッドノートの格納庫まで、もうすぐだ。
◆
(急がなきゃ……!)
いざ目の当たりにしたドレッドノートの力は、
新田 樹
に焦りを覚えさせるには充分だった。
ドレッドノートの動きを目の端で見つつ、辺りを走りまわっては『箱庭』で物資を瞬間移動させて体勢を整える。
積み上げたガスボンベとバイクの山を眺めても、果たしてこれでドレッドノートに立ち向かえるのかという不安は尽きない。
その一方で、焦りとはまた別のぞくそくとした感覚が、胸の中に湧き上がってもいた。
轟を呑み込みかけた濁流を、次から次へと崩れていく建物を見て、加速していく心臓の鼓動。
それはただ、緊張や焦りだけによるなのものだろうか。
美咲紀は、樹の顔に笑みを見たような気がした。
思わず注視したところに、樹が後ろを振り返り、それからきょとんとした顔を向けてくる。
「後ろに何かいました?」
「へっ? あ、いえ、なんでもないのです!」
ぶんぶんと両手と首を振る美咲紀。きっと今のは、何かの見間違いだったのだろう。
そんなことよりも、今はあのドレッドノートを攻略することに集中しなければ。
「シュー君、そっちはどうです?」
「まだしばらく……かかりそうだっ……!」
美咲紀からの連絡に、
八神 修
は少し苦しげな声で応じた。
攻撃を受けているわけではない。ただ、ろっこんの使用によっていささか消耗しているだけだ。
修は今、『分解』しようとしていた。対象物があまりにもデカいせいだろう、ドレッドノートが火を噴くその前から精神を集中しているが、まだしばらくは完了する兆しがない。
「ドレッドノートが、そっちに近づいてるみたいです! 少し距離を置いたほうが」
「ああ……っ、わかった」
幸いなのは、進化能力のおかげでその場に拘束されずに済むということか。
集中を途切れさせないように、じりじりと後退していく。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月04日
参加申し込みの期限
2018年04月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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