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■西館廊下
西館の廊下を調査しようと集まったのは、
武道、紫、美咲紀、修、楓の五人だ。
「結構、集まったわね……」
「まあまあ、人手は多い方がいいですよ、たぶん」
紫と美咲紀が言い合って、一同はそれぞれ探索を開始した。
武道は、時計の時間と外の景色を見比べた。
時計は、先ほど楓と話した時とそう変わらずだが、
窓の外の景色はおそらく午後もすぎ、
これからゆっくりと黄昏時に向かおうといった雰囲気だ。
「時計はちゃんと動いてるんだけどなあ」
少なくとも時計は全くあてにならないことを再確認し、
武道は窓の外から視線を外した。
紫は、廊下全体を見て回っていた。
特に物があるわけでもなく、なんの変哲もない廊下だ。
全体的に荒れ果てていて、いかにも廃墟然としている。
足元の絨毯は、割れた窓から吹き込んだ風雨にさらされたのか
ところどころ色褪せていて、空虚な雰囲気を一層強くしていた。
他のメンバーの様子も見て、
なにか手伝えることがあるかと声をかけて回ろうと、
紫は廊下を探索しているメンバーの様子を見て回ることにした。
美咲紀と修は、ここまでの情報をより深く交換しながら
共に廊下を探索していた。
修は全体を細かに観察しながら、気になったところを注意深く調べていく。
各部屋の内側からの部分と、廊下側からの部分との広さを歩幅で比べたり
壁、天井、廊下の幅や高さなど、東館の廊下の雰囲気とも比較していく。
「あんまり、差があるとは言えないな。壁の厚さの誤差だろう」
「天井も廊下の幅も、東館と特に変わりないように思えますね~」
全体を見回したが、これと言って不可思議な点があるようにも思えなかった。
なんの変哲もない廊下だ。
美咲紀は、割れた窓に着目した。
割れたガラスの破片が図書館内にあれば
外からの圧力で割れたことに、
反対に、割れたガラスの破片が図書館外にあれば
中からの圧力で割れたことになる。
図書館の外に落ちた破片を内側から観察することができるかはわからないが、
少なくとも廊下に破片があるかどうかはわかるはずだった。
修と二人で、廊下の窓の周辺を調べて回る。
「シューくん、どうです?」
「図書館内には破片は落ちていないようだな。外のことは……わからない」
「私の見てきた方も、内側に破片はなかったです。
外側に落ちているのか、それとも誰かがお掃除したのか……」
常識の通用しないこの場所では、
この情報がどの程度の指針になるのかはわからない。
けれど、一応共有しておこうと決めたのだった。
楓も、廊下に隠し通路や抜け道がないか調べていた。
資産家の私設図書館、しかもサロンだの音楽室だの、
どう考えても趣味で作ったような部屋まであるのだ。
全人類の憧れである隠し通路、抜け道、隠し金庫、隠し部屋くらいは
あるのではないかと睨んでいるのだ。
あるとすれば、こういう一見何にもない場所が大本命だと踏んでいる。
しかし、なにもなさそうに見える壁を中心にあちこちを調べてみたが、
本当になにもなくて、楓は肩を落とした。
と、その時。
「おーいみんな、手伝ってくれないかな」
武道の声に、廊下を探索していた一同はなんだなんだと顔を上げた。
見れば、廊下の端で武道が絨毯の端を持って手を振っている。
「絨毯くらいしかないから、これを剥がしてみようと思って。
悪いけど、手伝ってほしいんだ」
「確かに、この距離の絨毯を志波君一人で剥がすのは大変よね」
「にしても、志波、結構ダイタンなことするんだな」
紫と楓がすぐに駆け付け、武道を手伝うことにする。
「確かに、この下になにかあるかもしれませんですしね!」
「俺たちも手伝おう。足元には気をつけてな」
美咲紀と修も手を貸して、五人で声を掛け合って一斉に絨毯を引きはがした。
絨毯の下から出てきた石造りの床はひんやりと冷たく
長年絨毯に覆われていたせいか、周囲の環境程には汚れていなかった。
もうもうと舞う埃に噎せかえりながら一同は絨毯をはがした床を探索した。
「見て、ここに何かあるわ」
紫が珍しく驚いたような声を上げ、皆自分の探索の手を止めてそちらを見に行く。
それは、廊下の隅に空いた穴だった。
見た目は、道の端に空いている排水溝の穴に似ている。
だが、ここは図書館だ。
当然雨は降らないし、廊下が水浸しになることもない。
こんなところに穴が開いている意味が分からない。
「なんですかねえ、これ」
「通風孔……にしては位置がおかしいな」
美咲紀と修も覗き込んで首を傾げている。
「どこまで続いてるかもよくわかんないな。
この下にもう一部屋あったりして」
冗談のつもりで言った武道の言葉に、しかし楓ははっとした。
先ほど、赤い部屋で発見した床下の食料貯蔵庫。
開けてすぐに木製の床が見えたのでそれで終わりだと早合点したが、
もしかして、あの下に何かあるのではないのだろうか。
赤い部屋には、今、樹とモニカが探索に行っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
白丸 あこ
前回シナリオ
ライブラリ・ラビリンス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月31日
参加申し込みの期限
2018年04月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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